ミナミヌマエビを100均で買ったコレクションボックスに入れてから早一週間。今日のミナミヌマエビの様子も変わりなく元気です。ツマツマとコケを食べるミナミヌマエビの様子を見ていると癒されます。釣り餌として育てるつもりなのに可愛くて仕方ありません。
ミナミヌマエビの環境を安く整える上で100均のコレクションボックスを利用しているワケですが、ただ単にコレクションボックスに砂利を詰めてミナミヌマエビを育てるだけでは物足りないのでインテリアとして活躍できるような綺麗な水槽へと仕上げたいと思います。
今回、紹介するのは、ワタシが描いた100均水槽の全体図。そして、ソイルと砂利を一緒の水槽へと入れる方法。ソイルと砂利を一緒に入れると粉塵化したソイルが水中へと撒きあがってしまいます。そのソイルの対処方法を含めて解説していきましょう。
もくじ
ソイルと砂利を一緒の水槽に入れると?
ソイルは細かい土の集合体と考えれば分かりやすいと思います。このソイルの中にはミネラルなどの有機物が含まれています。ソイルをそのまま水の中に投入してしまうとソイルの細かい土によって水中が茶色く染まります。ソイルを水槽に入れる場合は水や砂利の前に必ずソイルから投入するようにしましょう。
ソイルと砂利を一緒の水槽に入れる方法
イメージとしてはこんな感じ。ソイルと麦飯石と白玉石を一緒の水槽に入れていきます。ダイソーで買った300円のコレクションボックスの中は狭いのでイメージは砂利を多めに、ソイルを端に盛り上げる形で低床材を使っていこうと思います。
コレクションボックスにソイルを投入する
まず、ソイルを投入します。今回は右端にソイルを盛り上げる形で入れていきます。ソイルは土の粉の集合体のようなモノなので入れる際に鼻や口で吸ってしまわないように気を付けてください。粉塵が舞わないように静かにソイルを入れましょう。
コレクションボックスに砂利を投入する
ソイルを入れ終わったら砂利を入れていきます。麦飯石だけでは明るさが足りないので麦飯石と白玉石を混ぜ合わせて水槽内へと入れます。この作業もソイルが舞わないように気を使って砂利を入れてください。大きめの砂利があればソイルと砂利の境目に入れて小さな壁を作ってみましょう。砂利へのソイルの侵入を僅かながら防ぐことができます。
少しずつ水を入れる
一番に大切なのはこの工程です。ソイルの上から水を入れてしまうとソイルの細かい粉が舞ってしまいます。下手をすれば水が真っ黒になるので注意しましょう。砂利スペースの端っこから水道水を投入します。ソイルスペースに常に気を配り、コップに入れた水道水を少しずつ投入していきます。できるだけ、砂利に近い位置までコップを近付けて水道水を投入するとソイルに影響を与えることなく入れることができます。
気を抜かずにゆっくりと・・・
常にソイルに気を配って水道水を投入しましょう。最後にカルキ抜きを投入すれば作業は終了です。水槽を持ち運ぶときは30分ほど時間を置いてください。見えないソイルの粉が水中を舞っているのでその状態で運ぶと砂利スペースにソイルが移動してしまいます。時間を置くと細かいソイルは沈みます。かなり、水槽が綺麗に見えるはずですよ。
ミナミヌマエビを入れるとこんな感じ
砂利とソイルの二つのスペースを設けることができました。ソイルに水草を生やしたり、また、砂利スペースの上に置物を設置することで更に水槽の見た目が向上すると思われます。ソイルと砂利の二つの居心地を感じることができるのでミナミヌマエビにとっても良いことではないでしょうか。
酸素ぶくぶく君を左右に一つずつ入れる
ミナミヌマエビに空気を届けるために「酸素ぶくぶく君」の一錠を半分に割って水槽に投入しましょう。左右に半欠片ずつ投入すれば十二分に酸素は行き渡ります。これで、一か月間は酸素のことは気にする必要はないでしょう。
酸素(錠剤)
今週のミナミヌマエビの様子
ザリガニの餌は二~三日ほどで無くなる感じ。稚エビは沢山食べるけど親エビはコケばっかり食べてます。稚エビに気を使っているのだろうか。砂利とソイルを低床材として利用したのはいいけどもエビさん達は水草の上が好きみたいで下に降りてくれません。
100均の道具でアクアリウムを始めてみる?
ソイルと砂利を一緒にすると起きること
ソイルと砂利を一緒に管理すると砂利の質が変わるとか噂されていますが今のところ何も問題はないように思えます。ミナミヌマエビはストレスや水質の異常を感じると脱皮しますが脱皮は一度もしていません。ひたすら口と手足を動かしてコケをツマツマしてます。
ソイルと砂利で水槽をコーディネートしてみよう!
300円で買った水槽がこんな感じになりました。今回、利用した麦飯石や白玉石、ソイル酸素ぶくぶく君、コレクションボックスは100均に置かれています。アクアリウムにソイルと砂利を導入したい場合はこの記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。