自転車、バイク、電車、歩き、身近な環境で釣りを行うならば、ランガンスタイルで釣りに行くのも悪くない。ただ、釣行の移動手段として自動車を用いれば、準備万端で釣りに挑むことができ、トランクに寝袋等を収納すれば、長期間の釣行に備えることもできる。
今回は、釣行で必要となる釣具と、短期間・長期間の釣行に備えるために、便利な収納グッズの数々について注目することにした。
もくじ
トランクに釣具を収納!「コンテナボックス」
トランクに釣具の収納スペースを作ることができる箱型のボックス。トランクの幅が広い方にオススメしたい収納方法だ。三つほどトランクにコンテナを設置すると、移動式釣具店のようなスタイルに。備えあれば憂いなし。まさに、準備満タンで釣行に望みたい方にオススメしたい収納方式となる。
コンテナの最大の利点は重ね置きができること。無論、製品のかみ合わせによっては重ね置きができない場合もあるものの、重ね合わせることで非常に多くの釣具をトランクに詰め込むことができるようになる。ミカン箱等に用いられることの多いコンテナボックスは折りたたむことが可能。すなわち、収納ボックスとして利用しない場合は、自宅の押入れ等にスマートに収納することができる。
バッカンケース、折りたたみ椅子、リール類、短竿等を収納を車内の収納スペースに合わせて確保できるアイテムが「コンテナボックス」だ。
This is TRUSCO
車内に竿置きを設置!「車載ロッドホルダー」
車載ロッドホルダーを使えば車の上部に竿の設置スペースを確保することができる。ハードロッドケース等を用いて車内に詰め込むと、ハードな作りが原因となって上手く収納できない場合もある。車内に設置することが可能なロッドホルダーはケースのまま収納するのではなく、竿を剥き出しのまま固定する。すなわち、ハードロッドケースのケース部分の接触が無く、スマートに収納できるために便利だ。
しかし、車内の奥行き以上に竿を収納することができない。継数と奥行きを考慮しながら車内に設ける車載ロッドホルダーを選択しよう。
This is CARMATE
移動に便利!「折りたたみ自転車」
目的地(釣り場)まで車で走り、そこからは自転車の出番。自転車は必ずしも釣り場近くに停められるとは限らない。駐車違反(放置駐車)をしないためにもパーキングエリア(指定の場所)に車を停めることを推奨する。
車内に折りたたみ自転車を積み込み、利用することで、少し離れたパーキングエリアからでも楽に釣り場へと向かうことができる。見落とされがちなのが荷台とカゴの有無。荷台とカゴがない折りたたみ自転車をチョイスする方を多く見られる。
荷台があればクーラーボックス等を固定することができ、カゴがあれば、仕掛け類を入れることが可能。通なアングラーは自分で折りたたみ自転車を改造して、より多くの荷物を詰め込めるようにしている。
移動面で便利となる折りたたみ自転車は、車での釣行で必要となるツールの一つだ。
This is SHINEWOOD
引き出しを開けるだけ!「三段ボックス」
ミニバン・ワンゴックスカー等の縦幅の大きい車に釣具の収納スペースを設けるならば三段ボックスが役に立つ。引き出しを開けるだけで様々な釣具をスマートに取り出すことができ、使い勝手が良い。ただ、三段ボックスの引き出しが緩いと、運転をしている最中に、引き出しが出入りすることになる。引き出しがトランク内に「ドバッ」と散らかってしまう場合もある。
以上のことから、引き出しに簡易ロックが掛かっている三段ボックスをオススメしたい。簡易ロックが掛かっていれば車内に散らかる心配はなくなる。
釣具を初めとした数々のグッズを取り出せる簡易ロック付き三段ボックスは、車での釣行にピッタリなアイテムだ。
This is SANKOPLASTIC
天井に物置スペースを設置!「カーモック」
カーモックを利用すれば天井に物置スペースを確保することができる。ただ、天井が高い車には余裕を持って設置できるが、天井の低い車では狭く感じてしまう。車内キャリアを設置するよりも、車内に必ず付いている四隅のアシストグリップを利用してカーモックを設置する方が手間が掛からなくて良い。
コストを掛けたくない方は、ゴムネットとSフックを利用して自作カーモックを作成することも可能。ただ、ゴムネットの大きさは車内のスペースを考慮して決定すること。そして、Sフックは邪魔にならないように小さめに設定しておきたい。
This is Car Mock
最大限に収納スペースを活用しよう!
車を利用するならば最大限に収納スペースを活用したい。
釣りをしていると、
- 持ってくるの忘れた!
- あの道具があれば解決するのに!
といった悔しい思いをすることも多々ある。長期間の釣行を目的に遠征した状態で気付いたときにはもう遅い。近くの釣具で道具を買い直すよりも、準備段階で万全にして釣行に望んだ方が賢いといえる。
せっかくの荷物を積み込める車。最大限に収納スペースを利用し、準備を万全にしつつ、釣行に挑みたいところ。
まとめ
いかがだろうか。
今回、紹介したのは、自動車で釣りに行くときに便利な収納関連グッズの数々だ。
自転車、バイク、電車、様々な釣行スタイルに見合った製品が開発されている。ただ、一般的には、自動車での釣行がほとんど。
是非、今回、紹介した収納グッズでトランク内に釣具スペースを設け、準備満点で釣りに挑んでみて欲しい。