尺サイズとランカーサイズの基準と大きさ | 画像付きで一覧表示【全16魚種】

釣り人は日々、大物との出会いを夢見ています。

大物と判断するための基準は人それぞれ。ただ、一般的に魚の種類毎に大物と定められた大きさ(サイズ)が存在し、ほとんどの釣り人はこの基準に沿って、その個体が大物か、大物に値しないかを判断しています。

ランカーサイズと尺サイズの両方の呼び方は大物と大物に値しないかを判断するための一つの言葉です。

今回、紹介するのは、ランカーサイズと尺サイズの意味と基準。実際に、大物個体を画像付き紹介しながら、一般的にランカーサイズと尺サイズのどちらが利用されているのかを明確にした上で注目します。

そこで、レポ部では・・・
尺サイズとランカーサイズの基準と大きさ | 画像付きで一覧表示【全16魚種】
をレポートします。

尺とランカーの意味

尺サイズとランカーサイズは全く別の意味を持っています。尺サイズとして使われる「尺」は《長さの単位》を示し、ランカーサイズとして使われる「ランカー」は《最大サイズの基準》を指しています。それぞれの意味と違いに詳しく注目します。

尺(しゃく)とは尺貫法(しゃっかんほう)と呼ばれる単位系の一つです。この「尺」は長さの単位に利用されており、同じ長さを表す単位として「里」や「町」「寸」などの今でも名残りのある単位があります。一尺は30.303(cm)を表し、尺貫法が使われなくなった今でも約30(cm)の長さとして使われることがあります。

尺サイズの使い方

釣魚における尺サイズの使い道としては30(cm)を超える個体に対して広く利用されています。尺サイズの対象となる個体は比較的に体の小さな魚種であることが多く、中型、大型魚の大型個体の場合は「尺」個体としては数えられない場合がほとんどです。

ランカー

ランカー(ranker)とは《順位》や《等級》のこと。釣りで利用されるランカーサイズは魚種毎に指定された最大クラスのサイズの基準です。ランカーサイズとは、あくまで目安なので、人それぞれによって基準が異なります。ランカーサイズの基準を自分で決めずに他の釣り人が釣った大きさを参考にすると同時に基準として捉える方もいます。

ランカーサイズの使い方

釣魚におけるランカーサイズの使い道としては大きな個体全般に利用されています。ランカーサイズは尺のように明確な長さを表す単位ではありません。あくまで、自分、他人の意見を参考にした大型個体の大きさを超える個体の大きさ(目安)を指しています。ただ、釣魚においては中型、大型魚の大型個体に対して利用される場合がほとんどで、ランカーサバやランカーキス等の呼び方ではあまり呼ばれることはありません。

30(cm)を超える個体は「尺物」と呼ぶ

尺貫法の長さを表す単位「一尺」は30(cm)を指します。ただ、一尺、二尺として数えることは少なく、一尺を超えた個体に関しては「尺物」や特定の個体を指し、尺アジ、キス、メバルというように造語が利用されます。

わずかに足りない・・・「泣き尺」

尺物は30(cm)を超える個体全般に利用されます。しかし、尺物に足りず、30(cm)未満の個体は「泣き尺」として呼ばれます。これは、わずかに一尺に足りない悲しさを釣り人の表情に例えた言葉です。

泣き尺の数値は曖昧です。それは、尺貫法の一尺の数値が30.303(cm)という複雑な数値を指すためで正確に泣き尺の数値を決定することができません。ただ、多くの釣り人が一尺を30(cm)と定めていることから泣き尺の数値は30(cm)未満、丁度、30(cm)を含まない数値として理解されています。

ランカー?尺?大物個体の呼ばれ方

初めて大物を釣り上げられた方、また、小型サイズの釣果しか経験が無い方は、自分でランカーサイズを導き出すことが難しく、他の釣り人が導き出した大きさを基準に釣りを楽しまれる方もいます。尺サイズは30(cm)という明確な長さが決められているものの、ランカーサイズは他の釣り人の意見を元とする基準となる大きさも存在します。そこで、釣魚毎のランカーサイズの基準、また、尺と呼ばれる釣魚の数々に注目します。

アジ

一般的な呼ばれ方

アジの30(cm)を超える大型個体は「尺アジ」として呼ばれます。アジは一尺を超えた辺りから大型個体として認識されます。尺アジの釣果報告は多く寄せられているものの、アジの場合は40、50(cm)の大型個体も確認されているため、大型のアジを専門に狙われている方の間ではランカーアジとしても呼ばれることがあります。

