動画投稿サイト「Youtube」にて、腕に刺さってしまった針(フック)を病院に行かず、自分で抜針する方法が公開された。
病院に行くことをオススメしたいが「このくらいの怪我は自分で治す!」と思われる方は、自己責任の上で活用したい。
自己責任とは、自分の行動には自分に責任が存在する、すなわち、自身の行動による過失の場合は自身が責任を負う決まりのこと。
もくじ
ちょっと痛々しいが参考になる動画
少しの解説の後、釣り針を自分の腕に刺す痛々しい場面へと移行する。
釣り針を自分で抜く方法は3種類。
- プライヤーを使って抜く方法1(返しを潰して抜く方法)
- プライヤーを使って抜く方法2(そのまま抜く方法)
- ラインを使って抜く方法
動画投稿者は3つの針(フック)を使い、私達に身を持って分かりやすく解説している。
動画を参考にしつつ、それぞれの抜針方法について、詳しくレポートしていこう。
Movie by Fisherman
プライヤーを使って抜く方法(返しを潰して抜く)
この方法は、針(フック)を皮膚に貫通させ、プライヤーで針(フック)の返しを潰し、シンプルに抜き上げる方法である。
針(フック)を抜くときに厄介な返しの部分をペンチで潰すことで、返し本来が持つ「引っ掛ける」動作を壊し、スムーズに針(フック)を抜き上げることができる。
ただ、貫通させなければ、針(フック)の返しを破壊することができないため、痛々しい処置の方法でもある。
プライヤーを使って抜く方法(そのまま抜く)
シンプルイズベストとおっしゃる方には、この方法が手っ取り早い。
返しが付いていない方向へ重心をかけ、プライヤーで一気に抜き上げる。
動画を見れば分かるが、失敗すれば返しの部分が引っかかり、スムーズに抜けなくなる。
重心を掛ける方向、抜き上げる勇気が大切であるため、躊躇してしまうならば、違う抜針方法での処置を行うか、病院へ行き処置を施すことをオススメする。
ラインを使って抜針する方法
使用するラインはPEライン、伸びない性質を利用し、針(フック)にセッティングしたPEラインを一気に抜き上げる。
ラインを使った抜き挙げ方法は、シングルフックだけでなく、トレブルフックにも応用でき、手順どおりに行うことができれば、さほど痛みもなくスムーズに終わるのが特長だ。
ただ、失敗すれば、周りの神経を痛めてしまう可能性があるため、動画をよく見て、熟知した上で施行したい。
まとめ
いかがだろうか。
今回、紹介したのは、動画投稿サイト「Youtube」にて、話題となった動画である。
病院に行き、適切な処置を受けることが合理的な判断だが、自分の力で治そうと思う「漢らしい方」は、このような処置の方法があるということを覚えておきたい。
くれぐれも、自己責任の上、各処置方法を頭の片隅に入れておいて欲しい。