水槽用のバックスクリーンの中で一番に安価と名高いコトブキのリバーシブルスクリーン。このリバーシブルスクリーンは名前の意味の通り、両面カラーで双方のお好きな色を水槽のバックスクリーンとして利用することができます。
できるだけ、アクアリウムに掛かる道具を節約したい方はコトブキのリバーシブルスクリーンを利用するのも一つの選択肢。このサイトでは安価な道具を基本にアクアリウムを始めています。コトブキのリバーシブルスクリーンはこのサイトの主旨にぴったり。
今回、紹介するのは、コトブキのリバーシブルスクリーンを利用した貼り付け方法。100均で購入したコレクションボックス水槽にバックスクリーンを貼り付けていきます。コレクションボックス水槽への加工から貼り付けまでの工程を解説していきましょう。
もくじ
リバーシブルスクリーンとは?
リバーシブルスクリーンはコトブキ工芸から出た両面カラーのバックスクリーン。サイズは450、600、900、1200の四つ。それぞれのカラーはブルーとブラックで統一されており、水槽のレイアウトを際立ててくれます。シールタイプでは無い貼り付けタイプ。簡単にブラックとブルーの双方のカラーを取り換えることができます。
リバーシブルスクリーン
用意するもの
- リバーシブルスクリーン
- カッター
- 定規
- 紙やすり
- シャープペンシル(テープ)
コレクションボックス水槽にバックスクリーンを貼るには、まず、大きすぎるリバーシブルスクリーンをコレクションボックス水槽の背面のサイズに合うようにカットしなければいけません。カットする工程で必要な道具は全部で五つ。早速、始めていきましょう。
バックスクリーンを貼る作業工程
まず、コレクションボックス水槽の背面のサイズを計測します。コレクションボックスのふくらみを帯びた方が前面、帯びていない長方形の面が背面。この時の背面のサイズを測定します。コレクションボックスの背面の縦のサイズが12.0(cm)、また、横のサイズが33.8(cm)です。このサイズに沿ってバックスクリーンをカットします。
12.0(cm)の目印を付けてカットする
定規とテープ、または、シャープペンシルを利用して目印を付けます。シャープペンシルを利用する場合は芯を出さずに跡だけを残すように目印を付けると良いでしょう。おすすめはテープで目印を付ける方法。何回もやり返しが利くのでおすすめします。目印を付けたら目印に定規を添えてカッターでカットしましょう。
33.8(cm)の目印を付けてカットする
同じ要領で目印を付けます。テープ、または、空のシャープペンシルで目印を付けて定規を添えてカットします。おおよその値であれば34.0(cm)、コレクションボックスの背面に正確に貼り付けたい方は33.8(cm)でカットすると良いでしょう。
カットすると…
綺麗にカットできましたか?縦のサイズを12.0(cm)、また、横のサイズを33.8(cm)でカットすると画像のような感じになります。最終確認としてカットしたリバーシブルスクリーンのサイズに誤りがないかをチェックしておきましょう。
コレクションボックスのバリを取る
コレクションボックスに貼り付ける前にコレクションボックスのバリ取りを行います。コレクションボックスの背面上部には突起(バリ)が存在します。そのバリを紙やすりを利用して滑らかにします。必ず、上部のバリ部分だけに紙やすりを使用してください。背面の平面にやすりを当てて擦らないようにしましょう。以上で下準備は完了です。
貼り付けはテープでok!
前項目の作業工程が終われば貼り付けの作業に移ります。といっても、貼り付けは加工したリバーシブルスクリーンの両サイドにテープを貼って水槽に固定するだけ。あっという間にバックスクリーンを貼ることができちゃいます。簡単ですよね。
青色のバックスクリーン
青色のバックスクリーンにするとこんな感じ。明るさが出て良い感じになりました。ただ、コレクションボックスにバックスクリーンを貼り付けると奥行が無いので少し狭く感じるような気もします。
黒色のバックスクリーン
青色のバックスクリーンはコレクションボックスに明るさをもたらしてくれます。逆に黒色のバックスクリーンはシックな印象。落ち着きのあるカラーで大人向け。ただ、LEDの無い状態での黒色のバックスクリーンは日中でも暗く見えてしまいます。
リバーシブルスクリーンを使ってみよう!
バックスクリーンをコレクションボックスに付ける方法を紹介しました。人によっては奥行が無いコレクションボックスが更に狭く感じることに。ただ、コレクションボックスは元々、サイズが小さいので当たり前のようにも思います。おそらく、コレクションボックスにバックスクリーンを貼り付け、LEDライトを装着すればいい感じに仕上がるのではないでしょうか。LEDライトを通販で買ったので次回の記事でその結果を紹介します。