2016年10月に、Daiwa(ダイワ)から、座っても大丈夫なマッスルボディを持ったクーラーボックスが登場した。
- プロバイザー HD
数々のクーラーボックスを産出しているDaiwa(ダイワ)。プロバイザー(HD)は耐久性に優れたクーラーボックスなだけに座ることが可能。各シリーズ(ZSS、SU)に関しては座ることでぶつかりやすい角を保護するプロテクターが標準装備されたクーラーボックスとなっている。
もくじ
プロバイザー HD
過去に登場している元祖プロバイザーボックスと比較すると各シリーズ内(ZSS)の重量に変化が起きているようだ。1600Xシリーズ(ZSS)は元祖プロバイザーと比べると0.2kg(減)、2700シリーズ(ZSS)では0.4kg(減)ほど軽量化されている。各種シリーズ内に入る容量は、16L・21L・27Lの3種で以前と変化なし。
やはり、大きく違っているのは耐久力。新プロバイザーHDは従来の各性能を受け継ぎつつ、耐久面で優れた仕上がりとなっている。座っても大丈夫なマッスルボディ(頑丈)と各シリーズ内(ZSS、SU)にはぶつけやすい角を保護するプロテクターが標準装備されている。
そして、新プロバイザーHDには「リフトアップオープンシステム」が採用されている。過去のプロバイザーには「ワンプッシュロック方式」が採用されており、ここも、大きく違った特長の一つとなる。
デザイン性も一段と変化。過去のプロバイザーは「Daiwa」のデザインロゴが全体的に押し出された堅苦しいイメージとなっている。しかし、新プロバイザーHDの外観はスタイリッシュ。Daiwa(ダイワ)の新デザインロゴ「D」の文字がシンプルにクーラーボックスのスタイルを引き出してくれる。
気をつけなければならないことは両シリーズ共に「断熱材」「保冷力」等がタイプに沿っていること。すなわち、自分に合ったクーラーボックスをリストから選択しなければならない。
分りやすく順序化すると、
- ZSS(真空パネル:6面、ウレタン、プロテクター付き)
- SU(真空パネル:底一面、ウレタン、プロテクター付き)
- GU(ウレタン)
- S(スチロール)
上記の4つのタイプがシリーズ毎(1600X・2100X・2700)に一つ一つ用意されている。
スチロールだと保冷力は劣る。ウレタンだと保冷力は標準より上だが真空パネルを付けない限りは熱源をシャットダウンできない。すなわち、夏場などのコンクリートが熱せられる時期には底一面でも真空パネルを敷いていた方が保冷力は上がる。
自分の用途に合ったクーラーボックス「プロバイザーHD」を選択し、釣り上げた魚の鮮度を快適に保ってみてはいかがだろうか。
スペック / 特長
シリーズ | 内寸(cm) | 容量(L) |
1600X | 21.5×33×22 | 16 |
2100X | 23.5×36×24 | 21 |
2700 | 25×43×25 | 27 |
This is PROVISOR HD
チェックしておきたい同メーカー製品
座っても大丈夫な頑丈ボディを持つクーラーボックス「プロバイザー HD」と一緒にチェックしておきたい製品は、大量に道具を持ち運ぶことができるバッグ「クールバッグ(B)」だ。
収納スペースを多く持ったクーラーバッグ。かぶせフタを持ち上げることで確認できる上下二段構造となった収納スペース、サイドポケット収納スペースを両部に配置。正面に見えるフロントポケットにも小物類を収納することが可能。
無論、収納エリアの大部分を占めるメインボックスには大量の収納スペースを持ち合わせている。防波堤や磯場の釣りに必要な道具を収納できる奥行きのあるクールバッグとなっている。
なお、PVC素材で製作されているために水洗いが可能。汚れに強い仕上がりとなっている。
スペック / 特長
シリーズ | 内寸(cm) | 重さ(kg) |
28(B) | (約)21×41×26 | (約)2.9 |
38(B) | (約)28×47×32 | (約)3.5 |
This is PROVISOR COOL BAG (B)
ダイワ(Daiwa) プロバイザー クールバッグ 28 (B)
まとめ
いかがだろうか。
今回、紹介したのは、2016年10月に登場したDaiwa(ダイワ)の製品だ。
- プロバイザー HD – 座っても大丈夫なクーラーボックスならコレ!
同時期に登場したクーラーバッグもチェックしておきたい。
- クールバッグ(B) – 収納性に長けたクーラーバッグならコレ!
是非、用途に合ったボックスを選び、釣りのスタイルに合わせて、使い分けて欲しい。