2016年11月に、SMITH(スミス)から、メバルをターゲットとしたミノープラグが登場した。
ルアータイプはフローティング。表層メバルに高いアピール度を示す表層系ミノープラグだ。同時期に登場した「ガンシップSS」はスローシンキングモデル。表層を誘いたいときは「ガンシップF」を、レンジを少し深く誘いたいときには「ガンシップSS」と使い分けることでメバルに対して効率的にアピールすることができる。
ガンシップ36F
表層を誘うならフローティングモデル。ガンシップ36Fはイカのフォルムに似せて製作されている模様。ゲソ部分をオフセットリップでまとめつつ、イカの特徴である大きな目玉をルアー頭部に用いられているようだ。36(mm)と小さなスタイルは、まさに、小イカを連想させるような仕上がり。
本体内部にはタングステンが搭載されている。鉛とは違って高比重から成るタングステン。これにより、小型プラグでは珍しい “高い飛距離” を実現することが可能となっているようだ。
さらに嬉しい特長としては “初心者に優しい設計” になっていること。公式サイトでは “アクションの質の上で超スローからハイスピードまで対応するハイレスポンスな動きを実現” と書かれている。複雑なアクションをせず、リトリーブだけでミノープラグの良さを引き出すことができるのも魅力の一つである。
初心者にも優しいメバル用ミノープラグ。表層を這わすようにアピールしたいときには「ガンシップ36F」を、少し深いレンジを誘いたい場合は、次に紹介する「ガンシップ36SS」を使ってみて欲しい。
スペック / 特長
タイプ | サイズ(mm) | 重さ(g) |
フローティング | 36 | 2.3 |
This is 36F
スミス(SMITH LTD) ガンシップ 36F 2 ゴーストグロー
ガンシップ36SS
表層を攻める場合にはフローティングタイプである「ガンシップ36F」を、少し深いレンジを探りたいときにはスローシンキングタイプの「ガンシップ36SS」を用いると幅広く誘うことができる。
メバルの目は良いと一般的には言われている。ただし、人間も同様に、目から見える範囲に物体を近付けないと直視することができない。表面を主にターゲットにする「ガンシップ36F」と、表層より深いレンジを誘うことができる「ガンシップ36SS」の二つを使い分けることで表層付近のメバルから見える範囲に餌(ルアー)を近づけることが可能。
餌とは違って匂いの無いルアー。可能ならば、広い範囲にアプローチするルアーを使い分けつつ、メバルの視線の範囲に沿ったレンジを攻略したいところ。
表層よりも少し深いレンジを探りたいならば「ガンシップ36SS」で決まりだ。
スペック / 特長
タイプ | サイズ(mm) | 重さ(g) |
スローシンキング | 36 | 2.5 |
This is 36SS
スミス(SMITH LTD) ガンシップ 36SS 1 クリアー
まとめ
いかがだろうか。
今回、紹介したのは、2016年11月に登場したSMITH(スミス)の製品だ。
- ガンシップ36F
表層より少し下のレンジを探りたいときには、
- ガンシップ36SS
是非、各ポイントのメバルが潜んでいるレンジに合わせて各ルアータイプを使い分け、メバルの気持ちを意識して各レンジを攻略して欲しい。