ベイトリールとスピニングリールの違いを徹底解説!

ベイトリールとスピニングリールの違いを徹底解説!

釣りで用いられるリールは大きく分けるとスピニングリールとベイトリールの二つ。釣り初心者の方はスピニングリールを選択してしまいがち。ただ、その選択肢はあながち間違ってはおらず、理にかなっていることをご存知でしょうか。

今回、紹介するのは、スピニングリールとベイトリールの違いについて。ベイトリールのメリットやデメリット、反対にスピニングリールのメリットやデメリットを幾つか紹介していきます。リールの選択にお悩みの方の参考になれば幸いです。

そこで、レポ部では・・・
ベイトリールとスピニングリールの違いを徹底解説!
をレポートしたいと思う。

大きく分けるとリールは二種類

リールは大きく分けるとスピニングリールとベイトリールに分かれます。スピニングリールは入門者向け。ベイトリールは釣り中級者や上級者が使用するイメージが強いと思います。まずは、ベイトリールとスピニングリールの大きな特徴を解説していきましょう。

ベイトリールとは

ベイトリールの操作方法はマニュアル操作。クラッチレバーを押すことで糸を巻いた回転部分(スプール)のロックが解除され、キャストをすることができます。つまり、キャストした際にフリーとなったスプールの回転によりラインを放出するので、その回転を使用者自身が制御しなければいけません。この制御行為をサミングと言います。

制御しなければルアーが着水した際にラインが放出されたままとなり、ライントラブルが起きてしまいます。このライントラブルはルアーの飛ぶ速度がスプールの回転スピードを上回ることで起きます。ラインの放出が間に合わず発生してしまいまうこの現象をバッククラッシュと呼びます。
※:サミングとはリールのスプールから出て行く糸を指で押さえる行為。ラインに触れるか触れないかという絶妙な距離をキープし、空中で変化する空気抵抗によって引き起こされるラインの膨らみを抑えます。初心者の方は水面に着水する直前に糸を指で押さえるとバッククラッシュを回避できます。

スピニングリールとは

スピニングリールはキャストした際にはベイトリールのようにスプールが回転しません。つまり、ベイトリールよりかライントラブルは起きにくい構造となっています。ただし、ライントラブルはスピニングリールでも起こり得ることを頭に入れておきましょう。

キャストした際にはラインがスプールのキワに触れながら放出するためにキワに少しでも傷があるだけでライントラブルが発生することもあります。そして、ルアーを巻く際には必ず均一な力で巻き取れるとは限りません。つまり、フワッと巻かれていたり、部分的にキツく巻かれていたりとムラが発生してしまいます。このムラが後にライントラブルに繋がる場合もあります。

ベイトリールとスピニングリールの違い

ベイトリールとスピニングリールの大きな違いはブレーキシステムにあります。ベイトリールの多くにはライン放出時のバッククラッシュを防ぐブレーキシステムが搭載されています。反対にスピニングリールは搭載されていません。これはリールの仕組みが生んだスピニングリールとベイトリールとの大きな違いと言えるでしょう。

ベイトリールは片手で操作ができる!

スピニングリールはベールを立ててキャスト操作に移るのに対し、ベイトリールの場合はクラッチレバーを押してキャスト操作へと移ります。スピニングリールのベールを立てる操作はベールの位置が離れすぎていることによって片手では操作できません。反対にベイトリールはクラッチレバーを親指で押すだけの操作で次のキャスト操作へと移ることができます。つまり、キャストする際にはベイトリールは片手で操作ができるのに対し、スピニングリールは両手で操作をしなければならないということです。

ベイトリールは手返し良く扱える!

無論、片手で操作ができるベイトリールは手返し良く扱うことができます。キャストする際にベールを立てる操作が必要なスピニングリールは両手を使用しなければなりません。クラッチレバーを押すだけでキャストへと繋げることができるベイトリールは片手のみの操作でキャストを行うことができます。つまり、ベイトリールはポイントへと素早くキャストすることができ、スピニングリールよりも手返し良く扱うことができます。

ベイトリールはライントラブルが起きやすい!

