水槽に流木を入れると水槽により自然感が生まれます。金魚やエビが楽しそうに泳ぎ回る流木のある水槽は小さな自然そのもの。ただ、より自然感を求めるのであれば流木にウィローモスを活着させてウィローモスと流木の一体感を水槽に取り入れたいところ。
今回、紹介するのは、流木にウィローモスを活着させる方法と手順。シンプル、且つ、簡単に流木にウィローモスを活着させることができます。シュリンプの住処として。時には、お部屋を明るく飾るインテリアとして。是非、流木へのウィローモスの活着を試してみてください。
もくじ
用意するもの
流木に活着させる為に必要な物を紹介します。一つ目はアク抜きを行った流木。二つ目はウィローモス。三つ目は釣り糸。四つ目はピンセット。五つ目はコップに入れた水。六つ目はバケツの蓋や発泡スチロールの蓋です。蓋の窪みを作業スペースとして利用します。
流木にウィローモスを活着させる手順
ウィローモスを流木へと活着させる場合の手順を解説します。流木への活着は時間が解決してくれます。しかし、折角の流木。綺麗に活着させてアクアリウムを楽しみたいですよね。そこで、綺麗に活着させる方法と手順について注目していきましょう。
ウィローモスを細かく千切る
ウィローモスを細かく千切ります。ウィローモスを2~3(cm)程に千切り、流木へと綺麗に活着できるように細やかなウィローモスを作ります。見栄えをよくするには千切ったウィローモスのサイズをできるだけ同じにすること。ブレが無い様に細かく千切っていきましょう。この千切ったウィローモスを流木へと貼り付けます。
流木を水にぬらす
ウィローモスを貼り付ける流木をコップの入った水で濡らしてください。水で濡らすことでウィローモスが流木へと引っ付きやすくなります。流木だけでなく、千切ったウィローモスもコップの水を浸かって濡らしておくと作業がやりやすくなります。
流木の上にウィローモスを乗せる
流木の上にウィローモスを乗せていきます。乗せるというよりもピンセットを利用して流木へと貼り付ける感じ。水の湿気でウィローモスと流木が引っ付きやすくなっているはずです。綺麗に活着させるコツは細かいウィローモスを集めて一つの集合体にして貼り付ける感じ。パズルのように隙間なくウィローモスを乗せていきましょう。
水を流木の上からぶっかける
一通り作業が終わる頃になるとウィローモスが乾燥して立っているはず。寝かせるために水をかけましょう。水分をかけると立っていたウィローモスが再び流木へと引っ付くはずです。この工程を抜かすと次の項目で支障が出るので必ず行うことをおすすめします。
釣り糸で巻き付ける
流木の上から釣り糸で巻いていきましょう。水分をかけたことで流木とウィローモスが引っ付き合い釣り糸が巻きやすくなっているはずです。上手に巻くコツは一度に巻かないこと。ウィローモスが流木の表面に接するように細かく巻いていきます。流木は形がゴツゴツしてるので、その凹凸を利用することで上手に巻くことができます。
沈めてみると?
沈めてみるとこんな感じ。キチンとアク取りさえしていれば流木は沈んでくれます。所々に隙間が見えますがウィローモスはドンドンと生えてくるので時期が来ればモサモサになります。二、三週間程で活着するので気長に待ちましょう。
流木にはいろんな形がある!
流木は様々な形状をしています。シンプルな直線状の流木もあれば複数に枝分かれしたオシャレな流木も。いろんな流木があるのでお持ちの水槽に合った流木を直ぐに見つけることができるでしょう。ただ、ホームセンターやペットショップに置かれる流木は高価。初めての方は、きっとドン引きすることでしょう。おすすめは通販での購入。バリエーション豊かな流木が集まっています。一度、ご覧くださいませ。
流木
ウィローモス(無農薬)
流木へとウィローモスを活着させてみよう!
アクアリウムに流木を入れるだけで自然の雰囲気が出る水槽に変化します。流木はミナミヌマエビの住処となり、自然そのものの雰囲気を演出してくれます。ただ単に流木を水槽に入れるよりかは自然感を醸しだせるようにウィローモス付きの流木を水槽へと入れてみてはいかがでしょうか。