先日、SJCAM SJ4000と言うコストパフォーマンスに優れたウェアラブルカメラを購入した。
某有名ウェアラブルカメラ(GoP○o)のアクセサリーに対応し、スマートフォンからの遠距離操作が可能なSJCAM SJ4000 WIFIは、有名なウェアラブルカメラの一つとなりつつある。
参考 小型アクションカメラ「SJCAM SJ4000 WIFI」を使ってみた結果をレビュー
ただ、中国メーカーが製作しているウェアラブルカメラ。デフォルト(元々)で設定されている文字は英語となる。すなわち、設定方法がいまいち分りにくい。
今回は、SJCAM SJ4000 WIFIを使う上で、最低限必要な初期設定の内容について紹介していくことにする。
もくじ
設定画面へと移行する手順
本体のカメラレンズ左に【mode】と書かれたスイッチがあるはずだ。スイッチを2.3回押すことで設定画面へと移行する。本体液晶を見ながら操作すると分りやすい。以下のような設定画面が表示されたら次のステップへと移って欲しい。
Step. 1 英語から日本語へと変更する
英語表記では分りにくいので言語設定で日本語に変換する作業を行う。液晶画面から見て本体(右側)にある2つのボタンによって項目を上下することができる。液晶画面を見ながら作業を行ってみよう。
- 設定項目(Setup)の6ページ目へと移動する(上下移動ボタンを用いて行う)
- 6ページ目にある【Language】を選択する(本体上部にあるOKスイッチを押して決定)
- Language内にある【日本語】を選択する(本体上部にあるOKスイッチを押して決定)
- 終わり
日本語への設定が終われば、だいぶ楽になるはずだ。
続いて、私がオススメしたいSJCAM SJ4000 WIFIの設定方法をご紹介したいと思う。
Step. 2 動画サイズを【1080P 30fps】に設定
動画サイズは綺麗な方が当然見栄えが良い。ただ、最高画質よりも小さければ、画質は綺麗では無くなる一方、スルスルと快適に動作する。動画の滑らかさを下げて画質を上げるか、画質を下げて動画の滑らかさを上げるかという意味だと理解して欲しい。
- 画質を取るならば【1080P 30fps】
- 滑らかさを取るならば【1280 × 720 60fps】
Youtubeで公開することを主旨として考えるならば「1080P 30fps」が妥当であると感じる。
Step. 2 ループ録画を【OFF】に設定
ドライブレコーダーとして使うならば「ON」に設定して欲しい。MicroSDが容量上限になったら古いファイルから削除して上書きでループ録画をしてくれる機能だ。通常のカメラ、動画撮影を目的としているならば「OFF」に設定することを推奨する。
- OFF
- 3分
- 5分
- 10分
4つの項目が用意されている。自分の用途に合った選択肢を決定して欲しい。
Step. 3 動体検知を【OFF】に設定
動く物体を認識したときに自動的に録音を開始する機能。通常は「OFF」を推奨する。ただ、ドライブレコーダー、監視カメラ等を主旨として使用するならば動体検知を「ON」にしても良さそう。カメラを一点に固定して動物等が行きかう姿を撮影(定点撮影)するときに便利かもしれない。
Step. 4 音量調節を【MAX】に設定
SJCAM SJ4000を再生したときに衝撃を受けること。音の小ささだ。音量調節を「MAX」に設定することによって録音音量を少し大きくすることができる。(MAX=8)
Step. 5 日付スタンプを【OFF】に設定
SJCAM SJ4000で再生したときに「日付」が表示される。動画としてパソコンに取り込み、再生したときにも日付は表示される。監視カメラとして使用するならば「ON」に設定することを推奨する。ただ、動画の邪魔になることを考えると「OFF」に設定した方が無難である。
Step. 6 操作音を「OFF」に設定
起動時に発生する音、上下移動ボタンのアクション時に発生する効果音を無くすことができる。室内で操作音を聞くと分ると思うが音量が大きい。バッテリー容量を少しでも維持したい方は「OFF」に設定することを推奨する。
Step. 7 覚えておきたい機能!「フォーマット」
SJCAM SJ4000で録画を開始するにはメモリーカードを先にフォーマットしなければならない。パソコンでメモリーカードをフォーマットするよりも、SJCAM SJ4000の機能を使ってフォーマットをした方が早い。(注意:メモリーカード内の全データが削除される)
まとめ
いかがだろうか。
今回、紹介したのは、SJCAM SJ4000 WIFIを使う上での最低限必要な初期設定である。
設定を変更したときに不具合が発生した場合は、設定項目(7ページ)にある「デフォルト設定」を選択することにより、設定項目を元々の設定に戻すことができる。(ただし、メモリーカードをフォーマット以前の状態には戻せない)
初期設定が終われば後は録音と再生を楽しむだけだ。是非、自分の用途に合った設定項目を選択し、SJCAM SJ4000を使いこなして欲しい。