メバル

一般的な呼ばれ方

メバルの30(cm)を超える大型個体は「尺メバル」として呼ばれています。ライトゲーム、ロックフィッシュゲームと呼ばれる疑似餌を利用した釣法では尺メバルの釣果も広く寄せられています。メバルのランカーサイズは30(cm)を超える個体が一つの判断基準となり、これは、丁度「一尺」と同等の大きさになります。メバルは大きい個体で40(cm)の大型のタケノコメバルの存在が確認されています。

カサゴ

一般的な呼ばれ方

カサゴの30(cm)を超える大型個体は「尺カサゴ」として呼ばれています。オキアミやアオイソメを利用した穴釣り、また、疑似餌を利用するロックフィッシュゲームでは30(cm)を超える尺カサゴの釣果も広く寄せられています。一般的にカサゴは尺メバルとして呼ばれますがメバルと同様で30(cm)を超えた辺りからランカーサイズとしても認識されます。

キス

一般的な呼ばれ方

キスの30(cm)を超える大型個体は「尺ギス」や「尺キス」として呼ばれています。尺ギスは幻のキスと呼ばれる程に珍しい存在です。キス釣りは夏場が旬という認識から夏に行われますが夏のキスは小型のキスが多くあがります。逆に冬場のキスは越冬ギスと呼ばれており、秋の間に栄養を蓄えて成長した大型のキスが釣れる時期。この時期のキスは水温低下のため、移動範囲が狭く運動をしていません。丸々と太ったキスを狙える時期です。

カワハギ

一般的な呼ばれ方

カワハギは30(cm)を超える大型個体は「尺カワハギ」や「尺ハギ」として呼ばれています。大型のカワハギは水深深くにいると思われがちですが、実は10~20(m)の浅瀬でも釣り上げることができます。夏場のカワハギ釣りは狙い目で浅瀬の磯にいるカワハギで尺ハギの釣果が多く寄せられています。

シーバス

一般的な呼ばれ方
  • ランカー

スズキは80(cm)を超える大型個体はランカーサイズとして認識されています。60(cm)以上のサイズはスズキとしても呼ばれるシーバス。成長個体から20(cm)程の成長を遂げるには10年程の年月がかかると言われています。シーバスのランカーサイズに出会う確率は低く、その際のシーバスとのやり取りは貴重な経験になることでしょう。

ブラックバス

一般的な呼ばれ方
  • ランカー

ブラックバスは50(cm)を超える大型個体はランカーサイズとして認識されています。ただ、日本では40(cm)を超える個体も大型で40(cm)以上をランカーサイズとして捉える方、また、知識を収集して真ん中の45(cm)をランカーサイズとして位置付ける方もいます。ブラックバスの場合は70(cm)を超える個体の釣果も寄せられています。

【リアル&モコモコな魚たち!ゲームフィッシュぬいぐるみ】 キャビンクリッターズ - 「ブラックバス」

ぬいぐるみ
ブラックバス

大きさ:大
サイズ:44 x 11 x 10(cm)
素材:ポリエステル

ブラックバスにソックリな大型のぬいぐるみ。これを見るとアナタは釣りに行きたくな~る。対象年齢は三才から若い頃に戻りたい思いをお持ちの方へ。

マダイ

一般的な呼ばれ方
  • ランカー

真鯛(マダイ)は50(cm)を超える大型個体はランカーサイズとして認識されています。真鯛の20(cm)未満は小鯛(チャリコ)として呼ばれており、20(cm)以上になると真鯛として呼ばれるようになります。また、真鯛は釣魚として人気の高い魚種で50(cm)を超える大型個体の報告は数多く寄せられています。

釣り人からはお馴染みのマダイとチャリコ。このマダイとチャリコはタイ科に属する同じ種類のお魚。ただ、見た目は少し面影があるものの、体格、体色、体...

