動画投稿サイトにて、ステンレス線を使ってタイイング・フィニッシャーを作成する方法を解説した動画が投稿され、注目を集めている。
タイイング・フィニッシャーを自作することができれば、スレッドを結び止めることはもちろん、針(ハリ)にラインを結び止めるときに仮固定を行うことが可能。
フェザーフックを針(ハリ)に取り付けるとき、ラバーをトレブルフックと一体化したいとき、様々な自作用品を固定する道具として欠かせない存在となることは間違いない。
タイイング・フィニッシャーの作成に興味をお持ちの方は、参考にしてはいかがだろうか。
タイイング・フィニッシャーとは?
動画投稿サイト(Youtube)にて、1本のステンレス線を折り曲げつつ、タイイング・フィニッシャーを作成する方法が公開された。
限られた道具を使って、タイイング・フィニッシャーに仕上げる投稿者は職人そのもの。
タイイング・フィニッシャーとは、フライタイイングツールの1つで、巻き終わりにスレッドを結び止めるために使用する「仕上げ道具」である。
簡単に言えば、針(ハリ)に結び止める糸(ライン)を固定するために使われるツールだ。
自作でタイイング・ツールを作成することができれば、コストの削減になることはもちろん、様々な自作用品を固定する上で必要不可欠な存在となることは間違いない。
作業手順としては、
- ステンレス線を適当な長さにカットする
- タイイング・フィニッシャーの形に変形させる
- ビーズ→パイプ→ビーズの順にセッティングする
- 余った部分をラジオペンチで折り曲げる
- ニッパーで切断する
上記の5つの手順をマスターすることができれば、自分だけのタイイング・フィニッシャーを作成することができる。
自作フェザーフック、自作ラバージグ、様々な自作品を作るうえでタイイング・フィニッシャーは欠かすことができない。
ステンレス線が身近にあるならば、動画を参考にしつつ、君だけの「タイイング・フィニッシャー」を作成してみよう。
Movie by haru 834
用意するもの
タイイング・フィニッシャーを作成する上で必要なものは以下のとおりだ。
- ステンレス線
- ラジオペンチ
- ビーズ(2つ)
- ニッパー
- 細いパイプ
ステンレス線を使ってタイイング・フィニッシャーを作成するユニークな発想。
太いステンレス線を使用すれば形状が歪むこともなく、タイイング・フィニッシャーを回転させ、スレッドを結び止めるときにも、安定性を発揮するはずだ。
取っ手部分には細いパイプ、パイプが歪まないように両サイドはビーズで固定、まさに、ユニークな発想から生まれた「機能性」と「利便性」を兼ね揃えたアイテムである。
This is Stainless Wire
ステンレス線 約0.9mmx約5m SUS304 55270
まとめ
いかがだろうか。
今回、紹介したのは、動画投稿サイト「Youtube」にて、話題となった動画である。
動画を参考にすれば、フェザー、ラバー、様々なカスタマイズ用品を針(ハリ)に固定させることができ、完成形態となる「フェザーフック」や「ラバージグ」を作成することができる。
是非、ステンレス線を使ってタイイング・ツールを作成し、自作用品を作成するためのアシストアイテムとして有効に使って欲しい。