
ソフトケースは折り畳むことができるもの、また、自立する力が無くグニャと降り曲がるもの。そして、ハードケースは自立し、硬く、頑丈であるもの。セミハードケースはソフトケースとハードケースの中間に位置する硬さ、利便性を秘めたもの、このようにロッドケースは大きく分けると3つのタイプが登場しています。
その位置決めはロッドケースの軟らかさ、硬さによって決められています。また、その硬さ、軟らかさを決定付けるのは素材です。軽量で雨に強いナイロン。スレに強いネオプレーンが使われたロッドケースまでと様々。
今回、フォーカスを当てるのは軽量で持ち運びに便利な「ソフトケース」と呼ばれるロッドケースの数々。今、人気の携帯性を秘めたロッドケース10個に注目していきます。ロッドケースの選択にお悩みの方の参考になれば幸いです。
そこで、レポ部では・・・
ロッドケース【ソフト】10選!荷物にならない竿入れならコレ!
をレポートします。
軟らかいロッドケースの良いところ

ソフトケースはハードケースのように頑丈にできていません。それは、携帯性を重視した設計だからです。より軽い素材を利用し、薄く設計されたソフトケースは折り畳むことも可能。限られたご家庭のスペースを有効に使うことができ、ロッドケースの性能によっては釣行時に折り畳み、リュックやカバン内に収納することも可能です。
ソフト、セミハード、ハードの違いとは?
ロッドケースの種類は大きく分けて三種類。ソフト、セミハード、ハードケースに分かれています。釣り入門者の方がよく選んでしまうのはソフトケース。コ...
ソフトタイプのロッドケース10選

携帯性を備えたソフトタイプのロッドケースには様々な性能と機能を持ったケースが登場しています。商品によってはソフトケースに使われる従来の素材を変更し、より軽く、強固な素材を用いたロッドケースまで。アナタはどのソフトケースを選択しますか。そこで、いろんな性能、機能を持ったロッドケースに注目します。
ポータブルロッドケース

No.1
ポータブルロッドケース
メーカー:ダイワ
素材:ナイロン
サイズ:160・130・140(cm)
ダイワから登場したポータブルロッドケース。素材はナイロン素材。クッション性の高い発泡素材が内臓されており、ソフトタイプでありながら竿を保護してくれます。竿の太さにもよりますが複数の竿を収納することも可能。また、ショルダーパットも付いています。肩掛けもできますよ。
ソフトロッドプロテクター CP-1208

No.2
ソフトロッドプロテクター
メーカー:タカミヤ
素材:ナイロン
サイズ:107(cm)
タカミヤから登場したソフトロッドプロテクター。ポリウレタン素材を利用しているのでケースの上下はクッション性有り。また、リールを付けて移動できるようにスリットが入っているのでランガン時や仕掛けを家で組んだ状態で釣り場へと向かうことができます。機能性を重視したロッドケースです。
ソフトロッドケース

No.3
ソフトロッドケース
メーカー:ファインジャパン
素材:ナイロン
サイズ:125(cm)
ファインジャパンから登場するソフトロッドケース。カモフラージュを主体とした様々なカラーバリエーションから選択可能。大型のロッドケースで沢山の竿を収納することができます。中心から下部に沿って厚みがあるのでリールを付けたまま収納することも可能。どうしても、シングルタイプのロッドケースと比べると厚みが出てしまいます。家族連れや簡単な趣味として釣りを始めたい方に強くおすすめする竿入れです。
ソフトロッドプロテクター

No.4
ソフトロッドプロテクター
メーカー:H.B concept
素材:ナイロン
サイズ:38・45・100(cm)
H.B concept から登場したロッドケース。素材はナイロン素材。かなりの伸縮性を持ったロッドケースです。10(cm)はゆうに伸びるようでアバウトに収納することができます。ただ、穂先が繊細な竿を収納する際には注意が必要。伸びるということはゴムのように頂点に達するほどに反発力も強くなります。竿のサイズに近いサイズを選ぶようにしましょう。
ソフトロッドケースDX

No.5
ソフトロッドケースDX
メーカー:プロマリン
素材:ナイロン
サイズ:130(cm)
浜田商会から登場したソフトロッドケースDX。ウレタン素材が内部に入っているのでクッション性有り。素材自体は柔らかいものの、シャープな作りでロッドケースとしては硬固なイメージを払拭したような作り。コストパフォーマンスも良いので価格は妥協したいけど性能は妥協したくない、このような方におすすめします。
ストレッチロッドカバー