カマス

一般的な呼ばれ方
  • ランカー

カマスはランカーと尺の両方で呼ばれています。カマスは大きい個体の多いアカカマスは40(cm)を超える大型個体はランカーサイズ、ヤマトカマスは30(cm)を超える大型個体は尺カマスとして認識されています。アカカマス、ヤマトカマスは釣魚として親しまれるカマスで日本近海に広く生息しています。

キジハタ

一般的な呼ばれ方
  • ランカー

キジハタは40(cm)を超える大型個体はランカーサイズとして認識されています。高級魚として知られるキジハタはアコウとも呼ばれる存在で沿岸の浅瀬に生息しています。釣れることは珍しいという声もありますが意外と釣れてしまう釣魚です。ただ、ランカーサイズとなると話は別。特に、50(cm)の壁は難関で、このサイズを超えるキジハタと出会えることは滅多にありません。釣ることができればアナタはその日の勇者となるでしょう。

ランカー、尺以外で呼ばれる大型個体

ランカーサイズ、尺サイズと呼べる対象は全魚種に及びます。尺サイズとして呼ばれることが無い魚達も30(cm)付近であれば「尺」という単位が利用される場合もあります。それは、尺と呼ばれる単位が尺貫法に基づいて作られた単位であるだけに間違いではありません。ただ、ランカーサイズや尺サイズとは別に大きい個体を別の表現で判別、判断した釣魚達もいます。ランカー、尺以外で呼ばれる大型個体に注目しましょう。

アオリイカ

一般的な呼ばれ方
  • キロオーバー

アオリイカは1キロを超える重量級の個体を「キロオーバー」として認識されています。アオリイカの大きさは足の先端から胴の末端までの長さで測定されることは少なく、簡単な測りにぶら下げて1キロ単位で数えられます。1キロを超える重量級の個体はキロオーバーとして釣り人の間では表現されています。

タチウオ

一般的な呼ばれ方
  • ドラゴン

タチウオは120(cm)を超える大型個体は「ドラゴン」として呼ばれています。また、タチウオの長さは指で測られることが多く、タチウオの幅が指5本分を超えるとドラゴンサイズとして認識されています。ただ、人間の手の大きさは個人差があるので、タチウオの場合は長さで計測する方が一般的な方法です。

チヌ

一般的な呼ばれ方
  • 年無し

黒鯛(チヌ)は50(cm)を超える大型個体は「年無し」として呼ばれています。年無しとは個体のサイズが大きすぎて成長期間の予測ができない事を表現した言葉です。年無しは “としなし” や “ねんなし” とも呼ばれており、お爺さん(老成魚)を指しています。

ヒラメ

一般的な呼ばれ方
  • 座布団

ヒラメは70(cm)を超える大型個体は「座布団」として認識されています。60(cm)を超える個体は小座布団、また、80(cm)を超える個体は大座布団とも呼ばれており、大きいヒラメの平べったい姿から座布団のように広く大きい姿に例えられています。

アイナメ

一般的な呼ばれ方
  • ポン級

アイナメは30(cm)を超える大型個体は「ポン級」として呼ばれています。ポン級と呼ばれるのは瓶一本の大きさに見合った大きさに例えられた表現です。穴釣りではアイナメの釣果が数多く寄せられています。アイナメのポン級は珍しく、場荒れの少ない限られた場所でしかポン級のアイナメは釣ることができません。

ヘラブナ

一般的な呼ばれ方
  • 大助

ヘラブナは30(cm)を超える大型個体は「大助」として呼ばれています。ヘラブナ釣りでは40(cm)を超える個体と出会うこともあり、50、60(cm)を超える超大型のヘラブナの存在も確認されています。数十年の月日をかけて成長したヘラブナの大きさは60(cm)を超えるとか・・・。もはや、幻級のヘラブナと言わざるを得ません。

SOROY 本物そっくり 魚 抱き枕 ぬいぐるみ 飾り おもちゃ

抱き枕
リアルぬいぐるみ

大きさ:大
サイズ:80・100・120(cm)
素材:アクリル・コットン・他

ヘラブナにソックリな抱き枕。そのサイズはまさにランカークラス。120(cm)のヘラブナの抱き枕は圧倒的ボリューム感。本物にソックリな大型魚の姿をプレゼントに。

ランカーと尺の意味を使い分けよう!

ランカーサイズは大きい個体を判断するための基準、尺サイズは長さを表す単位そのものです。それぞれの意味は明確な違いがあるので使い分けに注意しましょう。とはいえ、大物との出会いは釣り人ならでのロマン。ランカーサイズ、尺サイズを目標として釣りにチャレンジして大物との出会いを存分にエンジョイしましょう。

スポンサーリンク