バス持ちが使われる釣り方は?良い点、悪い点とケガを未然に防ぐための対策

海水、淡水の魚達を素手で掴むリスク、それは大きく、小型魚、大型魚であっても歯は存在するため、キケンを伴う持ち方です。

一般的にブラックバスはバス持ちと呼ばれる持ち方で釣り人からは持たれています。それは、ブラックバスの歯が奥にあるためとされていますが、本当はブラックバスのバス持ちもケガのリスクがあってキケンです。それは、ブラックバスにも手前に細かい歯が生えているから。

親指の皮が薄い初めの内は、ブラックバスを4、5回キャッチしただけで指はガッサガサになるんです。丁度、ヤスリで擦れる感覚に似ています。ひどい場合は皮が剥けて血が出ることもあります。そう、バス持ちの名に入るブラックバスのバス持ちもキケンが伴うことなんです。

じゃあ、なんでバス持ちをするの?と思われる方もいらっしゃることでしょう。バス持ちをする理由は実に様々。そこで、その理由に注目すると共に、メリット、デメリットについても触れて解説していきましょう。

そこで、レポ部では・・・
バス持ちが使われる釣り方は?良い点、悪い点とケガを未然に防ぐための対策
をレポートします。

バス持ちとは

バス持ちとは下顎の内側に親指をあてて個体をキャッチする掴み方です。理想のバス持ちはグッと親指を口内へと入れるのではなく、下顎に沿って指を寝かせて掴むこと。魚の横から下顎を沿うように持つことが理想です。バス持ちに慣れていない方は水面から個体を揚げる間際に理想の形でキャッチすることは難しいため、一旦、陸に個体を上げてから理想のバス持ちで掴むことをおすすめします。

フンガー持ち

今では、フンガー持ちという呼び方もあまり聞かれないようになってきました。フンガ-持ちは複数の個体を両手で持つことを言います。例えば、二匹の個体を片手に一匹、もう片手に一匹というように分けて持つ、また、三匹の個体を片手に二匹、もう片手に一匹というように複数の個体を分けて持つ仕草をフンガー持ちと呼ばれます。

バス持ちが利用される釣法

バス持ちが利用される釣法はバスフィッシングに限りません。バス持ちはその名の通り、ブラックバスの名から名付けられた持ち方ではあるものの、今では、ソルトウォーターゲームの幅広い魚種でも利用されています。ただし、これは、その釣り人がキケンでないと判断した個体に限るという一つの共通点があります。魚種の歯、顎の力を知らず、むやみにバス持ちをすることはケガに繋がってしまいます。絶対に止めるようにしましょう。

バスフィッシング

バス持ちの語源はバスフィッシングから来ています。バス持ちという名の通り、ブラックバスの名が一つの言葉としてそのまま名付けられており、バスフィッシングと言えばバス持ちで持つという一般的な認識がバサーの中では広まっているほど。ただし、ブラックバスも小さな細かい歯が生えているため、持ち方によってはケガをしてしまいます。

ロックフィッシュゲーム

ロックフィッシュゲームでもバス持ちが利用されています。例えば、キジハタ、カサゴ、メバルといった口が大きく開く魚。クロソイなどのソイ系にもバス持ちを利用される釣り人がいます。ただし、大きく開くとはいえ、大きい根魚には歯が揃っており、また、各ヒレには鋭い棘(トゲ)が隠されています。ケガをしてしまう可能性があるため、フィッシングツールを利用して掴むようにすることをおすすめします。

シーバス

成長段階の個体を含むスズキの総称として知られるシーバス。シーバスもバス持ちをされる釣り人を多く拝見します。しかし、シーバスの口周りにも細かい歯が並んでいるため、バス持ちをしてしまうと手をケガしてしまいます。シーバスはブラックバスよりも歯が鋭く、また、水上に出しても暴れまわるため、特にキケンが伴います。

ライトゲーム

アジング、メバリングなどのライトゲームでもバス持ちは利用されます。小さい個体が釣果として多いライトゲームでは個体の成長段階、つまり、歯が成長しきっていない小さい個体が釣果として多く、歯も小さく細かい物となります。アジ、メバル、カサゴ、これらのライトゲームの主旨とも呼べる魚達はバス持ちで持たれることの多い魚です。

バス持ちによるケガを防ぐためには?

ブラックバスのような小さく、細かい歯が揃う個体はケガを負うリスクこそありますが、持てないことはありません。ただ、釣りは遊びなのでケガをしてしまうリスクは避けたい事だと誰もがお思いのことでしょう。それでも、バス持ちでキャッチされたい方は以下の三つの方法を試してみてはいかがでしょうか。

指サック

元々、指サックは手に油が無い方が紙をめくる際にめくりやすいようにするために考案された物ですが、今では、様々な用途での活用が見込めるようになり、医療用サックや電気を通さない電子部品管理用の指サックも登場しています。中でも、おすすめするのは事務用の指サック。厚さのあるゴム(樹脂)で作られており、フィット感も良く、水の保護の役割も兼ねているため、防水性もバツグンです。

コクヨ 紙めくり 指サック 中 オレンジ 18mm 12本 メク-2B

天然ゴム
事務用指サック

メーカー:コクヨ
個数:12(個)
サイズ:中

親指、人差し指の保護に役に立つ事務用の指サック。厚みのある天然ゴムで作られた指サックでフィット感も良し。中サイズは女性の方向けの親指サイズ。大サイズは男性向けの親指サイズとなっています。

