夏に釣れるキケンな魚達《11選》防波堤や漁港、波止で見る危険魚を集めてみた!

夏と言えば釣り。良い天候に恵まれやすい夏は暖かい気温により水温が上昇、温かい水域を好む魚達が沿岸まで遊びに来てくれます。この夏の季節は家族連れで釣りに楽しまれる姿を見ることができ、ファミリーフィッシングが盛んに行われる季節です。

しかし、夏の季節は釣魚に恵まれやすい夏場ですが、その分、温暖な気候を好むキケンな魚達も釣果として寄せられているため、釣りを楽しむのであれば、キケンな魚達の存在を知る必要があります。

今回、注目するのは、夏場で釣れる危険な魚達。防波堤や漁港、波止などの釣りを行う上で身近な環境に潜む魚達の存在について画像付きで触れていきたいと思います。

そこで、レポ部では・・・
夏に釣れるキケンな魚達《11選》防波堤や漁港、波止で見る危険魚を集めてみた!
をレポートします。

水温が暖かい水域へと魚は移動する

常に魚達は温かい水温を求めて移動しています。温かい水温はプランクトンの繁殖行動を促し、餌となるプランクトンを追い求める小魚、小魚を求める中型、大型魚というように海中の食物連鎖によって繋がっています。温かい水温を求めて移動する魚達は海の生態系の根本的な基礎を知っていると捉えることもできるでしょう。

広大な海をノビノビと回遊するイメージの強い回遊魚。実は、回遊魚はノビノビと回遊している訳ではありません。回遊性を持った魚達が回遊する理由、それ...

もちろん、毒魚も移動する

毒魚も餌を追い求めて移動します。元々、温かい水域に住んでいた毒魚も北上し、今では、四国、関西でも見かけるようになってきました。元々は沖縄、奄美地方、本州では九州の南の方に生息していたソウシハギ、ヒョウモンダコという毒のある水中生物も生息分布を広げ、東京湾でも出没するようになってきました。これらの原因としては地球温暖化による水温の上昇が大きな理由の一つとして考えられています。

毒魚の「毒」は残り続ける

毒魚の毒は死しても失われません。毒棘が残った個体が陸に放置してあったとしても触らないようにします。また、素人のうちは毒魚と思われる個体を素手で触ることは控えましょう。フィッシングツールを介して毒魚を取り扱うことをおすすめします。

ドレス(DRESS) ディノグリップ LD-GR-5008 ライムグリーン

ツール
ディノグリップ

全長:246(mm)
重量:84.5(g)
材質:ガラス強化ナイロン樹脂

釣りメーカー「ドレス」のフィッシュグリップです。ディノグリップは名前の通り、恐竜の口に似せたフィッシュグリップ。スライド式の簡易ロック付きなので勝手に開くことはありません。また、ロックの解除も簡単に行うことができるのでスマートに取り出し、魚を掴むことができます。

毒魚だけがキケンとは限らない

毒魚だけがキケンとは限りません。タチウオやカマス等の歯の鋭い魚達、また、顎の力の強さでは海のギャングとも呼ばれるウツボ、更に、口が尖ったダツの存在、根魚に多く見られる幾多の棘(トゲ)、毒こそ、ありませんが取り扱う上ではキケンな存在です。

釣りのターゲットはアジやサバ、イワシといった青物、マダイやクロダイといった家庭の料理でお馴染みの魚達だけではありません。時には、外道と呼ばれる...

刺された場合のNG行為

毒魚に刺された場合のNG行為をご存知でしょうか。実は、誤った応急処置は更なる被害を生んでしまう可能性があります。そこで、毒魚に刺された際にしてはいけないことに注目していきましょう。

毒を口で吸う・・・ダメ!

