ファミリーフィッシングの代表格といえばサビキ釣り。
子供から大人と、幅広い年層に愛されている釣法(釣り方)だが、アミエビを使用するサビキ釣りでは、釣れて欲しくない外道が釣れてしまう場合が多々ある。
今回は、サビキ釣りの外道を独自にランキング化し、それぞれの外道の特長と釣れて欲しくない理由について注目することにした。
そこで、レポ部では・・・
サビキ釣りで釣れて欲しくない外道ランキング【まとめ】
をレポートしたいと思う。
スズメダイ
アングラーの意見

この子しか釣れない・・・

アジが食べる前にアミエビを食べられる

群れすぎ、去って欲しい

真昼に居ると他の魚は高確率で居ない
外道ランキング1位にランクインしたのが「スズメダイ」だ。釣れるサイズは「5cm」から「10cm」と小ぶりなサイズが多い。体に触れた感覚はハリのある硬さ、調理法は焼き魚、煮付けなど、一般的な調理法を用いられることの多い魚だが、スズメダイの小骨は鋭いがゆえに、調理する方は少ない傾向にある。「早朝」から「昼ごろ」に現れる魚であるため、スズメダイを避けるならば「夕方」から「夜中」にかけて釣行する方が良い。
フグ
アングラーの意見

可愛いけど・・・釣っても食べれない

プクプクと怒ってる姿が愛らしい

この子がいる場所にはアングラーは寄り付かない

キェーーーーーー(狂)
サビキ釣りの外道ランキング2位にランクインしたのが「フグ」だ。テトロドトキシンなどといった青酸カリの10倍の強烈な毒素を含んでいることからサビキ釣り師からは嫌われている魚類の1種である。ただ、女性からは意外と好まれており、「キュッキュしたプリプリの顔が可愛い」「釣れても憎めない」などの意見も多く見られた。サビキ釣り以外にもルアーを使った釣法(アジング・メバリング・ガシリング)に関しても凄まじい嫌われっぷりを見せる。
アイゴ
アングラーの意見

臭いがキツい

危険を犯す必要は無い(毒針)

秋〜冬の間に釣れたアイゴは美味しい、夏場は・・・

子供が触れると大変なことになる・・・
外道ランキング3位にランクインしたのが毒魚として有名な「アイゴ」だ。棘に毒があるため、手で触れないように気を付けて扱うことが大切だ。サビキ釣りはファミリーフィッシングの代表的な釣法、すなわち、子供が触れる心配があることから、大人からは恐怖の存在として知られている。臭いがキツい魚としても知られているが、秋〜冬にかけて釣れるアイゴは脂も乗っており、然程臭くなく、美味であることは間違いない。夏場のアイゴに関しては、臭いがキツく、脂も乗っていないことから、リリースの対象魚として扱われている。
カワハギ
アングラーの意見

上の棘に子供が刺された・・・

エサ取り名人

カワハギとフグしか釣れないケースが多い

大きいカワハギなら良いけど、防波堤では小さなサイズしか居ない
外道ランキング4位にランクインしたのが「カワハギ」だ。尻尾と頭部にかけての中心部分に棘が1本生えている。この棘は鋭いため、子供がうっかり素手で触ってしまわないように注意を払う必要がある。アングラーからは、「エサ取り名人」と呼ばれており、おちょぼ口で餌だけを盗み取り、針(フック)を避けるといった動作が非常に上手い。味は美味しいが、子供が魚に触れることの多いファミリーフィッシングでは、躊躇されがちな魚でもあるのだ。
ボラ
アングラーの意見

仕掛けが持たない

冬のボラは美味しい、夏のボラは・・・

リリース = ボラ

運が良ければ手前まで寄せてタモ網でキャッチできる
サビキ釣りの外道ランキング5位にランクインしたのが「ボラ」である。特に、夏場に釣れたボラは、臭い(クサイ)、美味しくない魚として有名だ。サビキ釣り仕掛けは、小型の回遊魚をターゲットとしていることから、針(フック)、ラインは繊細に設計されており、ボラなどの大きいサイズの魚に対する対応力が無い。大きいサイズの魚を抜き上げることは不可能に近いため、万が一のために、ライディングネット(タモ網)などのツールを用いつつ、魚を引き上げることが大切だ。
ベラ
アングラーの意見

ベトベト感が凄い、水っぽい・・・

天ぷらにすると美味しいらしい

鱗(ウロコ)が硬くて調理しづらい

ボトム(海底)付近を狙うとベラが掛かりやすい
外道ランキング6位にランクインしたのが「ベラ」だ。綺麗な見た目から、水族館で見られることの多いベラは、サビキ釣りの外道としても有名だ。貪欲な魚類のため、オキアミ、アミエビを始め、ワームなどの模擬餌にも容赦なく食いついてくる。天ぷらにすると美味と言われているが、ヌメヌメし、ウロコが硬いことから、下ごしらえが面倒な魚としても有名だ。
まとめ
サビキ釣りは、「春」から「夏」にかけてが釣りやすい期間、すなわち、数釣りの季節と言われている。
ただ、サビキ釣りで、脂を乗った美味しい魚を釣りたければ、「秋」から「冬」に釣行する方が好ましい。
夏は魚の消費エネルギーが多いことから痩せ気味の魚が釣れ、冬場は魚の活動が弱まり、運動する範囲も少なくなることから、消費エネルギーが少なくなる、すなわち、太った(脂の乗った)魚が釣れるのである。
是非、この際に、一年中楽しむことのできる「サビキ釣り」を、家族で楽しんでみてはいかがだろうか。
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