2017年04月に、Daiwa(ダイワ)から、ヒラメ・マゴチ等のフラットフィッシュをターゲットとしたソルト専用ルアーが登場した。
- フラットジャンキー ロデム 4(FLAT JUNKIE RODEM 4)
ソフトマテリアル設計のシャッドワームと複数のタナで適した使い分けによって高いレンジコントロールを得ることを目的として設けられたラインアイ(2つ)を持つジグヘッド。双方を合体させることでフラットジャンキー ロデム 4は完成する。ライトゲームで良く使われる軽量ジグヘッドよりも抜けにくい仕様となっているために安心して使用することができそうだ。
フラットジャンキー ロデム 4
Daiwa(ダイワ)から登場したジグヘッドとシャッドワーム。主にヒラメ・マゴチ等のフラットフィッシュをターゲットとするフラットジャンキーシリーズ。同シリーズ内は様々なジグヘッドがラインナップされているがこれほどにも魚の形にリアルに似せられたジグヘッドは過去に存在しただろうか。
既存の製品 “フラットジャンキージグヘッド SS” や “フラットジャンキージグヘッド ダブルトレブルフック” と見比べてみると一目瞭然。上記の製品は一目で鉛の塊だと認識することができるが今製品に限っては “ワームとの一体感” を感じる。それほどまでに小魚の姿にリアルに似せられた設計。
公式サイトによると、
ー 水鳥の足ヒレ形状からヒントを得た「ダックフィンテール」を搭載
と記載されている。テール部位が水鳥の足の平に似た形状を持っているために水掴みが良い。本体が振り子状にスイングすると同時に強い波動とリアルなボディフォルムにより、フラットフィッシュを誘いだすとのこと。
ジグヘッドとシャッドワームを合体させる際に外れないように引っ掛ける役割を担うのがワームキーパー。今製品にはワームキーパーが3つ付いている強固設計。そのワームキーパーの先端には返しのような形状となっているだけに、よりジグヘッドからワームが外れにくくなっている。そして、ジグヘッドに標準装備されたアクションアイ。このアクションアイの使い分けにより、ジグヘッドのレンジコントロールが決定する。シャローエリア(浅瀬)では前方のラインアイに。深く探りたいときには後方のラインアイを使用するというのが今製品のアクションレスポンスを左右するところ。
Daiwa(ダイワ)の公式サイトではジグヘッドとワームの装着方法について詳しく解説されている。ワームキーパーでワームを傷つけてしまう前に公式サイトで装着方法を事前に確認してから今製品を使ってみてはいかがだろうか。
スペック / 特長
ターゲット | サイズ(inch) | 重さ(g) |
フラットフィッシュ | 4 | 18 |
〃 | 〃 | 21 |
〃 | 〃 | 28 |
This is RODEM 4
チェックしておきたいポイント!
分かりにくい方のために、今一度、この製品の特長や機能をおさらいしておこう。
- ヒラメやマゴチ等のフラットフィッシュ(ターゲット)
- ジグヘッド+シャッドワーム(フラットジャンキー ロデム 4)
- 水掴みの良い水鳥の足ヒレ形状(テール部位)
- ワームキーパーでワームがズレにくい(3つ)
- ラインアイによってレンジコントロールを操作(2WAYアクションアイ)
ベイトフィッシュの姿をリアルに再現した今製品。同時期に “スペアボディ(ワーム)” も登場してより使い勝手が良くなっている。カラーリングは全6種類(記事執筆日確認)。フィッシュイーターのベイトとして知られる鰯(イワシ)カラーは全体の半分を占める(3色)。フォルムやカラーチャートから判断するにベイトフィッシュに似せるという点では高い模擬力を発揮することは間違いないだろう。
まとめ
いかがだろうか。
今回、紹介したのは、2017年04月に登場したDaiwa(ダイワ)の製品だ。
- フラットジャンキー ロデム 4(FLAT JUNKIE RODEM 4)
近年、流行の兆しにあるフラットフィッシュゲーム。そのゲーム性をベイトフィッシュの視点から忠実に捉えた製品であると感じる。是非、ベイトフィッシュに似せた今製品を用いつつ、レンジコントロールにより使い分け、フラットフィッシュゲームを攻略して欲しい。