2017年03月に、APIA(アピア)から、新しいシーバス専用ミノーが登場した。
- AILED’ORE 115F(エルドール 115F)
河川での釣りを得意とするプロアングラー “松尾道洋氏” が監修を務める今製品。115(mm)のフローティングミノー内、同クラスではトップクラスの飛距離を誇る優れたキャスト性を持ち合わせた飛距離重視のシャローミノーとなる。遠い水面下の魚を手前まで広く狙いたい際には今製品を使用してみてはいかがだろうか。
AILED’ORE 115F
APIA(アピア)から登場したシャローミノー。今製品の最大の特徴はその “飛距離” にある。115(mm)のフローティングミノーの同クラスではトップクラスの飛距離を兼ね揃えた今ミノー。その秘訣は揚力(ようりょく)を得られる流線形デザインによる “飛行姿勢” にあった。
公式サイトによると、
エルドール115Fは最初に削ったモックからボディのシルエットやコンセプトにはブレがなく、ほぼそのままの状態でプロトを重ねていったが、細かな修正に入ってからがとにかく長かった。「金の翼」という意味を持つルアーであるため飛距離は追求したい。しかしながら、シャローレンジをキープするには単にウエイトを増すという方法は取れなかったのである。
エルドール 115F | APIA
飛距離を追求するならば重さ(ウェイト)を重くする。これはルアーコンセプトの基本中の基本。しかし、シャローレンジをキープするルアーに仕上げるにはルアーコンセプトの概念の反対を行かなければならない。シャロー(浅瀬)に対応するべく本体にウェイト(g)を掛けずに揚力(ようりょく)を得られる流線形デザインにすることでシャロー(浅瀬)に対応し、飛距離を出すことに成功したということなのか。まさに、本体ボディとフォルムを追求したAPIA(アピア)のアイデアが詰まったミノーに完成している。
長いボディが特徴的な今製品。遠く離れた水面下のシーバスをターゲットにする際には使ってみたいシャローミノーである。きっと、優れたポテンシャルを発揮するはずだ。
スペック / 詳細
タイプ | レンジ(cm) | 全長(mm) | 重さ(g) |
シャローミノー | 10~30 | 115 | 18 |
This is AILED’ORE 115F
チェックしておきたいポイント!
分かりにくい方のために、今一度、この製品の特長や機能をおさらいしておこう。
- トップクラスの飛距離(115mmフローティングの同クラス内)
- ウェーディングゲームでポテンシャルを発揮(河川・干潟)
- ランカーサイズに対応した2フック仕様(#4×2)
- ウォブンロール(ロール主体)
- 遠浅の干潟や河川等のシャローエリアがターゲット(10~30cm)
アクションはローリング主体のウォブンロールアクション。水面から10(cm)~30(cm)のシャローエリアの攻略に長けたフローティングミノーだ。カラーリングは全13種類(記事執筆日確認)。カラーローテーションを組むには十分すぎるカラーチャートが登場している。数多いカラーチャートからポイントに合った配色を見つけ出してシーバス釣りに挑もう。
まとめ
いかがだろうか。
今回、紹介したのは、2017年03月に登場したAPIA(アピア)の製品だ。
- AILED’ORE 115F(エルドール 115F)
ありそうでなかった飛距離が出るシャローミノー。AILED’ORE(金の翼)の名前通りに飛距離に重点が置かれたフローティングミノーに完成している。是非、遠浅の干潟や河川等のシャローエリアをウェーディングゲームで挑んでみて欲しい。