毒魚に刺されてしまった場合の応急処置として患部の毒を吸い出す行為。これは、決して、人間の口で行ってはいけません。もし、救護措置にあたった人間の口に切り傷があった場合には、吸い出した毒が傷口から入り、救護者が毒による影響を受けてしまうことに なりかねません。ただし、リムーバーを使って吸引する措置は正しい措置。吸引する際には専用の道具があるので、ポイズンリムーバーなどの道具を利用して吸引しましょう。

救急セット 携帯用救急箱 救急バッグ ポイズンリムーバー 防災笛 緊急応急セット 防災セット ファーストエイドキット 防水 隔てる網2層 手提げ 携帯・収納便利 旅行/出張/アウトドア/登山/ホーム救急キット ミニ救急バッグ 日本語取扱説明書付き (レッド)

キット
救急セット

サイズ:13.6 × 17.6 × 5(cm)
重量:159(g)
素材:高密度防水ナイロン

ポイズンリムーバー、ガーゼ、アルコール、ヨード、三角巾、他が一式入った救急箱です。小型のキットなのでカバンにスマートに入れることができ、釣り場に持ち運ぶことができます。万が一の備えとして揃えておきましょう。

尿をかける・・・ダメ!

毒性はアンモニアでは中和できません。また、尿は時間が経過する程に細菌が増加するため、患部にかけると細菌感染を引き起こしてしまうキッカケになります。尿を患部に掛ける行為は間違った認識なので患部を悪化させないために行わないようにしましょう。

夏の釣りにおすすめの仕掛け

第初回アンケート結果では、釣り初心者の方が初めに行われる釣りとして、投げ釣りやウキ釣り、サビキ釣りが三大釣法が選ばれています。夏は釣りの人気シーズンで、釣りの初めてに迎える方も数多くいらっしゃいます。そこで、釣りの仕掛けの中で三大釣法と呼ばれる仕掛けに注目します。シンプルなのでお子様でも仕掛けを組むことができますよ。

釣り人のみなさま。釣りを好きになったキッカケは何でしょうか。友人に誘われたから…、はたまた、上司との付き合いがキッカケで釣りにハマってしまった...

サビキ釣り

  • アミエビ

サビキ釣りは餌に似た釣り針を利用して魚達を釣る方法です。餌となるアミエビをコマセ(詰め餌)として利用し、コマセカゴへと投入。そのまま、海の中へと落とし込むとアミエビが水中で拡散されます。釣り針を餌と勘違いした魚がパクリ。一度に複数の魚を釣ることもできます。

ウキ釣り

  • オキアミ
  • アオイソメ
  • ゴカイ
  • ユムシ
  • etc

ウキ釣りには様々な仕掛けが存在します。シンプルなウキ釣りの仕掛けは玉ウキを利用した仕掛けです。道糸の末端にサルカンを付け、サルカンの先にハリスと針を装着します。後は、希望の場所に玉ウキを設置するだけ。シンプルですがいろんな魚が釣れますよ。

投げ釣り

  • アオイソメ
  • ゴカイ
  • ユムシ
  • etc

釣りの中でも最も人気のある釣法で遠くの魚を狙うための仕掛けです。数ある天秤仕掛けの中でも、特に人気が高いのはジェット天秤。道糸の先にジェット天秤を装着し、キスやカレイ用の市販の仕掛けをジェット天秤の先に結びましょう。

夏に釣れるキケンな魚達《11選》

家族連れでワイワイ盛り上がる夏。釣り業界が一番、賑わいを見せる季節です。家族連れで初めて釣りにチャレンジするという方もいるのではないでしょうか。そこで、夏に釣れるキケンな魚達に注目します。キケンな魚達に出会ったら、できる限り関わらずに、即海へと返してあげるようにしましょう。

ミノカサゴ

ミノカサゴは本州・四国・九州各地に広く分布し、多くは暖かい水温の水域に生息しています。体のあらゆる部位に棘(トゲ)があり、毒を含む部位「背鰭」「腹鰭」「尾鰭」に触れてしまうと患部が腫れあがり、ズキズキとした痛みに襲われてしまいます。

アカエイ

アカエイは日本全国周辺の水域に生息しています。海域はもちろん、河口域、汽水域、淡水域にまで侵入するだけに環境への順応力が高い水生生物です。尻尾近くに生える棘(トゲ)に毒を含み、鋸歯状(きょしじょう)の返しがあり、刺さってしまうと抜けないようになっています。エイでの死亡事例もあるので速やかに病院に向かいましょう。