ベイトリールにはベッククラッシュと呼ばれるライントラブルが存在します。このライントラブルはルアーの飛ぶ速度がスプールの回転スピードを上回ることでスプールに空転が起きます。このラインの放出が間に合わず発生してしまいまう現象をバッククラッシュ現象と呼びます。

ただし、バッククラッシュはサミングをすることで回避することができます。ルアーの着水前にスプールの回転を親指で止める操作をサミングと呼びます。このサミング操作がベイトリールのマニュアル操作と言われる経緯となります。

ベイトリールは力強い!パワーファイター!

ベイトリールは巻き取るパワーが強く、大きなターゲットと対峙したときに真価を発揮できるリールです。スピニングリールとは違い、スプールへとダイレクトに力を使えることができるベイトリールはタコ、チヌ、穴釣り、船釣りといったパワーが必要な釣法で良く使用されています。

ベイトリールは太いラインが巻ける!

ベイトリールはパワー向けと言われる経緯は扱えるラインの太さにもあります。ベイトリールには太いラインを巻くことができます。逆に細いラインの扱いには適していません。太いラインはベイトリール。細いラインはスピニングリールということを頭に入れておきましょう。

ベイトリールはラインスラッグが出にくい!

ベイトリールはラインの放出をサミング行為で停止させます。スピニングリールは風や突風の影響でラインスラッグが出たまま。ベールを戻さない限りはラインスラッグが出続けたままとなります。つまり、トラブルの元を防ぐことができると考えることもできます。ただ、糸ふけは出ませんが着水前にサミングしてスプールの回転を止めないとバッククラッシュは起きてしまいます。その点は注意してください。

スピニングリールは軽量ルアーに最適!

スピニングリールはワームや軽量リグの操作に適しています。それには空気抵抗が大きく関係しています。抵抗が起きればブレーキが掛かり思うような飛距離が出ません。ベイトリールはスプールが回転することでラインを放出します。つまり、ベイトリールのスプールの回転によって受ける抵抗は大きく、逆にスプールが回転しないスピニングリールでは少ない抵抗でキャストすることができます。

スピニングリールは細い糸を扱える!巻ける糸の量が多い!

ベイトリールと比べてスピニングリールはスプールに巻ける糸の量が多いのも魅力です。スピニングリールは下向きにリールを構える形。逆にベイトリールは上にリールを構える形になります。つまり、スピニングリール全体をダイレクトに握ることのないスピニングリールはリールの大きさを自由に変えることができます。スピニングリールはラインキャパシティを操作でき、逆に手にフィットする形状に抑えなければならないベイトリールはスプール自体の構造を深溝にするしか方法はありません。

スピニングリールは飛距離が出る!

ベイトリールはキャスト時にスプールの回転による抵抗が発生します。逆にスピニングリールのスプールは回転することが無く、少ない抵抗でキャストすることができます。と言いましても抵抗が無いわけではありません。キャストした際にはスプールの先端に触れてしまう形となるので多少の抵抗が発生しています。

スピニングリールはトラブルレス!

スピニングリールはバッククラッシュが起きにくい構造をしています。スプールが回転しないスピニングリールにはサミング行為も必要ありません。このバッククラッシュ現象の起きにくさがスピニングリールの最大のメリットだと言えるでしょう。

それぞれのリールのメリットを釣法に活かそう!

スピニングリールやベイトリールのメリットを活かすことができ、且つ、ある程度の釣法の専門的知識を習得できれば、その釣法に合ったリール選びができるようになります。ただ、フレッシュウォーター、ソルトウォーター等の様々な釣法において、どのリールが最適かに関する議論が成されている訳ですが、一般的な意見に縛られず、自分の意思に従ってリールを選択することも大切だと筆者は感じます。

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