ナイロンラインのメリットとデメリットを徹底解説!【保存版】

一般的に釣りで利用されている道糸は、ナイロンライン、フロロカーボンライン、PEライン、エステルラインの四つ。それぞれのラインが個性や強みを持っていることはご存知かと思います。ただ、良いところだけを見て選ぶのは簡単なことですが、悪いところを踏まえるとなると妥協しなければいけない面もあると思います。

しかし、悪いところを踏まえた上でラインを選択すれば納得の行く釣りを楽しむことができることは間違いないでしょう。ラインによっては巻き直しが利かないこともあるので、ご自分の釣法に合ったライン選びは慎重に行わなければなりません。

そこで、今回、紹介するのは、ナイロンラインのメリットとデメリット。また、ナイロンラインの利用をおすすめする釣法について。その理由とナイロンラインのアレコレをイラストと一緒に紹介していきます。

そこで、レポ部では・・・
ナイロンラインのメリットとデメリットを徹底解説!【保存版】
をレポートします。

ナイロンラインとは?

ナイロンラインはナイロン樹脂(ポリアミド)で作られた釣り糸。釣り入門者の方が初めて手にするラインとして一般的に知られています。使い捨てではあるものの、価格はナイロンラインを含め、フロロカーボンライン、PEライン、エステルラインの四つのラインの中では一番に安価。手を出しやすいラインと捉えることもできるでしょう。

ナイロンラインのメリット

フロロカーボンライン、エステルラインと複数のラインがあるように、それぞれのラインには良いところや悪いところが存在します。ナイロンラインは使いやすいラインと言われている理由は根本的にナイロンラインの性質にあります。そこで、ナイロンラインを使用する上でのメリットに注目します。

ラインの中で一番に安い

ナイロンラインは、フロロカーボンライン、PEライン、エステルラインの中では一番安いライン。高くても1000円程の価格帯で販売されているので取っ付き易いラインと言えます。また、巻かれているナイロンラインの量も多いので釣具に完璧を求めない方はナイロンラインの安さが光ることでしょう。

ナイロンラインは伸びる

一見、デメリットにもなるナイロンラインの伸び。実はデメリットだけではありません。伸びはクッションの役割を果たしてくれるので、合わせ時の口切れを防いだり、また、ハリスのラインブレイクをクッションによって防ぐことができます。

ほどほどの張りを持っている

ナイロンラインは弾力があります。ナイロンライン自体が程よい硬さを持っているので曲がるほどに弾力が増し、ライン同士が弾かれます。つまり、ライン同士の絡み合いが少なくなるということ。ライントラブルが起きにくいだけでなく、ライントラブルが起きたとしても解消しやすい利点を持っています。

フロロカーボンと似た強度

もちろん、製品にもよりますが一般的に強度が高いフロロカーボンラインと比べて同サイズのナイロンラインではナイロンラインの方が強度の点において勝っていることもあります。また、双方の強度は太さによって変化します。フロロカーボンラインはしっかりとしたラインですがナイロンラインの劣化前の強度においてはナイロンラインと然程変わらないことになります。メンテナンスを怠らなければ満足した使い方ができるでしょう。

スプールに馴染みやすい

ナイロンラインはフロロカーボンのように強い張りがある硬いラインということではありません。どちらかというとスベスベしたしなやかなライン。程よい硬さでしなやかさを持ったナイロンラインはリールのスプールによく馴染んでくれます。ラインを巻く上ではスムーズに巻くことができるでしょう。

魚への違和感を減らす

ナイロンラインは数あるラインの中で最も伸びるライン。魚が仕掛けに食い付く際にその伸びによって衝撃を吸収し、フッキング時の魚の違和感を軽減することができます。魚への食い込みが良いので突っつくように捕食する魚、また、慎重に餌を捕食する魚にはナイロンラインを道糸として利用します。

飛距離が出る

ナイロンラインはしなやかで柔らかいライン。つまり、ナイロンラインが放出される時には摩擦抵抗が少ないのが特徴的です。また、ナイロンラインの比重は「1」を少し超える程度。ラインの中では軽い部類に入るので、それないの飛距離を稼ぐことができます。

