ゴンズイの毒の場所と取り扱い方 | ゴンズイ釣り専門の仕掛けを徹底解説

ゴンズイは日本近海の沿岸付近(浅瀬)に生息する魚。ナマズの仲間ではあるものの、淡水魚では無く、海水魚の一種です。

釣り人からはゴンズイの取り扱い辛さから嫌われた魚ワースト9位に位置する程で釣れた際には多くの釣り人が持ち帰りません。背鰭と胸鰭には毒棘を持ち、触れてしまうと激痛に襲われてしまいます。

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ゴンズイには髭(ヒゲ)が複数本生えているだけにナマズの仲間と言うことがよく分かります。可愛らしい見た目ではあるものの、取り扱いには注意が必要です。

今回、紹介するのは、ゴンズイの毒の部位と生態、ゴンズイ釣りを楽しめる仕掛けについて。もしも、ゴンズイが釣れた場合には、直接、手で触れるようなことはせずに、フィッシングツールを介して取り扱うように注意するようにしましょう。

そこで、レポ部では・・・
ゴンズイの毒の場所と取り扱い方 | ゴンズイ釣り専門の仕掛けを徹底解説
をレポートします。

ゴンズイの毒はどこにある?

毒棘(どくきょく)の部位
  • 背ビレ
  • 胸ビレ

ゴンズイの毒は「背びれ」と「胸びれ」の第一棘条に毒を含み、刺されてしまうと患部を中心にズキズキとした痛みに襲われます。尚、ゴンズイの毒は個体が死んでも失われることはありません。もちろん、時間との経過で徐々に毒性は失われていきますが、しばらくは残り続けるのでゴンズイが打ち上げられていたら触れないように注意しましょう。

毒棘(どくきょく)とは

毒棘(どくきょく)とは毒を含んだ毒針(どくばり)のこと。毒棘を含む生き物のほとんどは海中に住み、その毒棘は個体そのものを天敵から守るために進化した器官、もしくは、骨が進化した物とされています。毒棘を持った海の生き物の例としては、アカエイ、オニカサゴ、オコゼ、ゴンズイ、ハオコゼ、ミノカサゴ、アイゴ等、場広い魚達が自身の命を守るために毒棘を身に付けています。

ゴンズイ玉とは

ゴンズイは群れて行動する習性を持つため、沿岸付近では黒い玉(ゴンズイの集団)となったゴンズイの群れを見ることができます。これを「ゴンズイ玉」と呼びます。ゴンズイが群れる理由は天敵から身を守るため。その理由は大きく二つあるとされています。一つは丸まって大きく見せるため、二つは固まることで子孫繁栄に繋がる個体そのものをできるだけ残すため。ゴンズイは群れることで自身の存在を守っています。

ゴンズイが一匹・・・ということはありません

ゴンズイ玉を見かけない釣り場でもゴンズイは釣れることがあります。その場合はゴンズイが一匹はぐれていたという見解もありますが、多くの場合はそうではありません。ゴンズイは餌を捕食する時は団体で行動しますが、捕食しない活動停止時の時は頭だけを出して一つの隙間や穴へと複数個体、隠れて過ごしています。辺りに餌を撒くと個体が群がり、再度群れを結成します。とても、俊敏な動きで面白いですよ。

ゴンズイの棲み処と隠れ家

ゴンズイは海底に棲み処を作ります。隙間、穴、時には、人工的に作られた隙間で群れるように頭だけを出しています。ゴンズイが表層に上がってくることは餌を捕食する時間帯。表層にゴンズイの姿が見えない場合はほとんどを海底で過ごしています。

ゴンズイ釣りの仕掛け

ゴンズイは堤防や漁港といった浅瀬でも十分に見かけることができます。しかし、ゴンズイを釣るためにはゴンズイの釣果を確認し、一匹でも釣れていればその周りにゴンズイが潜む可能性は一気に高まります。まず、仕掛けを作る前にゴンズイの釣果があるポイントを探し出すことがゴンズイの釣果に繋がり一番の秘訣と言えるでしょう。

サビキ釣り

サビキ釣りで利用する餌
  • アミエビ

辺りにゴンズイの姿が確認できる場合はサビキ釣りを利用した方が手っ取り早くゴンズイを釣ることができます。ゴンズイはアミエビが大好物。特に、浅瀬で産卵を迎えるゴンズイの稚魚にはアミエビが餌として最適です。ただし、ゴンズイは群れて行動するため、釣れる時は複数の釣り針にゴンズイが掛かることがあります。サビキ針のサイズは少し大きめを利用した方が切断のリスクを負わずに釣りを終えることができるでしょう。