バンドエイド

有名どころとしてはバンドエイド。バンドエイドのダッシュ面の面を個体の歯に接するように親指の下面に貼り付けます。大きいバンドエイド程、保護する面が広くなるのでおすすめ。多少の防水性もあるため、釣り場では活躍してくれます。更に、バンドエイドの最大の良いところは通気性です。保護性が高い代わりに密度が高く、通気性が失われた指サックのように蒸れることはありません。夏場でも快適に利用することができます。

バンドエイド水に強いタフガードワイド15枚 J&J

バンドエイド
タフガード

メーカー:ジョンソン
個数:15(個)
仕様:防水フィルム

防水性を備えたバンドエイド。防水フィルム加工が施され、クッション性の高い厚手の布テープが使われています。また、水に負けない強力な粘着力を持つバンドエイドで水回りでも安心して利用することができます。

グローブ

一番の安心どころとしてはフィッシンググローブ。当たり前のことですが、グローブですので指サックやバンドエイドとは比べ物にならない程の保護力、耐久性があります。ただし、防水性はもちろん、耐久性、快適性・・・、様々な用途を視野に入れるのであれば、いかにグローブであろうとも悩む必要が出てきます。別途に揃える必要があるでしょう。

釣りではフィンガーレスと呼ばれるグローブが主体となっています。これは、手元の操作性を上げるため。しかし、バス持ちの保護として利用するのあれば、フィンガーレスは要注意。フィンガーレスタイプは親指がむき出しのタイプが多いため、保護を目的とするならばフィンガーレスタイプのフィッシンググローブは選ばないようにします。
ショーワグローブ 【軽作業用手袋】No.306 HOLD(ホールド) ブルー LLサイズ 1双

グローブ
ライトワークグローブ

メーカー:ショーワグローブ
サイズ:M・L・LL
素材:天然ゴム

軽い作業に向けたゴムグローブ。滑り止め加工の三層構造が施されたゴムグローブでシッカリとしたフィット感と軽さが魅力です。更に、発泡ゴム層によって内部にこもる湿気を外へと出すことができ、快適性をキープする優れもの。

バス持ちのメリット

バス持ちと呼ばれる持ち方はバスフィッシングだけでなく、ロックフィッシュゲーム、アジングなどのソルトウォーターゲームなどの様々な分野で利用されています。何故、バス持ちは広い分野で利用されているのか。その理由について注目していきましょう。

釣り針の外しやすさ

アゴを固定することで魚の口を動きを防ぎ、口を大きく開けて固定することで口内に掛かった釣り針を外しやすくすることができます。バス持ちをして口内を十分に開けたらプライヤーを使って口内に掛かった釣り針を外します。あっさりと外すことができますよ。

暴れにくい

バス持ちをすると重力に沿って下へと重さが加わります。水中で暴れるのとは逆に空気中で魚が暴れるには重力が加わるため、体力がある間しか暴れることはできません。暴れるのも水面から個体を出した少しの間。ただし、全く暴れないということはありません。掴みが浅い、また、甘かったりすると個体が少し暴れるだけで指から離脱してしまいます。

写真の写りが良い

バス持ちを行うことで、カメラ手前、釣り人の奥へと個体を見せることで、その個体を焦点として撮影することができ、綺麗に、且つ、大きく個体を見せることができます。釣りと呼ばれる遊びの主役は釣り人とその個体。中でも、バス釣りは個体の美しさと大きさを見せるために、体の正面に出して撮影される方を多く拝見します。

バス持ちのデメリット

バス持ちには良いところがあると同時に悪いところ、つまり、デメリットが存在します。ただでさえ、魚種が限られる上、デメリットも存在するため、わざわざバス持ちで持つ必要性があるのかどうか少し悩んでしまいます。メリットだけでなく、デメリットにも目を向けてリスクを知った上でバス持ちを行うようにしましょう。

鋭い歯、牙の魚はバス持ち不可

当たり前ではあるものの、鋭い歯、牙の魚はバス持ちすることができません。今では、アジング、メバリング、ロックフィッシュゲームなどのソルトウォーターゲームでもバス持ちが利用されるようになってきました。しかし、海の生き物は淡水系よりも競争率が激しく、より弱肉強食という言葉が相応しい水域。従って、成長の過程で鋭い牙、歯が生え揃い、天敵から守るために外皮が進化した個体も存在します。鋭い歯、牙の魚はバス持ちすることができません。必ず、バス持ちだけは止めるようにしましょう。

針が指に刺さる

バス持ちをすると予めフッキングしていた釣り針に親指が刺さりそうになることがあります。というより、バス持ちをしていれば、いずれは指に釣り針が刺さります。また、指に刺さった上で個体が暴れるとグイグイと釣り針が食い込んでいきますので、かなりの痛い思いをすることになります。

魚に負担が掛かる

バス持ちは魚に負担が掛かる持ち方としても有名です。体全体に負担が掛かる上、顎(アゴ)で体全体の体重を支えるため、特に顎に負担を掛けてしまいます。顎が外れるという表現は行き過ぎているものの、負担を掛け過ぎると顎が開いたまま(閉まらない状態)になるので個体にダメージを与えていることは間違いないでしょう。

危険だと判断した時はバス持ちは止めておこう!

バス持ちは便利な反面、キケンな一面もあります。何より、そのキケンな一面は釣り人自身に影響を及ぼすということ。歯、牙の鋭い魚、また、釣り人に何かしらのキケンを及ぼす可能性のある魚、そして、下顎のキケンと判断した箇所に釣り針が刺さっていた場合のバス持ちは止めて無理をせずに安全な釣りを楽しむようにしましょう。

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