ライトショアジギング、ショアジギングカテゴリー内で絶大な支持を得るジャッカルのビックバッカージグ。このビックバッカージグにスリム形状となる「ビックバッカージグ スライドスティック」が新たに登場する。
ノーマルタイプのビックバッカージグは例えるならばボディービルダー。シャープタイプのスライドスティックは動けるマラソン選手と言ったところか。オリジナルのビッグバッカージグと比べて細身で長いボディ形状をしており、同時にこの細身の形状がキレッキレのダートとスライドフォールを実現する。
今回はジャッカルの「ビックバッカージグ スライドスティック」について紹介していこう。
もくじ
ビッグバッカージグ スライドスティック
抜群の飛距離や魚種に汎用的ということで広くアングラーから愛されるビックバッカージグ。そのビックバッカージグに新しいタイプが追加される。今回、追加されるのは、スライドフォールアクションを実現する「スライドスティック」と命名されたメタルジグだ。
ノーマルタイプのビックバッカージグとスライドスティックとの大きい違いは重心の違いにある。ノーマルタイプのビックバッカージグは後方重心で飛距離を重視したものとなっていた。ノーマルタイプに対し、スライドスティックは前方重心に設計されている。
前方重心にすることでフォール時には本体が持つフラッシング効果と重なってキラキラと舞うように水中へと沈んでいく。これがノーマルタイプのビックバッカージグとスライドスティックとの大きな違いだと言えるだろう。
更には、ノーマルタイプに比べ、スライドスティックはシャープな設計。決してノーマルタイプのボディが太いという訳ではない。ノーマルタイプはノーマルタイプでコンパクトに収まってくれている。スライドスティックは細身にしただけサイズアップしている。
どれくらいサイズがアップしているかと言うと、同じ40(g)でノーマルタイプは68(mm)なのに対し、スライドスティックは93(mm)。40(g)では25(mm)程サイズアップしている模様。とはいえ、青物を狙うことを目的としたショアジギングカテゴリーでは苦はないはずだ。
青物は頭をめがけて捕食する。つまり、トレブルフックさえ付けなければサイズが大きくなったという印象はないだろう。現にスライドスティックにはツインフックが採用され、ノーマルタイプの時のようなシングルフックの構成では無くなっている。
ノーマルタイプと比べ、シャープでキレのあるアクションとスライドフォールアクションが可能となったスライドフォール。是非、ライトショアジギングやショアジギングカテゴリーで使ってみてはいかがだろうか。
スペック / 特徴
サイズ(mm) | 重さ(g) | タイプ |
67 | 15 | メタルジグ |
73 | 20 | 〃 |
85 | 30 | 〃 |
93 | 40 | 〃 |
107 | 60 | 〃 |
綺羅びやかなスライドアクション!【解説動画】
鋭いダートと輝きを放つ!【水中アクション動画】
青物を中心に幅広く使えるよ!
ショアジギングカテゴリーに位置するビックバッカージグは青物を中心に様々な魚種をターゲットにすることができる。例えば、青物の代表として知られるタチウオやハマチ、サバ、サゴシ等。もちろん、青物以外にヒラメ、マゴチといったフラットフィッシュもターゲットの視野に入れることができる。まさに、汎用性と応用が利くメタルジグだ。