カゴ釣り(ロケットカゴ)

カゴ釣り(ロケットカゴ)で利用する餌
  • アミエビ

サビキ釣りはその場に落とし込む釣法ですが、少しゴンズイの群れが奥へと行ってしまった、また、10(m)程奥に探りを入れたい場合に活躍する仕掛けです。カゴ釣りではあるものの、ロケットカゴと呼ばれるアミカゴを利用した仕掛けで、どちらかというとサビキ釣りを投げれるようにした仕掛けです。ロケットカゴの中にアミエビを投入し、少し奥へと飛ばしたい時に有効で、水深(タナ)も調節できる大きな利点を持っています。

投げ釣り

投げ釣りで利用する餌
  • アオイソメ
  • ゴカイ
  • ユムシ
  • etc

辺りにゴンズイの釣果が無ければ投げ釣りの仕掛けを利用します。投げ釣りは夜のゴンズイ釣りに最適でゴンズイの活動範囲が広い夜中は投げ釣りで広く誘う方が効率的であると言えます。ゴンズイの投げ釣り仕掛けはキス釣りの物を応用します。また、ゴンズイの釣果があるポイント(アタリがあったポイント)では連続して同じポイントに落とすことで更なるゴンズイの釣果を期待することができます。

ミャク釣り(胴突き仕掛け)

ミャク釣りで利用する餌
  • アオイソメ
  • ゴカイ
  • ユムシ
  • etc

サビキ釣りは釣り針同士が絡まってしまうし、手が汚れてしまうから嫌だ。そのような場合は胴突き仕掛けを利用しましょう。ゴンズイは多毛類も大好物でアオイソメ、ゴカイ、ユムシにも遠慮なく食い付いてきます。サビキ釣りのデメリットを挙げるとするとサビキ針同士の絡み合いですが胴突き仕掛けの場合は針数が少なく直線的に並んでいるのでトラブルを極力避けてゴンズイ釣りを楽しむ事ができます。

穴釣り

穴釣りで利用する餌
  • アオイソメ
  • ゴカイ
  • ユムシ
  • etc

ゴンズイの釣果は穴釣りでも寄せられており、隙間や穴、人工的に作られた構造物同士の隙間もポイントの一つです。ただし、キケンな足場が多いので釣り初心者の方にはお勧めできません。穴釣りの仕掛けを利用する場合は難しく考える必要はありません。ブラクリと呼ばれる仕掛けを利用することでシンプルにゴンズイ釣りを楽しむことができます。

ゴンズイ釣りに必要不可欠な道具

ゴンズイは毒棘を持った魚です。ただ、毒針さえカットしてしまえばキケンな魚から安全な魚に変わります。ゴンズイの身はプリプリとした白身魚。ただし、取り扱いには注意が必要です。ゴンズイが釣れた場合は持ち帰って処理するのではなく、釣り場で毒棘をハサミでカットし、毒針による脅威を取り除いた上で持ち帰りましょう。

ドレス(DRESS) ディノグリップ LD-GR-5008 ライムグリーン

左手
ディノグリップ

全長:246(mm)
重量:約84.5(g)
材質:ガラス強化ナイロン樹脂

DRESSのディノグリップはキケンな魚を安全にホールドできる機器。フィッシュグリップとして利用することができます。先端に設けられた複雑な突起物で魚をシッカリとホールド。また、ケミホタルを本体に装着することで夜間の釣行でも安全に利用することができます。
Henckels ヘンケルス 「 ケルン 料理ばさみ 」 キッチンハサミ 【日本正規販売品】 11515-001

右手
キッチンバサミ

全長:20.5(cm)
重量:約110(g)
材質:ステンレス

ケルンのキッチンバサミです。ステンレス製なので錆びに強く、頑丈で太い刃により、シッカリとゴンズイの毒棘をカットすることができます。ゴンズイの体をホールドツールで固定し、利き手でキッチンバサミを利用するとスムーズに毒棘を切断することができます。

ゴンズイを釣ってみよう!

ゴンズイは毒棘を持った魚です。しかし、毒針を取り除いてしまえば危険はありません。ゴンズイの身はプリプリとした美味しい白身魚でゴンズイの美味しさを知った方は必ず毒棘をハサミでカットして持ち帰ります。鯰(ナマズ)は鰻(うなぎ)の代用として注目を集めており、ゴンズイは鰻と瓜二つの味として知られる程。是非、ゴンズイが釣れた場合はキケンな部位をハサミでカットし、食べてみてはいかがでしょうか。

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