No.6
ストレッチロッドカバー
メーカー:浜田商会
素材:ナイロン
サイズ:110(cm)
浜田商会から登場したストレッチロッドカバー。伸縮性のあるロッドケースで110~130(cm)程の伸縮性を持ち合わせています。生地自体にも程々の厚みを持っているので保護性能もあると思います。触り心地もフワフワ。ただ、むき出しの竿の場合には少し不安が残るかもしれません。110(cm)未満の竿か、穂先がカバーされた振り出し竿の利用をおすすめします。
ロッドケース A-0004

No.7
A-0004
メーカー:タカ産業
素材:ナイロン
サイズ:110(cm)
タカ産業から登場するロッドケース。ランガン用のロッドケースです。素材はナイロン。ロッドケース自体はコンパクトに折り畳むことができます。また、ランガンを意識して設計されたためか、リールを付けたまま歩行、走行することができます。カラーバリエーションも豊富に用意されているので悩みますね。
モバイルロッドケース

No.8
モバイルロッドケース
メーカー:バレーヒル
素材:ネオプレーン
サイズ:190(cm)
バレーヒルから登場するモバイルロッドケース。ソフトでありながもハードケースの良いところを取り入れた画期的ないアイテムです。底部はハードケースのように硬質な設計。ハードカバーで作られています。また、高級感のあるネオプレーン素材で作られています。ネオプレーン素材はウェットスーツやタイヤ、ホースに使われる素材。頑丈でスレによる耐性を持っています。磯などのハードな環境に対応した携帯性のあるソフトケースです。
フローティングソフトロッドケース

No.9
PT-4010
メーカー:プロトラスト
素材:ナイロン
サイズ:130(cm)
プロトラストのソフトロッドケース。地磯でも安心の性能を持ったロッドケースです。底面はハードケースのような硬質な仕様。ショルダー、底部を除いた片面ファスナーで大っぴらに開くことが可能。また、幅50(cm)もある中心部にはタオルや小物の収納スペースが確保されています。複数本の竿が収納可能な中型ソフトロッドケースです。
ロックトラバース ロッドカバー

No.10
RC-245Q
メーカー:シマノ
素材:クロロプレン合成ゴム
上部パーツ 14×85(cm)
下部パーツ 16×35(cm)
シマノのロッドケース。ディップ側とロッドエンド側の2パーツに分かれたロッドケース。複数本のルアーロッドの収納に対応し、1本の収納でもベルクロテープによる締め込みで安心。しかし、1本だと隙間が出てしまうので、キッチリと隙間無く持ち運ぶには複数本のロッドの収納が最適。オシャレに持ち運ぶことができます。
ロッドケースと一緒に!保護力の向上!

ソフトタイプのロッドケースはハードケースやセミハードケースと比べると竿の保護力が落ちてしまいます。それは、軽さを重視する余り、軟らかい素材、また、使われる生地が薄いから。そのために持ち運びには便利ですが保護力の面では劣ってしまいます。少し心配な方はソフトタイプのロッドケースと併用することでお持ちの釣具の保護力を高めることができます。それらのアイテムをご紹介していきましょう。
リールカバー

リール
SP-SH
メーカー:ダイワ
素材:クロロプレン
サイズ:約17×28(cm)
ダイワのリールカバーです。サイズの大きいソフトロッドケース、また、中心から下部に膨らみのあるロッドケースはリールをそのまま内部に収納できるようになっています。しかしながら、内部でリールと竿が擦れ合うことで双方が破損してしまうトラブルが多いのも事実。そんな時はクッション性の高いリールカバーを利用することで双方の衝突を和らげることができます。
ティップガードカバー

穂先
PX-97740
メーカー:プロックス
素材:ナイロン
サイズ:40・55(cm)
プロックスのディップガードカバー。ディップを保護するためのカバーです。ソフトロッドケースは収納に便利ですが携帯性を重視するあまり、クッション性がどうしても劣ってしまいます。竿の収納でダメージを受けやすい部分は穂先、つまり、ディップ部分です。ディップガードカバーを付けることでディップの保護を強めることができ、竿の破損を防ぎます。
機能性の高いロッドケースは「ソフトタイプ」だ!

ソフトタイプのロッドケースは持ち運びに便利。つまり、ちょっとした釣行時や釣り場を頻繁に変更する方におすすめのロッドケースです。ランガン時の釣行、足場の安定した堤防や波止等の釣りでは役に立ってくれるでしょう。また、電車、徒歩、自転車、車、全ての移動手段で快適に利用できる汎用性の高いロッドケースと言えるでしょう。