まーた、ハオコゼに刺されてしまいました。ワタシの近くではハオコゼが結構な数いるようでぶっこみ釣りをしていると何回も掛かってきます。同じハオコゼじゃないの?と不安になるほど釣れるんですよ。まぁ、大きいサイズは持って帰りますけど…。
ただ、あまりにも釣れすぎるんで、一々、ツールで掴むのも億劫になってくるんですよね。しまいには、素手を使って対処してしまい、また、ハオコゼに刺されてしまいました。皆様はそんなドジをなさらない様に気を付けてください。
そこで、同じことを繰り返さないためにも実体験を踏まえてハオコゼの毒の場所や刺されてしまった場合の対処方法について解説していきます。まだ、刺されたことの無い方は注意してハオコゼを取り扱うようにしましょう。
もくじ
ハオコゼの毒の場所
- 腹鰭
- 尻鰭
ハオコゼの毒の場所は「背鰭」「腹鰭」「尻鰭」の部位。ハオコゼはトサカ頭が特徴的ではありますが腹鰭や尻鰭にも毒線が含まれているので注意しましょう。ハオコゼは各鰭が他の魚よりも発達しています。かなり鋭いので少し触っただけで怪我をしてしまいます。
刺されてしまうと?
ハオコゼに刺されてしまうとズキズキとした痛みが患部から広がってくる感じ。刺された穴は見えずとも患部が熱を帯びる感覚に襲われます。痺れが出るらしいですがワタシ自身は痺れは感じませんでした。熱湯が無かったので傷の洗浄しかしてません。二時間程で痛みは収まったものの、じんわりとくる痛みに精神的に参りました。
ハオコゼの毒の対処方法
ハオコゼの毒はタンパク質で構成された毒素。つまり、タンパク毒です。タンパク毒はその温度によって細胞が変化がします。タンパク質の活動を抑えれるには熱変性を加えてあげること。応急処置として患部を洗浄して50~60℃ほどのお湯で患部を温めましょう。
お湯が無い場合は?
お湯が無い場合は温かい缶ジュースで患部を温めると効果的です。年配の方に教わった知識ですが温かい缶ジュースであれば自動販売機を探せばあるはずです。ただ、堤防や波止、防波堤の先端で釣りをする場合には歩くことを覚悟する必要があるでしょう。
ハオコゼを持ち帰るとき
ハオコゼを持ち帰るときはハサミでハオコゼの各鰭を切断して持ち帰ります。といっても、ハオコゼの鰭は発達していて硬いのでキッチンバサミを利用すると良いでしょう。キッチンバサミは丈夫で鋭いので扱う上でも注意が必要です。取り扱いに注意してキッチンバサミを利用してください。
ステンレス製のハサミ
ハオコゼが釣れたら安全に持ち帰ろう!
ハオコゼの毒は強力です。油断して刺されてしまうとあっという間に患部から傷みが広がります。もしも、ハオコゼに刺されてしまい、その痛みが長時間続くようでしたら我慢せずに医療機関へと足を運ぶようにしましょう。