チャリコとマダイの違いは?サイズの基準、体長、見分け方を徹底比較!

釣り人からはお馴染みのマダイとチャリコ。このマダイとチャリコはタイ科に属する同じ種類のお魚。ただ、見た目は少し面影があるものの、体格、体色、体長、目の大きさに掛けては全く違います。

今回、紹介するのは、マダイとチャリコの違い、その見分け方、サイズによる呼び方の違いに至るまで注目していきます。もしも、マダイとチャリコの判別が出来ないとお思いの方はこの記事の内容を参考にして判別してみてはいかがでしょうか。

そこで、レポ部では・・・
チャリコとマダイの違いは?サイズの基準、体長、見分け方を徹底比較!
をレポートします。

チャリコとマダイの「大きさ」による呼び名

サイズ毎の呼び名
  • チャリコ:~20(cm)
  • マダイ:20(cm)~

明確なサイズの切り分けはありません。一般的の基準としては20(cm)未満はチャリコ。20(cm)以上はマダイと呼ばれています。また、成長期間(年齢)は真鯛の成長期間が1年で15(cm)、3年で25(cm)に成長することを過程すると20(cm)は2年程の期間を必要とします。つまり、成長期間での呼び分けとしては、2歳未満はチャリコ、2歳以上はマダイとして捉えることができます。(海域の水温の影響を考慮しない場合)

真鯛の成長は水温に影響する?

参考の短論文を読む限りでは真鯛の成長には水温が関係していることが分かります。高水温下で育つほどサイズが大きくなり、これは、高水温になればプランクトンが発生しやすい環境となり、カタクチイワシ等の餌がプランクトンを追い求めて活性化するため。必然的に餌の量が増えることが真鯛の成長に拍車を掛けているとの見方ができます。

参考 マダイ仔稚魚の成長 ・発育に及ぼす水温の影響について

それぞれの体格を比較してみると?

チャリコとマダイの違いをよく知るために体格、体色…、様々な体の部位を比較してみましょう。ジーっと観察するだけで普段から知り得なかったチャリコとマダイの違いが見えてきます。ちょっとした真鯛のウンチクを知識として得るために注目していきましょう。

チャリコ(若魚)

マダイの若魚「チャリコ」です。典型的なチャリコの姿をしています。体が小さいからか目は大きく見え、成魚のようにゴツゴツとした体格をしていません。また、薄っすらと横縞の模様が浮き出ています。この横縞の模様は成魚になるにつれて消えていくとされています。ただ、この横縞の模様は成魚と判断できる大きさでも消えていない個体もいるので過信は禁物。恐らく、大きさというよりも、年齢と共に消えていくものなのでしょう。

マダイ(成魚)

チャリコが20(cm)以上に成長すると真鯛クラス。こちらは立派なチャリコの成魚「マダイ」です。成長によって大きく、ゴツゴツとした立派な体系になりました。また、顔の大部分を占拠してた目が小さく見えます。先ほどの真鯛とは別の魚ではあるものの、稚魚の証である横模の模様も完全に消えている様に見えます。また、各鰭を見てください。歴戦の証なのか傷付いています。長期間、生きていた真鯛であることは確かでしょう。

防波堤、漁港で見かけるチャリコの真実

釣魚として有名なチャリコ。堤防、漁港、波止で見かけるチャリコ、マダイは養殖事業のために放流した個体である可能性があります。放流した個体を釣って持ち帰ってしまうと放流事業の意味を成しません。このような場合はリリースする必要性が出てきます。

マダイの放流が行われる理由

実は、マダイに限らず、様々な魚種が放流されています。放流する場合は稚魚であることがほとんど。魚達は人間のように形、姿そのままで産まれてきません。卵である期間があり、その期間にほとんどの卵が他の肉食魚の存在によって食べられてしまいます。もちろん、孵化しても、餌がその場になければ稚魚ですら生きられない、そんな過酷な状況に魚達は日々、置かれています。そこで、予め、孵化した稚魚を放流することで、成魚になった際の地域の漁獲数、漁獲量を増やそうという試みが行われています。

リリースのサイズの基準

リリースの基準
  • ~18(cm)

リリースするサイズは明確に決められていません。チャリコとマダイの判断基準が無いようにリリースサイズも曖昧。つまり、リリースする釣り人の気持ち、意思決定ということになります。ただ、極端に小さければ食べ応えがありません。18(cm)未満の真鯛はリリースするというように、予め、決定しておくとスムーズに釣りが進みますよ。

ドレス(DRESS) ディノグリップ LD-GR-5008 ライムグリーン

ドレス
ディノグリップ

全長:246(mm)
重量:84.5(g)
素材:ガラス強化ナイロン樹脂

釣りメーカー「ドレス」のフィッシュグリップ。ディノグリップは軽量で頑丈、小魚を取り扱う上で重宝します。手で触ること無く、魚をキャッチ、そのまま離すことでリリースに持ち込むことができます。

リリースを決めたら入れ物に入れない

リリースをする際はクーラーボックスや活かしバケツに入れてはいけません。直ぐにその場でリリースします。クーラーボックスに入れて最後にまとめてリリースしようとお考えの方もいらっしゃいます。ただ、その場合、個体が生きていたとしても多大なダメージを受けてしまいます。長生きしてもらうために、釣れたら即リリースを心掛けましょう。

チャリコ、マダイに似る魚達

一見、マダイに見えても真実は別。同じタイ科の生き物はマダイとよく似た姿をしています。これから注目するのは、マダイと間違えやすいタイ科の生き物たち。実際に、釣魚として有名な魚達を例に挙げてご紹介していきます。

海のプリンスとも呼ばれる存在のマダイ。その凛々とした姿を見かけるだけで一日を爽やかに送ることができる。とも、言われるほどに縁起の良い魚として日...

チダイ

マダイとチダイはよく比較される魚。マダイに瓜二つと言いたいところですがよく目を凝らしてみると違います。まず、尻尾の先端が真鯛のように黒みがかっていません。また、鰓(エラ)に赤みを帯びています。チダイとマダイ、両方似たタイ科の生き物なので間違えないようにしましょう。

レンコダイ

見るからにマダイの稚魚「チャリコ」にそっくりな姿をしています。しかし、レンコダイという全く異なる魚です。レンコダイの最大の特徴は黄金のような鮮やかな金色を体内に帯びていること。口上、背中、尻尾…、多くの部位が鮮やかな色をしています。

コブダイ

赤い体とゴツゴツとした体格。その姿は海の番長そのもの。体色が赤色なだけにマダイと勘違いされる方もいるようです。しかし、コブダイは名前の通り、頭の上のコブがあり、このコブが非常に目立つことから間違えることは少ないでしょう。

アマダイ

釣魚としてお馴染みのアマダイ。赤みを帯びた姿はマダイに似ています。また、マダイのように体の中心付近に横縞の模様もあります。しかし、頭から尻尾にかけて滑らかな下向、分厚い唇に大きいヒレ。マダイの姿とは似ていません。

ヘダイ

マダイの稚魚は黒みがかった個体もいるのでヘダイの稚魚と見分けが付かない場合があります。ヘダイは成長する程に黒い体色、マダイは成長する程に強い赤い色へと変化します。ヘダイとマダイの稚魚はよく似るので間違えないようにしましょう。

マダイ釣りを楽しもう!

防波堤、堤防、漁港、広い範囲にマダイは住んでいます。大きいサイズになると40(cm)を超えるため、釣り人としての楽しみ方も広がるのでは無いでしょうか。マダイとチャリコ、それぞれの違いを知ることで更にマダイの事が好きになれますように。

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