
ジギングにおいて飛距離は絶対。遠くへ飛ばすほど魚達にメタルジグの存在を見せるチャンスが広がります。これまでに様々なメタルジグが開発、産出されています。しかし、メタルジグの種類は様々であるだけに飛距離に重点を置かれた物だけとは限りません。
今回、紹介するのは、沢山のメタルジグの中でも飛距離が出ると有名なメタルジグの数々。これまでに登場したメタルジグの中から厳選してお伝えします。満足した飛距離が得られない方は参考にして飛距離に定評のあるメタルジグをチョイスしてみてはいかがでしょうか。
そこで、レポ部では・・・
めちゃくちゃ飛ぶ!飛距離抜群のメタルジグ10選!
をレポートします。
飛距離抜群のメタルジグ10選!

メタルジグは鉛の塊。ただ、どのメタルジグも飛距離が変わらないということではありません。メタルジグには個性、バランスがあり、飛距離が出しやすいメタルジグ、出にくいメタルジグがあるのも確かです。これから紹介するのは飛距離が出ると有名なメタルジグ。ジギングで利用されやすい30~50(g)の範囲内のメタルジグで厳選して紹介します。
イワシロケット

シマノ
イワシロケット
シリーズ:コルトスナイパー
バランス:リアバランス
良いところ:平均100(m)
シマノのコルトスナイパーシリーズから出たイワシロケット。イワシロケット中間サイズ30(g)での平均飛距離100(m)を誇る飛ぶイワシことイワシロケット。その名の通り、ロケットのようにイワシが飛ぶ。
コルトスナイパー

シマノ
コルトスナイパー
シリーズ:コルトスナイパー
バランス:センターバランス
良いところ:汎用性
シマノのコルトスナイパー。元祖、コルトスナイパー。後方寄りのセンターバランス設計で飛距離も健在。飛距離、存在感共に優秀。コルトスナイパーイワシロケットを利用する前に使って欲しいメタルジグ。こちらもイワシロケットに負けていない性能を発揮する。
ヒラメタルZ

ダイワ
ヒラメタルZ
シリーズ:フラットジャンキー
バランス:リアバランス
仕様:ティンセル付き
フラットジャンキーシリーズから出たヒラメタルZ。フラットフィッシュ攻略用ジグとした産出されたジグ。重さに似合わないコンパクトさ。また、リアバランス設計からかなりの飛距離を稼ぐことが可能。実際にフラットフィッシュだけでなく、青物から根魚と様々な釣果報告がなされている。
TG ベイト

ダイワ
TG ベイト
バランス:リアバランス
良いところ:小型設計
素材:タングステン
ダイワのTGベイト。素材に鉛ではなく、タングステンが用いられている。鉛よりも比重が高いタングステンを利用することでメタルジグと同等の重さで空気抵抗が少ない小型へと設計されている。更にはリアバランス。飛距離を出す上で好条件が揃ったジグだ。
撃投ジグ エアロ

オーナー
撃投ジグ エアロ
シリーズ:撃投ジグ
バランス:リアバランス
良いところ:空気抵抗を整流
オーナーの撃投ジグシリーズから出た撃投ジグエアロ。その名前の通り、エアロ(空気)を利用して受け流すように設計されたメタルジグ。バランスは後方に重心があるリアバランス。投げた時にはリア方向から勢い良く飛んでいき、空気抵抗を受け流すように飛行する。
スメルトダックス

パームス
スメルトダックス
バランス:センターバランス
良いところ:空気抵抗を整流
仕様:フラッシャー付き
本当に試して欲しいジグ。キャスト時の姿勢が良く振り抜きが気持ちよく感じるメタルジグ。ロッドワークの良さ、飛距離をもたらすバランスの良い平たいボディ。紫外線に発光するアイ。パターンが異なるホログラム設計、フラッシャー等、アピールと飛距離、二点において重点が置かれている。
ゼッタイ

コアマン
ゼッタイ
バランス:フロント&リアバランス
良いところ:2way
素材:鉛
コアマンのゼッタイ。ゼッタイ釣るぞという思いが込められたメタルジグ。このメタルジグは少し変わっていて、ややフロントバランスとして利用できるパターンと、ややリアバランスとしての利用パターンの二種類がある。おすすめは飛距離が出るリアバランス。蛍光アイにリーダーを設定すれば飛距離重視で攻めれる。
ギャロップアシスト ロングキャスト

ジャクソン
ロングキャスト
シリーズ:ギャロップ
バランス:リアバランス
仕様:ティンセル付き
ジャクソンのギャロップシリーズからでロングキャスト。ギャロップアシストということでアシストフックが付いたモデル。飛距離に特化させたメタルジグで後方に少し膨らみがあるリアバランス。かなりシルエットがコンパクト。42(g)で52(mm)と非常に小さく作られている。
ジグパラサーフ

メジャークラフト
ジグパラサーフ
シリーズ:ジグパラ
バランス:リアバランス
良いところ:ミノーライク
メジャークラフトのジグパラシリーズから出たジグパラサーフ。フラットフィッシュ用に設計され、サーフエリアで使用する上で絶対的な支持を得る。サーフエリアでは飛距離が第一。後方に膨らみのあるリアバランス設計にアピールの要ともいえるコロラドブレードを装備。更には巻くだけでミノーの動きを実現するちょっと変わったメタルジグだ。
メタルXフラットグライダー

メガバス
フラットグライダー
シリーズ:メタルX
バランス:リアバランス
良いところ:安定姿勢
メガバスのメタルXシリーズから出たフラットグライダー。フォール時間を長く取ることができ、後方に片寄ったリアバランス設計から飛距離を稼ぐことができる。飛行姿勢も安定しているので障害を感じることなく利用できるメタルジグだ。
ジグバランスはリアバランスがおすすめ!

飛距離を出すには二つの要素を含むメタルジグを選びましょう。一つ目はリアバランスであるかどうか。二つ目はタングステン素材が使われているかどうか。この二点を含んでいれば、それなりの飛距離を出すことができるでしょう。
全然飛ばない?いいえ、飛ぶんです!

条件を満たしても飛ばない場合はタックルやキャストフォームを見直してみましょう。飛距離を重視するならば竿はできるだけ長い物を選ぶこと。そして、メタルジグを投げる時には竿先からメタルジグまでの距離(垂らし)を十分に取ってキャストすること。条件が揃えば不慣れな方でも十分な飛距離を稼ぐことができるようになるでしょう。