皆様はバッカンはお持ちでしょうか。バッカンはエサ入れとして利用できる他にタックルボックスとしても活用することができるアイテム。取っ手やショルダーベルトが付いたバッカンであれば持ち運びも楽ちんに行うことができます。
持ち運びを前提にするのであれば折りたたみ式のバッカンというモノが登場しています。しかし、折りたたみ式のバッカンを選択するのであれば覚えておかなければ後ほど損をするかもしれない要項があります。そこで、今回は、折りたたみの式バッカンのメリットやデメリットについて注目していきましょう。
もくじ
バッカンとは?
バッカンは釣り具や釣り餌を入れる箱型の入れ物。バッカンの多くはエチレンビニルアセテートと呼ばれる合成樹脂で設計されています。この素材は柔軟性や弾力性共に優れ、耐久性に秀でた合成樹脂。サンダルやマットに利用されている素材です。
折りたたみ式バッカンのメリットは?
折りたたみ式のバッカンと通常のバッカンの選択にお悩みの方はいませんか?イマイチ、違いがよく分からないと思われた方に折りたたみ式のバッカンのメリットとデメリットを集めてみました。まずは、メリットに注目していきましょう。
折りたたむことができる
折りたたみ式の最大のメリットは折りたたむことができること。釣りをする多くの方は車をお持ちのはず。ただ、車が無い場合。つまり、徒歩、電車、自転車での釣行時には折りたたみ式の使い勝手の良さがシミジミと分かります。折りたためばリュックサックの中に入るので非常にコンパクトに扱うことができますよ。
押入れに楽ちん収納
バッカンは一つ買うとまた別のバッカンが欲しくなります。なんやかんやしているうちに我が家のバッカンは折りたたみも含めて八個になってしまいました。複数個持っていると分かることなんですが折りたたみ式のバッカンは立てても寝かしても良し。どんなスペースでもスマートに収まってくれますよ。
折りたたみ式バッカンのデメリットとは?
折りたたみ式バッカンはメリットだけではありません。扱いにくい点も存在します。そこで、折りたたみ式のバッカンのデメリットを集めてみました。折りたたみ式のバッカンをチョイスしようとお考えの方は一考してからチョイスしてみてはいかがでしょうか。
バッカンに癖が残る
折りたたみ式のバッカンの多くはパッケージ内に折りたたんだ状態で入っています。折りたたみ式のバッカンには折りたたまれた際の折り癖が残ることに。初期メンテナンスとして折り癖を除去しなければいけません。
フニャフニャする
折りたたみ式のバッカンは折り癖さえ取れば自立させることができます。ただ、厚みの薄いバッカンであればフニャフニャといいますか表面がベコベコした状態で利用することになります。これは、折りたたみ式の宿命。あまり、気にしないようにしましょう。
団子作りや撒き餌を固める際に苦労する
団子を作る際にはマキエ杓で団子の型を取り、団子を作ります。この際に折りたたみ式で無いバッカンであればバッカンの一辺に押し付けて型を取れるものの、折りたたみ式で団子の型を取ろうとすると苦労します。もちろん、これは撒き餌にも言えること。撒き餌を撒く際にもある程度の型を取らなければ遠くのポイントへと撒き餌を届かせることができません。側面が柔らかいので撒き餌を固める作業はしづらくなります。
撒き餌を混ぜにくい
折りたたみ式のバッカンは本体の厚さも薄く作られています。つまり、型崩れしやすいのがデメリットの一つ。撒き餌を混ぜるときにクネッと曲がってしまうことがあります。撒き餌を混ぜる際には少しコツが要ります。
拡張機能が付いていない
折りたたみ式のバッカンには拡張機能が付いていません。ロッドホルダーやプライヤーホルダーは別途に揃える必要があるでしょう。それもそのはず、折りたたみ式のバッカンは折りたためることができ、薄く収納できることをコンセプトとしています。ロッドホルダーやプライヤーホルダーを作ってしまうと折りたたむことすらできません。
折りたたみ式のバッカンは使いにくそう?
折りたたみ式のバッカンはデメリットが多いように感じます。ただ、折りたためることができるのは折りたたみ式のバッカンだけ。ハードバッカンでは折りたたむことはできません。折りたためる最大のメリットを上手く使いこなすことができれば折りたたみ式のバッカンの使い勝手の良さを最大限に活かすことができるでしょう。
マルチバッカン
バッカンを利用して釣りを楽しもう!
折りたたみ式のバッカンにはメリットだけでなく、デメリットも存在します。しかし、釣り人の皆様が車を所持しているというワケではありません。折りたたみ式のバッカンは折りたたむことでリュックサックにも難なく収納することができます。徒歩、自転車、電車での釣行では折りたたみ式のバッカンの便利さが痛いほどよく分かるでしょう。