2017年07月上旬に、JACKALL(ジャッカル)から、大鯛やマゴチをターゲットとしたテンヤ専用ワームが登場した。
- 擬似エビ 鯛夢(ギジエビ タイム)
船釣りを中心に活躍する “宮本英彦氏” が開発に携わった今製品。名前の通りに海老(エビ)の形に似せた疑似餌として設計されている。今回、登場するのは、ナチュラルなアピール力を持つ “ノーマル” と力強い波動を海中へと伝える “超波動型” の2種類。ボートマゴチや大鯛狙いに適したパフォーマンスワームだ。
擬似エビ 鯛夢(ギジエビ タイム)
JACKALL(ジャッカル)から登場した “擬似エビ” は、ひとつテンヤに装着することでアピール力を増大させる海老(エビ)型のワーム。ワームに使用されるボディマテリアルの多くがソフトマテリアルかハードマテリアルで構成されている。無論、双方のマテリアルに欠点や利点がある訳だが “擬似エビ” に限っては内側がハードマテリアルで外側がソフトマテリアルのコアショットボディで構成されているだけに双方の利点を活かすことができる。
外側はソフトマテリアル。すなわち、柔らかく柔軟なマテリアルで魚の口に合った設計。内側はハードマテリアル。すなわち、針持ちが良いと同時に身切れの心配が少なくなっている。
公式サイトによると、
ルアーフィッシング的に鋭くテンヤを操作する釣り方などで、大きなアドバンテージを得られます。テールは2種類。ストレート形状でナチュラルな波動でアピールするノーマルタイプと、二つのグラブから力強い波動を発生する強波動タイプで展開。
模擬エビ | JACKALL
このように記載されている。ラインナップされているのはノーマルタイプと強波動タイプ。ボディマテリアル構成は双方とも同じ様だが形状が異なる。ノーマルタイプは計8本の足と1本の尻尾とボディ。見るからに波動は抑え目、且つ、ターゲットに違和感を与えにくいナチュラルグラブ。強波動ともいえる超波動型タイプは4本の足とボディと三日月を対峙させたような2本の尻尾で設計されており、ナチュラルタイプとは違った存在感ある仕上がりとなっている。
同社の製品で “ビンビンテンヤ” と呼ばれるひとつテンヤが存在している。これのメインフックに “擬似エビ” を装着しつつ、サブアシストフックに “海老(エビ)” を装着すれば集魚力をプラスすることができるとのこと。本物の海老(エビ)の匂いで集めて “擬似エビ” を海老の仲間だと思わせるということだろうか。近年、ジワジワと来ているボートを使ったマゴチゲームや船上から釣り上げるオフショアゲーム(真鯛)に効果的なワームである。
スペック / 特長
タイプ | サイズ(inch) | 本数 |
ノーマル | 3.3 | 6 |
強波動 | 3.3 | 5 |
擬似エビ(ノーマル)
JACKALL(ジャッカル) 鯛夢 疑似エビ エビオレンジ.
擬似エビ(超波動型)
チェックしておきたいポイント!
分かりにくい方のために、今一度、この製品の特長や機能をおさらいしておこう。
- 海老をイミテート(擬似エビ)
- ノーマル形状(ストレート形状)
- 強波動タイプ(力強い波動)
- ボディ構成(コアショット技術)
- 内側(ハードマテリアル)
- 外側(ソフトマテリアル)
- 身切れの心配もない(激しいアクションに対応)
- 針に通しやすい設計(蛇腹スリット採用)
- ビンビンテンヤと相性が良い(サブアシストフックには本物の海老をセットすると良い)
カラーリングは全06種類(記事執筆日確認)。個人的に欲しいカラーチャートは桃色をメインカラーとした “マゴチピンク” や、海老の配色(赤い色)に似た “スパークレッド” だろうか。テンヤマダイの仕掛け(配色)では赤色に近い配色が主に使用されているように感じる。海老(エビ)の配色に似せたいならば尚更だ。海老(エビ)の姿をイミテートした今製品。カラーリングも妥協せずに慎重に選んで欲しい。
まとめ
今回、紹介したのは、2017年07月上旬にJACKALL(ジャッカル)から登場した製品だ。
- 擬似エビ 鯛夢(ギジエビ タイム)
複数のボディマテリアルの良さを1つのワームに詰め込んだひとつテンヤ専用ワーム。ナチュラルアクションが特長である “ノーマルタイプ” と、強い波動でターゲットを魅力する “強波動タイプ” の2タイプが登場している。是非、双方のタイプを使い分けつつ、パワフルな引きを楽しめる大鯛やマゴチを釣り上げてみてはいかがだろうか。