根魚の釣りすぎ注意!?場荒れを防ぐための心得【まとめ】

最近、魚の数が減ってない?そう感じたアングラーの多くが場荒れに遭遇している。カサゴやメバル、ソイ等の根魚をターゲットとするロックフィッシュゲーム。今、流行の兆しにある釣法だが早くも場荒れのポイントが存在していることをご存知だろうか。

ただし、場荒れの判断基準は難しい。ただ単に環境の悪化による釣果の落ち込み。ロックフィッシュの警戒心の強化による釣果の伸びの悪さ。これらの複数の要素を含めた上で場荒れの有無を判断しなければならない。

ただ、言えることは、どのポイントでも場荒れは起こりうる事象だということ。そんな場荒れ状態を作り出さないためにアングラーである私達一人一人は何を心掛ければ良いのか。それを考えることにする。

そこで、レポ部では・・・
根魚の釣りすぎ注意!?場荒れを防ぐための心得【まとめ】
をレポートしたいと思う。

場荒れとは?

魚の釣りすぎにより、そのポイントにおいて全く魚が釣れなくなってしまうこと。自然の影響を考慮せずに人為的に生み出された結果を示す。(例:釣り人が多すぎて場荒れを引き起こした。)

何故、場荒れ状態を生み出してしまうのか

アジ、サバ、カマスなどの回遊魚は文字通り回遊する魚。すなわち、ポイントに定着することなく、ポイントを移動し続ける訳だが、根魚は回遊魚ではない。いわば、居付く魚。カサゴやメバル、ソイなどのロックフィッシュは回遊性が他の魚より低いために堤防や磯場、岩場を始めとした様々なポイントに住み着いている。

根魚は回遊魚と比べて成長が遅いということも頭に入れておこう。回遊魚(アジ)が20(cm)になるまで約1年程。根魚(メバル)が15(cm)程度になるまで約3年程かかると言われている。

回遊性が弱い魚を一度釣り上げてしまうとまた回遊する個体が来るのを待つか、そのポイントで産卵して育った根魚を釣り上げるかの2通りしか無くなる。そして、後者を選んだとしても根魚が育つまでまた莫大な時間を待たなければいけないということ。

釣りの普及を目的とする当サイトからすれば釣人が増えるほどに嬉しい。ただ、長く釣りを楽しめる環境作りも大切であると考える。カサゴが大量に釣れた!とか○○港の近くで爆釣!という大量の根魚が横たわった画像と釣った本人のドヤ顔を見ると言葉も出ない。

決して綺麗ごとで片付けてはならない。釣りを楽しむのであればマナーを身に付けるべきだ。これから紹介するのは場荒れを防ぐために必要なマナー。それでは幾つか紹介していこう。

リリースするサイズを決めておく

リリースとは解放すること。釣り上げた魚を海へと帰すことを目的としている。ロックフィッシュゲームをするにあたって必要なことはリリースするサイズを決めておくこと。もちろん、リリースするかどうかは個人の自由。法律によっては決められてはいないものの、魚を生かして帰す行為は未来の魚を増やす行為だという認識を頭に入れておこう。

リリースするサイズは、15(cm)以下、18(cm)以下と様々。自分のリリースサイズを決めておき、そのサイズ以下であればリリース(解放)しよう。

抱卵魚体のリリース

お腹が大きく膨れていたら卵を抱いているサイン。その場合もリリースを心掛けたい。卵を抱いていた場合は、お尻の穴から顎下にかけて大きいピンポン玉が入っているような不自然な膨らみがある。少しの膨らみだったとしてもリリースすることが大切だ。

メバルやカサゴは卵で産卵して孵化するイメージだが実は違う産み方をする。胎内で育てて孵化させてから稚魚を産む。言わば、ウミタナゴと似た卵胎生(らんたいせい)だ。お腹が膨れていたら卵胎生による孵化が始まった状態で小魚がお腹の中に詰まっている状態もありえる。根魚は回遊魚と比べて成長が遅い魚。素早くリリースすることを心掛けて欲しい。

素早いリリースを意識

リリースするにあたって素早さは一番に大切だ。魚の取り込み速度。抱卵魚体の確認。リリースサイズの適合。魚の体に傷が付いているかどうか。これらの要素を素早い速度で確認し、リリースするかを判断しなければならない。スピードが遅れるほどに魚の体へと影響してくる。

熟練者の取り込みは実にスムーズ。ライディングネットを使用し、引き上げの際に垂直となる魚を網で負荷をかけずに包み込むようにホールド(根魚の確認)。そして、素肌で根魚の本体に触れないようにグローブを通して掴み、ペンチを使用してフックを外す。そして、リリースへと繋げる。この間、およそ、15秒~25秒程。

早ければ良いという訳ではなく、その間、根魚にストレスを与えないように随所工夫しているところが熟練者らしい。素早いリリースを意識しつつ、根魚に負担の掛からないように扱うことを心掛けて欲しい。

シングルバーブレスの活用

シングルバーブレスは返しの無いフックのこと。通常のシングルフックやトレブルフックには魚を逃がさないために返し(バーブ)が設けられている。この返しはバラシを軽減するためにある訳だが返しによって魚が傷付いてしまうことやリリースの速度を妨げてしまう難点がある。

リリース前提とするならばシングルバーブレスを選択するべきだ!という意見が多く聞かれる今、現存のパーツでもシングルバーブレスのように活用できる方法がある。それは、ペンチでシングルフックの返しを潰す。または、ダイヤモンドヤスリで返しを削り取る方法だ。

この2つの方法を活用すれば新しくバーブレスブックを買う必要はない。既にあるフックの全てをバーブレスのような返しが無い状態にできるのでリリースの意識向上の第一歩として気軽に取り組むことができるはずだ。

まとめ

いかがだろうか。

今回、紹介したのは、場荒れを未然に防ぐ対策の数々である。

そもそも、この問題は我々アングラーの一人一人が考えうるべき問題。ゴミ問題の次に重要視される問題ともいえる。ロックフィッシュは回遊魚よりも成長の速度が遅い魚。年々、ロックフィッシングの人口が増えていけばいくほどに根魚は釣れにくくなるはずだ。

是非、ロックフィッシュゲームを新規に始めようと思われる方はこの記事の内容を参考にして場荒れ状態を作り出さないように釣行スタイルに工夫を加えてみてはいかがだろうか。

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