ナイロンラインのデメリット

他のラインと比べると汎用面が高いナイロンラインですがナイロンラインは良い面だけではありません。良いところもあれば悪いところも存在します。そこで、ナイロンラインを使用する上でのデメリットに注目します。

傷みやすい

ナイロンラインは耐光性がありません。傷みやすいラインです。また、ナイロンラインは微量の水分を吸収します。質の悪いナイロンラインだと釣行後にカピカピになることも。デリケートなラインであることを覚えておきましょう。

根ズレに弱い

ナイロンラインは使っていると段々と劣化していきます。伸びきったナイロンライン、また、紫外線に照らされ続けたナイロンラインは劣化が進むにつれて脆くなり、根ズレに弱くなります。これは、リーダーでも同じことです。

感度が低い

ナイロンラインは伸びてしまう性質上、感度において他のラインよりも不利な状況を作ってしまいます。魚の当たりが感じ取りにくいので小さな当たりを捉える釣り方にはおすすめできません。

フロロカーボンラインと比べると摩擦に弱い

摩擦に弱いと言われているのはフロロカーボンラインと比べてのこと。勘違いされがちですがナイロンライン自体は摩擦に強いラインです。ポリアミド合成樹脂の一つであるナイロンと呼ばれる繊維は昔は登山用のロープとして利用されているほど摩擦力に強い合成繊維でした。ただ、ナイロン繊維は水分を吸ってしまい、時間の経過と共に劣化してしまいます。摩擦の抵抗力が劣化によって落ち、直ぐにラインブレイクを起こしてしまいます。

メンテナンスが必要

ここぞ!という場面でラインブレイクを起こさないように釣行後にはメンテナンスが必要となります。海水に浸かったナイロンラインは乾燥するとカピカピに劣化するのでカットすること。余分にカットしておけばスプールに巻いた他のナイロンラインへの海水の影響も少なくなります。

ナイロンラインをおすすめする釣り方は?

ナイロンラインをおすすめする釣り方は波の流れに反さないように自然に釣るふかせ釣りやウキ釣り、また、バス釣りやチニング等の水面に浮くルアーを利用するトップウォーターゲームではナイロンラインの浮力によってルアーそのものに与える影響が少ないのでルアーの動きを妨げずにアクションを行うことができます。釣り具にお金を掛けたくない方や日々のメンテナンスが面倒で無い方にナイロンラインはおすすめします。

ダイワ(Daiwa) ナイロンライン ジャストロン DPLS 500m 2号 クリアー

ダイワ
ジャストロン

タイプ:平行巻
内容:500(m)
カラー:クリアー

ダイワのジャストロン。平行に巻くことでライン同士の干渉を防いでいます。ラインのムラが発生し辛く、押しつぶされることはありません。ナイロンラインのそのままの品質を保つことができます。

ナイロンラインの使いどころ

ナイロンラインはクッションの役割を持った釣り糸。伸びる性質はデメリットにも成りえますがメリットとしても活かすことができます。また、ナイロンラインは数ある釣り糸の中で一番に安いライン。手を出しやすい釣り糸だと捉えることができるでしょう。

他の釣り糸のメリットとデメリット

細い釣り糸を利用して釣る「アジング」や「トラウト」に利用されることの多い釣り糸。それがエステルラインです。しかし、エステルラインの用途はアジン...
ナイロンライン、フロロカーボンライン、PEライン、エステルラインの四つの釣り糸の中で最も「直線強度」が高い釣り糸はPEラインです。直線強度とは...
ナイロンライン、フロロカーボンライン、PEライン、エステルラインの四つの中で最も耐摩擦性に優れるラインであるフロロカーボンライン。しかし、フロ...

ナイロンラインを使ってみよう!

ナイロンラインのメリットとデメリットについて注目しました。ナイロンラインのメリットを活かせば特定の釣りにおいて絶大な効果を発揮することができます。逆にナイロンラインのメリットが特定の釣法では悪さをしてしまうことも。ナイロンラインのメリットを上手く生かすことができれば満足する釣果が得られることでしょう。

スポンサードリンク