平成29年06月23日に、気象庁地球環境(海洋部)から、これから到来する夏に向けた3ヶ月間の天候の見通しデータが発表された。
このデータによると、
- 7月~9月の気温(全国的に高い)
- 7月~9月の降水量(平年並に多い)
ということが発表されている。堤防・磯・テトラ帯、様々なフィールドで釣りを行うアングラー。気温が高いということは熱中症のリスクが高くなり、降水量が高いということは濡れた足場で釣りを行わなければならない可能性があるということ。くれぐれもライフジャケットなどの救命道具を着用した上でリスクを冒すことの無い釣行を意識して挑んで欲しい。
気温と雨に注意が必要(7月)
気象庁のデータによると気温が上昇する季節。北日本・東日本・西日本・沖縄、共に気温が上昇する季節となる。急な気温の上昇で風邪をこじらせないように注意が必要だ。7月22日~8月4日(3週目)は平年並よりも高くなる見込み。気象庁のデータ予測(日本地図)は見事に真っ赤。これから到来する本場(真夏)に向けて準備をしている最中だろうか。降水量も心配だ。東日本・西日本の日本海側と太平洋側では平年並よりも多い見込みとなっている。 岩場・テトラ帯など、滑りやすいポイントでの釣行は止めておこう。
高い気温に注意が必要(8月)
8月も平均並みよりも高い見込みの数値。北日本・東日本・西日本・沖縄、共に気温が上昇する季節となる。マリンスポーツが本格的に始まる月といわれるだけに太陽光の水面反射や紫外線による目への影響が心配だ。サングラスの着用はもちろん、防波堤・堤防・
曇りや雨の日&高い気温に注意すべき季節(9月)
夏季も終盤。秋の予兆が見え始めたと感じても気象庁のデータを見る限りでは “気温は高い見込み” に位置付けられている 。北日本~沖縄・奄美にかけての全ての地域が気温上昇の見込み。まだまだ暑さは続きそうだ。降水量に関しても平年並よりも多い予想。北日本・東日本・沖縄・奄美と西日本以外は平年並みよりも多い予想となる。岩場・テトラ帯など、滑りやすいポイントでの釣行は止めておくと同時に暑さ対策は必須。できれば肌を露出しないようにアームカバーやレッグカバー、日焼け止め等を塗って釣行に挑もう。
去年は熱中症患者が多く搬送されている【再認識】
2016年08月02日(去年)には、総務省消防庁のWebサイトから、熱中症による救急搬送状況が発表されている。06月27日~07月03日頃から急激に増え始め、07月25日~31日には4063人(全国)が医療機関に救急搬送されるという結果に。
高齢者が圧倒的な割合を締めていることや成人と少年を合わせた数値は高齢者を上回る数値として年配の方だけでなく、体力的に強い若い世代の方々でも、熱中症になるという事実を改めて受け止めなければならない年度であった。
猛暑続きだった去年。今年も暑い年だと予想される。くれぐれも準備を万全にしつつ、水分補給を欠かさずに釣りを行うことを心に刻んで欲しい。
まとめ
いかがだろうか。
今回、紹介したのは、平成29年度(夏季)における熱中症の危険性についてだ。
- 今年も熱中症に注意!特に8月と9月は熱中症対策を必ず行うように!【2017年】
当然のことながら夏季は熱中症対策が必要な季節。2016年は多くの熱中症患者が運ばれたが2017年も注意しなければならない季節となりそうだ。