ゴンズイ

ゴンズイも夏に旬を迎える魚です。ゴンズイが生息するのは沿岸付近。テトラ周り、堤防周りに群れを成して生息しています。ゴンズイは「背鰭」と「胸鰭」にの毒があり、刺されてしまうと焼けるような痛みに襲われます。ゴンズイの毒は強力で事例には患部周辺が壊死したとの情報もあります。痛みが続く場合には医療機関へと向かいましょう。

ハオコゼ

前頭部に凛凛としたリーゼント頭。ハオコゼは「背鰭」「腹鰭」「尻鰭」に毒を含む毒魚の一種です。ハオコゼの毒性もゴンズイと似て強力です。触れてしまうと、長時間、長い場合は数日程の痛みを我慢することになるでしょう。ハオコゼの旬は春先から夏終わりにかけて。丁度、釣りの旬を迎える時期です。

ウツボ

一部のウツボには体内に毒を持った種も存在します。しかし、真に恐ろしいのはウツボの歯と顎の力です。ウツボに噛まれてしまうと、えぐれるような傷ができてしまいます。釣りの場合は仕掛けを取り外す際、すなわち、手に被害が集中します。万が一、噛まれてしまった場合には、躊躇せずに医療機関へと向かうようにしてください。

アイゴ

アイゴも毒魚の一種で夏の釣りではお馴染みの魚です。サビキ釣りの外道として釣れることも珍しくはないだけに油断は禁物。アイゴの毒は「背鰭」と「尻鰭」にタンパク毒を含みます。アイゴの毒性も強いものとして知られています。ただ、アイゴの刺傷による死亡事例はありません。

キタマクラ

キタマクラはテトロドトキシンを含む毒魚の一種。フグのお仲間です。フグ科ならではのテトロドトキシンを含む魚ですが、キタマクラは珍しく皮膚にも強毒を含有します。キタマクラは粘液に覆われており、このネバネバとした粘液に触れた手で目や粘膜に触れてしまうと体内へと毒が侵入してしまいます。

ダツ

かなり、キケンです。ダツのシーズンは初夏から晩秋にかけて。ダツは鋭い両顎を持ち、光に集まる習性を持っています。夜釣りでのダツは本当にキケンで明かりを照らすだけで暴れまわります。両顎に刺されてしまうと大ケガを負ってしまいます。くれぐれも取り扱いにだけは注意するようにしてください。

フグ

日本沿岸に潜むフグ毒を含んだ魚類
アカメフグ カナフグ カラス クサフグ
クロサバフグ ゴマフグ コモンフグ サンサイフグ
シマフグ ショウサイフグ シロサバフグ ドクサバフグ
トラフグ ナシフグ ヒガンフグ マフグ
メフグ ヨリトフグ キタマクラ

テトロドトキシンを含むフグ類。サビキ釣り、投げ釣り、ウキ釣り、様々な釣法での釣果が寄せられています。夏はフグが活性化するシーズン。フグ類は毒を体内に含有しているので食べることはできません。フグによる死亡例は後を絶たず、フグ中毒による事件のほとんどが、家庭における素人調理が原因との情報も入ってきています。

ウミケムシ

キス釣りの外道として知られるウミケムシ。キス釣りは夏が旬。ウミケムシの釣果も寄せられています。ウミケムシの毒は側面の毛に含有されています。この毛は刺激を与えるだけでピン!と立ち、分離するようになっています。一本一本の毛の毒の成分はコンプラニンと呼ばれる物質。刺されてしまうと患部が腫れ上がります。

ソウシハギ

ソウシハギはハギと名の付く通り、カワハギの仲間です。しかし、パトリキシンと呼ばれる猛毒を持った魚で食べることはできません。パトリキシンはフグ毒として知られるテトロドトキシンの数十倍とも言われるほどの強毒です。食べないようにしましょう。

夏の釣りの備えを!釣りを楽しもう!

毒を持ったキケンな魚を取り扱う場合には「直接、手で触れないこと」を意識して取り扱うことが最も重要です。毒を持った魚が釣れた時には魚掴み器で掴んで毒魚をシッカリと固定した上で釣り針を取り外します。極力、素手で触れないように、釣り人の安全面を確保した上で毒魚を取り扱うことをおすすめします。

スポンサーリンク