総務省消防庁は、2016年8月2日に「熱中症による救急搬送状況」を新たに発表した。
このデータによると、6月27日~7月3日頃から急激に増え始め、7月25日~31日には4063人(全国)が医療機関に救急搬送されていることになる。
その中でも、高齢者が圧倒的に割合として多く存在していることから、高齢者の釣り師(アングラー)は、熱中症にはくれぐれも気をつける必要がありそうだ。
熱中症は高齢者だけではない!
総務省消防庁の熱中症による救急搬送人員数(7月25日~7月31日)による年齢区分の熱中症割合としては、
- 高齢者(51.1%)
- 成人(34.0%)
- 少年(13.8%)
これらの数値は、7月25日~31日の間に救急搬送された人数(4,063人)を元にした割合区分となっている。
高齢者が圧倒的な数を占めるものの、成人と少年を合わせた数値は、高齢者以上の数値となってしまうことになる。
熱中症を未然に防ぐには体調面に気を配ること
フィッシング(釣り)だけでなく、マリンスポーツ・海水浴・キャンプなど、アウトドアを行う上で熱中症は付きまとう。
熱中症に対処するには、
- 水分補給
- 塩分補給
- ストレス(生活リズム)
- 丈夫な体
これら4つの熱中症予防対策を意識してアウトドアを楽しむことが大切だ。
複数人でアウトドアを楽しんでいるならば、パートナー同士で気を配りつつ、体のダルさの有無、水分・塩分補給を徹底し、フラフラして立ちくらみがするようならば、医療機関への診察を推奨する。
熱中症対策グッズ
熱中症だと判断したら、頭・首・脇を重点的に冷やし、体を冷やすことを心掛ける。
口・鼻などの呼吸面を確保しつつ、濡れたタオルを顔にかぶせるなどの行為も効果的だ。
瞬間冷却剤・クールベスト、様々な熱中症対策グッズが産出されている。
その中でも、注目を集めているのが、中症指数モニター(チェッカー)である。
熱中症を数値で表示し、熱中症指数を、数値・音・光・アラームを使って知らせてくれる熱中症を未然に知るグッズである。
ただ、過信は禁物、状況によって体調は異なることから、熱中症の初期症状(めまい・頭痛・痙攣・意識障害)が起こったら涼しい場所へと移動し、熱中症予防をした上で安静にするか、医療機関への診察を行うことが大切だ。
This is Heatstroke Inspection
A&D 熱中症指数モニター AD-5688(熱中症みはりん坊)
まとめ
熱中症の初期症状(めまい・頭痛・痙攣・意識障害)が起こったら要注意だ。
パートナー同士で頻繁に声を掛け合い、喉が渇いてなくても、頻繁に水分補給を行うことを心掛けるよう。
くれぐれも、初期症状が現れる前に、項目[熱中症を未然に防ぐには体調面に気を配ること]を参考にし、無理の無いフィッシング(釣り)を楽しんで欲しい。