ハゼといえば天ぷらやから揚げが一般的。魚の中でも小型のサイズが多いハゼは刺身には向かず、サッと下準備をし、上記の調理法で召し上がるというのが一般的なようです。ただ、ハゼの刺身は高級料亭にも出てくるほどに美味であることをご存知でしょうか?
天ぷらやから揚げ、刺身とハゼを存分に味わうにはハゼのさばき方や下処理方法、三枚おろしの手順を覚えなければいけません。今回、紹介するのは、ハゼの下ごしらえの手順です。ハゼが釣れた際には綺麗にさばき、ハゼの味覚を存分に堪能してみてはいかがでしょうか。
もくじ
ハゼとは?
淡水域、汽水域、海水域と広い分布を持つハゼ。分布が広いだけに触れ合う機会が多い魚です。生活場所は水底に掘った穴を作ったり、人間が捨てた空き缶の中に生活場所を作ったりと様々。釣りのターゲットとしても人気があるお魚です。
ハゼの下準備は簡単!数秒で完了!
ハゼは小さい個体が多い割には数が釣れてしまう魚でもあります。小さいサイズのハゼを一匹一匹下処理を行うと時間が掛かり、終わるころには夕方に・・・。ということもしばしば。そこで、今回は、サッとハゼの下準備を行える方法を紹介していきましょう。
【初めに】ハゼのヌメリを落とす!
ハゼはヌメリのあるお魚。ヌメリがある限り、ウロコを取るにも時間が掛かります。時間短縮のためにヌメリは必ず落とすことを推奨します。そんなときに便利なのが水切りネット。水切りネットを使用すれば簡単にヌメリとウロコを同時に除去することができます。
ハゼの背開き【小型サイズ~】
小型のハゼを背開きにする場合は、ハゼの少ない身を極力犠牲にせずに完成させることを意識します。中骨と腹骨を背開きの過程で切り取ることで身を犠牲にせずに仕上げることができます。大量のハゼを背開きにするにはこの方法をオススメします。
ハゼの三枚おろし【中型~大型サイズ】
新鮮なハゼは三枚おろしにして洗いでいただくと美味しいようです。ハゼの三枚おろしは他の魚のさばき方と何ら違いはありません。頭部と内臓を引き離し、通常通りの三枚おろし手順に従ってパーツ毎に分けるだけです。ただ、洗いを食べる際には注意があります。
ハゼの天ぷらは絶品!
ハゼといえば天ぷらやから揚げが代表的。ハゼの場合は小さな個体が多いので小さな個体は天ぷらやから揚げに。チャレンジ精神のある方は洗いでいただくというのも一つの方法でしょうか。ハゼの活用法は様々。様々なレシピでハゼの味覚を味わってみてください。