ミナミヌマエビ水槽の水替え手順 | 生体に極力ダメージを与えない方法

100均のコレクションボックス水槽の中のミナミヌマエビも今のところは元気に育っています。できるだけ、100均の道具で飼育を進めていきたいので外掛けフィルターやろ過装置は導入していません。そのため、定期的に水替えをする必要があります。

ただ、水替えをするとミナミヌマエビが直ぐに脱皮をしてしまいます。ストレスなのか新しい環境へと適応するための一つの行為なのかは分かりませんが、やはり、突然の水替えは「ミナミヌマエビもびっくりしてしまうのではないか」と思い始めました。

コレクションボックス水槽は水量が少ないので直ぐに水替えを完了させることができます。ただ、大きな水槽とは違って水量が多くないので短い間に新しい水が周りの古い水へと同調してしまいます。これは、ミナミヌマエビからすると大きなストレスではないでしょうか。

そこで、ミナミヌマエビのストレスを考えた上の水替え手順とその方法を紹介します。100均で揃えられる道具を用いて生体へのダメージの少ない水替え方法を解説していきましょう。

そこで、レポ部では・・・
ミナミヌマエビ水槽の水替え手順 | 生体に極力ダメージを与えない方法
をレポートします。

ミナミヌマエビは水質の変化に敏感

ミナミヌマエビは水質の変化に敏感なことは脱皮を目撃する具合から判断すると良く分かります。水替えをすると15匹に2、3匹は数時間で脱皮を行います。脱皮を行うと透明なミナミヌマエビが泳ぎ回る姿を見ることができます。

水替えで気を付けること

生体へのダメージを防ぐには水槽の全ての水を変えるのではなく、複数回に分けて水替えを行う必要があります。一気に水質が変化すると生体が水質の変化に驚き、最悪の場合は死んでしまうこともあります。決して、水槽内が綺麗なことが良いということではありません。バクテリアの量も変化してしまうので元の水を新しい水へと馴染ませて生体の生活環境を整えることが重要となります。

水を入れる時は?

水を入れ替える時はコップでドバっと勢い良く入れてませんか?その方法では古い水に新しい水が勢い良く混ざってしまうことになります。生体を驚かせないためには慎重に水を入れていきましょう。おすすめの方法は点滴法と呼ばれる方法。しかし、この点滴法はコストが高く付きます。できるだけ、コストをかけたくない方は「毛細管現象」と「サイフォンの原理」を利用して徐々に水を点滴する方法を利用しましょう。

毛細管現象とは?

例えば、入れ物(①)の中に60%の水が入っているとします。水の入った①の入れ物に一本の布を入れます。すると、入れ物(①)の水が布を伝って水面よりも上へと上っていきます。この仕組みを「毛細管現象」と言います。

サイフォンの原理とは?

例えば、階段の一番上に入れ物(①)を置き、その中に水が入っているとします。もう一つ空の入れ物(②)を用意して階段の一つ下に設置します。また、水で満たしたチューブを双方の入れ物に入れると、水の入った①の入れ物から空の入れ物へと水が移動していきます。この水位の低い方に移動する原理を「サイフォンの原理」と呼びます。

この二つの仕組みを利用する

例えば、入れ物(①)の中に60%の水が入っているとします。また、空の入れ物(②)を①と隣接するように置き、水の入った①の入れ物と空の入れ物(②)の中に繋がった一本の布を入れ物の上から入れます。すると、入れ物(①)の水が布を伝って水面よりも上へと上っていきます。この「毛細管現象」と「サイフォンの原理」の二つの仕組みを利用します。

水槽の水替え手順

用意するもの
  • ペットボトル
  • カッター
  • 釣り糸
  • 細い棒
  • コップ

毛細管現象を利用すれば生体に極力ストレスを与えることなく、水槽の水を入れ替えることができます。コレクションボックス水槽の利点は水深が浅いこと。毛細管現象、及び、サイフォンの原理を利用する上での条件が揃っています。早速、始めていきましょう。

ペットボトルをカットして中に水を入れる

ペットボトルをカットして中に水を入れます。カッターやハサミで高さが出るようにカットしてください。ペットボトルの中の水が水槽に入ることになります。ペットボトルの中に水を入れた後、必ずカルキ抜きを行って塩素を取り除くようにしましょう。

ペットボトルと水槽を隣接させる

ペットボトルを水槽の側に置きます。ペットボトルと水槽の距離が遠すぎると後の工程がやりにくくなります。後で慌てない様にペットボトルと水槽の距離をシッカリと近付けましょう。

ろ過ウールをカットする

ろ過ウールを25~30(cm)程にカットしてください。布でも構いません。適当な長さにカットしたウールを長くなるように丸めます。手のひらで擦り合わせれば縦に丸くなります。この丸く作成したろ過ウールを毛細管現象の布代わりとして利用します。

ろ過ウールマット【 レギュラー 50cm幅 5m カット巻】 ろ過フィルター

ヤマホン
ろ過ウールマット

素材:ポリエステル
用途:ろ過フィルター
サイズ:レギュラー

多用途に利用できるろ過ウールマットです。フィルターはもちろん、形が崩れにくく、平面で決められた厚に設定されているのでカットするだけで即フィルターとして活躍することができます。

ろ過ウールの先端に釣り糸を巻く

ペットボトルから伝ってきた水滴がバラバラにならないために釣り糸でろ過ウールの先端を縛ります。伝わってきた水が一点に集中するようにグルグルと強めに釣り糸で縛りましょう。布を使用する場合も工程は同じです。

余ったろ過ウールをカットする

画像のように余ったろ過ウールの先端をカットします。カットしなくても水滴は落ちますが水滴がまばらになるのでカットすることをおすすめします。ポタポタとしたたり落ちる水滴を目指しましょう。

カットしたろ過ウールを水で洗浄する

ろ過ウールを水で洗浄すると同時に湿らせます。ダイソーのろ過ウールを洗わずに利用すると白濁が発生するので必ず洗ってから使用するようにしましょう。湿らせた状態を作ることで水滴の出が良くなります。

水槽から水を汲む

コップを利用して水槽から水を汲みます。水槽の表面に浮いた浮遊物や汚れを水と一緒に汲み出しましょう。生体へのダメージを防ぐには水槽の全ての水を変えるのではなく、複数回に分けて水替えを行います。水槽の水20~30%を目安に汲み出してください。

水槽の上に棒を乗せる

水槽の上に棒を載せます。細い棒であれば何でも構いません。ここでは魚取り網を利用しています。極端に言えばステンレス線やアルミ線、ピアノ線でも構いません。逆に線の方が水槽の横幅に合ったサイズへと合わせやすいと思います。

ろ過ウールをセットする

湿らせたろ過ウールをペットボトルの中に浸け、画像のように棒の上に釣り糸で縛ったろ過ウールの先端を乗せます。後はろ過ウールがペットボトル内の水を吸い込み、毛細管現象によって水槽へと水滴で水を届けます。水槽が適正の水位になったら止めましょう。

水滴の出が悪いと思ったらろ過ウールを逆にしてみましょう。当然ながら吸収率が高ければ水滴の勢いも増すのでろ過ウールでは水量が限られてしまいます。水滴の出が満足できなければ他の素材を利用してみましょう。

水槽の水を自動で水替えをしよう!

一度に水替えをしてしまうとバクテリアが死滅してしまうだけでなく、生体が驚いてしまい最悪の場合は水質の急激な変化によって死に至ってしまうことも。そのため、水替えは慎重に行うべきであり、また、徐々に水質を慣れさせる必要があります。この方法であれば慎重、且つ、自動で水替えができるので一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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