ライトゲームを行う上での必須アイテムといえばジグヘッド。このジグヘッドのゲイブには二つの種類があることをご存知でしょうか。ゲイブについては後述で詳しく解説していますが、このゲイブの使い分けによってお魚のフッキング率が極端に変わるともいわれています。
アジング・メバリングなどのジグヘッドを多様するライトゲーム。ゲイブの意味、それぞれの使い分けを知って、有利にライトゲームを楽しんじゃいましょう。今回、注目するのは、ゲイブの種類とその使い分けについて。それぞれの使いどころに注目します。
もくじ
ジグヘッドは大きく分けて二つの種類がある
ジグヘッドのゲイブと呼ばれる部位をご存知でしょうか。ジグヘッドのゲイブとはフックポイント(針先)からシャンク(おもりの根本からフックが曲がる位置間[1])を示します。ジグヘッドにおけるゲイブの種類はオープンゲイブとストレートゲイブの二種類が登場しています。まずは、それぞれの意味について注目していきましょう。
オープンゲイブとは?
オープンゲイブとはシャンクが並行なのに対し、フックポイントが外向きに位置する形で配置されていることを指します。オープンゲイブのジグヘッドはアジ用のジグヘッドに採用されていることが多く、ショートバイトを掴み取ることができる利点を持っています。
ストレートゲイブとは?
ストレートゲイブとはシャンクが並行、且つ、フックポイントが上に向いていない通常のフックのことを指します。ノーマルゲイブとも呼ばれることがあります。ストレートゲイブのジグヘッドはメバル用のジグヘッドに採用されていることが多く、後ろからのツンツンと突くような繊細なアタリをキャッチすることができます。
それぞれの使いどころとは?
アジングにはオープンゲイブ、逆に、ストレートゲイブはメバリングに使われることが多いように双方のゲイブのそれぞれにはメリットとデメリットが存在します。そこで、オープンゲイブとストレートゲイブの使いどころについて注目していきましょう。
オープンゲイブはショートバイトを捉える!
ショートバイトが多発する状況にはオープンゲイブ。オープンゲイブはフックポイントが外向きに配置されているのでお魚の口から吐かれる際には高確率でフッキングへと持ち込むことができます。口が小さいお魚には絶大な効果を発揮するでしょう。
合わせを入れるアジングにぴったり!
コツン!この間のアジの吸い込み、吐き出しに掛かる時間は、ミリ秒単位とも言われています。アジの素早い一連の動作に合わせを入れるのであれば、フックポイントが外向きに配置されているオープンゲイブを採用をおすすめします。わずかな力だけでアジの口へとフッキングさせることができるでしょう。
ストレートゲイブの強み!汎用性の高さ!
ストレートゲイブの強みは汎用性の高さ。ストレートゲイブはノーマルゲイブとも呼ばれ、普段から良く使用されているゲイブの形状です。基本的には、どのような釣法にも対応しているので、ファーストキャストにぴったり。ゲイブのタイプで悩まなくても、アジ、メバルを始めとした様々なお魚をフッキングへと持ち込むことができるでしょう。
吸い込みの良さ!
ストレートゲイブはフックポイントが上に向いていないフック。つまり、ストレートゲイブの多くはシャンク[1]と平行になるように設計されています。すなわち、オープンゲイブのように開き幅が広くないのでお魚の口へとスムーズに吸い込まれます。後ろからツンツンと突っつくアタリや吸い込み系のバイトを持ったお魚に絶大な効果を発揮します。
簡単にゲイブの違いをまとめると・・・
簡単にゲイブの違いを解説するとすれば、フックポイントを上部に向けることでお魚の口へと引っ掛かりやすくしたゲイブがオープンゲイブ。逆に、ストレートゲイブはフックポイントとシャンクを平行にすることで引っ掛かりを抑え、吸い込み系のバイトに焦点をおいたフックとまとめることができます。
SWライトジグヘッド(ノーマルゲイブ)
SWライトジグヘッド(オープンゲイブ)
ジグヘッドのタイプを使いこなそう!
二つのジグヘッドのタイプの使い分けができれば釣果が伸びるかもしれません。アジング・メバリング、それぞれのターゲットの食い方を知り、適切なジグヘッドをチョイスすれば、より満足する釣果を得られるようになるでしょう。