PEラインのメリットとデメリットを徹底解剖!【保存版】

ナイロンライン、フロロカーボンライン、PEライン、エステルラインの四つの釣り糸の中で最も「直線強度」が高い釣り糸はPEラインです。直線強度とは釣り糸を直線で張った状態で徐々に左右に広げて力を加えていき、釣り糸が切れる時の最大の強度を計測したもの。

直線強度が高ければ細い糸でも大物を視野に入れることができます。つまり、これは釣りという遊びにおいて絶対的な安心感を得られるということ。しかし、PEラインには良いところだけでなく、悪いところも存在します。

今回、紹介するのは、PEラインのメリットとデメリットについて。PEラインは釣り上級者に利用される傾向にあります。その理由について詳しく迫ります。

そこで、レポ部では・・・
PEラインのメリットとデメリットを徹底解剖!【保存版】
をレポートします。

PEラインとは?

PEラインは複数の糸を一本の釣り糸にしたもの。一つ一つの糸はポリエチレン素材で作られており、四本、八本、十二本の三通りの本数で一本の釣り糸を作っています。複数の糸を一本の糸に集約したPEラインは直線強度が自慢。製品によるものの、ナイロンライン、フロロカーボンラインの約二倍~四倍の直線強度を持った釣り糸です。

PEラインのメリット

PEラインの最大の強みといえば直線強度。ただ、PEラインは強い直線強度の他に数多いメリットが存在します。ナイロンライン、フロロカーボンライン、エステルラインを選択する前にPEラインが持つメリットそのものについて知っておきましょう。

釣り糸の中で最も直線強度が高い

PEラインの最大の強みは、やはり、強い直線強度です。その強度はナイロンライン、フロロカーボンラインの約二、四倍になり、魚に引っ張られた時の高負荷にも耐えることができます。通常、糸を束ねるほど、一本に束ねたPEラインの強度は増していきます。現在では4本、8本、12本縛りのPEラインが出ています。

感度に優れる

PEラインは全く伸びが無いというわけではありません。多少の伸びがあるものの、ナイロンライン、フロロカーボンライン、エステルラインと比べると伸びが少ない釣り糸です。つまり、釣り糸を張った状態での手元に伝わる感度をより感じ取ることができます。

多い量の釣り糸をリールに巻ける

ナイロンライン、フロロカーボンラインと比べて、PEラインは細くても強い直線強度を得ることができます。つまり、ナイロンラインやフロロカーボンラインの釣り糸で出せる直線強度をPEラインはより細い釣り糸を利用して出せるということ。リールに巻ける釣り糸も細くなるほど多く巻けるのでPEラインはナイロンライン、フロロカーボンラインと比べて多い量の釣り糸をリールに巻くことができます。

飛距離が出る

PEラインはフロロカーボンラインやナイロンライン、エステルラインと比べて軽い釣り糸。仕掛けを遠投する際にはその仕掛けの重さにつられるように放出されます。釣り糸が軽いことで仕掛けの遠投力に極力、影響を与えずに投げることができるので、理論上は他の釣り糸よりも飛距離を稼ぐことができます。

水を吸わない

ポリエチレン素材は吸水性がありません。つまり、PEライン自体は膨張を起こすことが無く、劣化もしにくい素材です。ナイロンのようにメンテナンスを頻繁に行う必要はありません。ただし、複数の糸を束ねたPEラインは一本一本の釣り糸の中に水を絡めとってしまいます。水を吸ったように見えますが乾かせば直ぐに元通りになります。

糸から出るクセが少ない

PEラインはナイロンライン、フロロカーボンライン、エステルラインと比べて糸癖が付きにくい釣り糸です。PEラインにはしなやかな釣り糸でコシがありません。また、クセによる抵抗をガイドに極力与えずに遠投することができます。

PEラインのデメリット

PEラインはメリットだけを備えた最高の釣り糸というわけではありません。それぞれの釣り糸がそうであるように良いところと悪いところが存在します。そこで、PEラインのデメリットと言われる部分について注目します。

些細な傷に弱い

PEラインは複数の糸を一つの糸に束ねたマルチフィラメント。一本一本の釣り糸は細く、その一本に傷が付いてしまうと直ぐに切れてしまいます。つまり、複数の細い糸である限り、耐久性はありません。また、細くなるほど根ズレに対する耐久性が落ちてきます。

PEラインは高価

PEラインはナイロンライン、フロロカーボンラインと比べて高価です。製品によるものの、新参のエステルラインよりも高いPEラインも見られます。高価という位置付けは上級者向けと言われる原因の一つでPEラインには気軽さがありません。釣り入門者の方はPEラインを選択する上で、まず、価格帯に妥協しなければいけないことでしょう。

潮、波、風の影響を受けすぎる

PEラインは水の比重よりも軽い釣り糸。仕掛けが軽ければ波や潮の影響を受けてしまいます。また、遠投する際には風の影響も受けてしまうので、風が強い状況では手で調整をしないと糸ふけの放出が止まりません。釣り入門者の方は使いにくい一面を持っています。

摩擦に弱い

PEラインは瞬間的に発生する熱に弱い釣り糸。摩擦に弱いのもデメリットの一つ。PEラインはリーダーと直結することも多い釣り糸ですが、直結する際には摩擦が発生します。この際に強度が落ちると言われています。防ぐには摩擦熱を防ぐこと。海水にPEラインを濡らすと摩擦熱による劣化を防ぐことができます。

中級者から上級者向けの釣り糸

最近の釣り糸にはPEラインにリーダーを直結して利用します。ご存知の方もいるかもしれませんが、これは、PEラインの貧弱性をリーダーで補うためです。PEラインは数多いデメリットが存在するものの、他のリーダーの性質を合わせることで使いやすい釣り糸へと変化させることができます。PEラインは上手にタックルバランスを組むことでデメリットを感じさせない使い方ができる熟練者向けの釣り糸だと言えるでしょう。

デュエル(DUEL) ライン(PE): HARDCORE X8 200m 1.2号 : 1m5mマーキング&10mカラーチェンジ

デュエル
エックスエイト

シリーズ:ハードコア
内容:200(m)
サイズ:1.2(号)

デュエルのエックスエイト。幅広いサイズラインナップを備え、強度においても納得。10(m)毎にラインのカラーが変化するマーキングシステムが付いています。釣具屋さんにも置いてあることが多い釣り糸で重宝しています。

好感度で高強度!飛距離も向上させる欲張りライン!

PEラインはリーダーで対策さえすれば万能ラインに化けます。比重が軽いので使いにくい面もありますが、メリットだけを見れば、好感度で高強度、また、飛距離UPにも貢献してくれる素晴らしい釣り糸と捉えることができるでしょう。

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PEラインを使ってみよう!

PEラインは少しお高い釣り糸です。しかし、PEラインで得られるメリットは大きく、その最大の強みである直線強度を釣りに取り入れれば、細いラインでより大物を釣り上げることができるでしょう。是非、PEラインを釣り糸として使用する際にはメリットとデメリットを予め知った上で利用してみてはいかがでしょうか。

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