2016年10月に、Daiwa(ダイワ)から、トラブルレスを追求したリールが登場した。
- トライソ(TRAISO)
風が強く、波しぶきが激しく飛び交う磯場。外湾に向いた環境では海水によるリールのダメージは回避できない。そんなときにはトライソ。マグシールド・オートマチックドラグシステム等が搭載された耐海水性能を持ったリールを選択し、予め、リール内への海水の進入を防ぐことを推奨する。
もくじ
トライソ(TRAISO)
Daiwa(ダイワ)から、エントリーモデル「トライソ」が生まれ変わって新登場。従来のトライソと比べるとボディとレバーを約50gほど軽量化されたリールとなっている。
ラインブレイクを回避するオートマチックドラグシステム(ATD)、リールへの耐防水性を追及したマグシールド等が搭載。さらには、3000番を除いたトライソにはライントラブルを抑えるファーストテーパースプールを採用されている。
海水が飛び交う過酷な環境に対して耐性を求めたリールがトライソ。磯・岩場・外湾に向いた足場の低い防波堤などに向いている。
抑えておくポイントは、
- ZAION化することにより約50グラム軽量化(カーボン樹脂)
- マグシールド・オートマチックドラグシステム等の機能を満載!
両軸リール・スピニングリールでもリール(ギヤ)の中に海水が進入する。海水がリール内に進入するとギヤの中で塩が結晶化してしまい、異音と共に巻き取りに影響が出始める。
マグシールドが搭載されたレバーブレーキリール「トライソ」は、海水や埃・汚れなどをシャットアウトする防水構造を持っている。過酷な環境に適したリールだと言えるだろう。
スペック / 特長
型番 | ギア比率 | 巻き取り長さ(1回転) | 標準巻糸量 | ベアリング数 |
2000H-LBD | 6.2 | 91(cm) | 2-150, 3-300 | 5 |
2500LBD | 5.3 | 79(cm) | 3-150, 4-300 | 5 |
2500H-LBD | 6.2 | 91(cm) | 3-150, 4-100 | 5 |
3000H-LBD | 6.2 | 91(cm) | 4-150, 5-120 | 5 |
This is TRAISO
チェックしておきたい同メーカー製品
先ほど紹介したリール「新トライソ」と同時期に登場したリール「新プレイソ」も一緒にチェックしておきたい。旧プレイソと比べ、ボディ・レバー・スプールを10%軽量、総合的に約30gほど軽量化されたリールとなる。
異物の混入を防ぐマグシールド機能、オートマチックドラグシステム(ATD)を搭載したレバーブレーキリールだけにラインブレイクが起こりにくく、海水による耐性を高めた仕様。
トライソとプレイソの違いはベアリング数、重さ、スプールカラー、ハンドルの構造、スプール構造(テーパー)にあるとか。同じような構造に見えてかなりの違いがあるようだ。
新しく登場したプレイソにはワンタッチでハンドルを折りたたむことが可能なマシンカットハンドルが採用されている。見た目、重量と共に新しく生まれ変わり、初心者~上級者と様々なアングラーでも使いやすいパフォーマンスにリニューアルして再登場となった。
比較的に安定した防波堤はもちろん、磯場・岩場等、海水が飛び交う過酷な環境に対して耐性を持ち、コストパフォーマンス面でも配慮されたリールが「プレイソ」だ。
スペック / 特長
型番 | ギア比率 | 巻き取り長さ(1回転) | 標準巻糸量 | ベアリング数 |
2000H-LBD | 6.2 | 91(cm) | 2-150, 3-100 | 6 |
2500LBD | 5.3 | 79(cm) | 3-150, 4-100 | 6 |
2500H-LBD | 6.2 | 91(cm) | 3-150, 4-100 | 6 |
3000H-LBD | 6.2 | 91(cm) | 4-150, 5-120 | 6 |
This is PLAISO
まとめ
いかがだろうか。
今回、紹介したのは、2016年10月にDaiwa(ダイワ)から登場した製品だ。
- トライソ(TRAISO)
同時期に登場したレバーブレーキリールもチェックしておきたい。
- プレイソ(PLAISO)
是非、重量・見た目・性能が生まれ変わったリールを用い、リールの操作性・海水による耐性を強化して欲しい。