100円均一ショップのDaiso(ダイソー)からジグベイトの後継モデル「ジグロック」が登場した。
ダイソーのメタルジグは100円の仕上がりとは思えない「性能性」と「機能性」を兼ね揃えている。
従来のダイソージグ(ジグベイト)については以下のリンクにてレポートしている。
参考 ダイソージグ(ジグベイト)の人気の秘密と初期設定の方法
ダイソーでは「ジグロック」の登場で、これまでに2種類のメタルジグが存在することになった。
従来のジグベイトとの違いはバランス性能
従来のダイソージグ(ジグベイト)はリアバランスなのに対し、今回の「ジグロック」はセンターバランス。
後方に偏っていたジグベイトは後ろよりに沈んでいくのに対し、ジグロックはフォールでの回転を抑え気味にアクションを行うようだ。
従来のジグベイトではフォールアクションを行うとショックリーダーにトレブルフックが絡んでしまうことが多かった。
新しいダイソージグ(ジグロック)は、ヒラヒラアクションをそのままに、ラインの絡みを抑える、すなわち、ナチュラル系アクションを行なってくれるメタルジグである。
フォール時は「不規則な水平フォール」、リトリーブ時は「整った水平バランス」が特長のメタルジグだ。
ダイソージグ(ジグロック)の人気の秘訣
ライトショアジギング、ショアジギングなどの岸(ショア)からのゲームに絶大な釣果を示すダイソージグ。
今回のセンターバランスの「ジグロック」は確実に売り切れが多発する製品となることは間違いない。
ジグロックのキャッチフレーズは、
- 遠く(Far away) and 深く(Deeply)
遠距離性能、素早い海底(ボトム)へのタッチを意識して製作された製品なのか。
ラインナップとサイズの関係性については以下のとおりだ。
製品名 | 重量(g) | サイズ(本体/cm) | サイズ(本体:トレブルフック込み/cm) |
ジグロック | 18 | 6.5 | 9 |
ジグロック | 28 | 7.5 | 10 |
ジグロック | 40 | 8.0 | 11.5 |
カラータイプは、18グラム、28グラム、40グラムのそれぞれに「シルバー」「グリーン」「ブルピン」の3種類がラインナップ。
見る限りでは、左右のボディ比率が均等、非常に精密に作られているようだ。
ジグロックの初期設定
ダイソーのメタルジグ「ジグロック」はコストパフォーマンスが優れた製品だ。
ただ、初期状態(購入時)の初期設定は、忘れずに行うことをお勧めしたい。
初期設定の手順は以下のとおりだ。
- メタルジグと平行になるようにペンチ等でアイを調整
- スプリットリングが錆びていないか確認(錆びていれば交換する)
- トレブルフックの先端が鋭いか確認(鋭くなければ交換する or ヤスリで研ぐ)
- トップコートで外装を補強
ジグロックの初期設定をしなければ釣行の最中に問題を引き起こす可能性がある。
- メタルジグの動きが変になる
- 獲物への食い込みが悪い
- 獲物にヒットしたのにスプリットリングが割れてしまいメタルジグ自体が持っていかれる
- テトラ、岩礁、防波堤にぶつけてしまい塗装がボロボロになる
数々の原因を予防するためにもジグロックを使用する前には念入りにチェックしておくことが大切だ。
まとめ
いかがだろうか。
精密性、機能性、バランス性に優れたメタルジグ「ジグロック」。
センターバランス設計のコストパフォーマンスに優れた製品だ。
是非、お近くの100円均一ショップ(ダイソー)で「ジグロック」をチェックしてみて欲しい。
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