Simplicity(シンプリシティ)はWordPressの無料テーマの1つです。
記事本文中、サイトバートップ、見出し前など、AdSence(アドセンス)広告が簡単に配置できるように作成されているテーマがSimplicity(シンプリシティ)です。
このSimplicity(シンプリシティ)で用意された配置とは別に、
- 独自の広告の配置を実践し、最大限に広告を目立たせるためにはどうすれば良いのか
という疑問に至りました。
もくじ
広告配置のスタイル
物販系、情報系アフィリエイトと様々なアフィリエイトサイトが存在しますが、広告を最大限に引き出すならば、W(2つ)広告配置です。
最大限に広告効果を引き出すために、
- 見出し上に広告(2つ)
- 記事の下に広告(2つ)
- サイトバートップに広告(1つ)
を設置し、訪問者の目線に立って、広告がクリックされやすいような配置を実践してみることにしました。
AdSence(アドセンス)の利用規約には、
- コンテンツ広告は1ページ3つまで
との記入があったので、訪問者の目線に止まりやすい「見出し上の広告」と「サイドバートップの広告」にAdSence(アドセンス)を設定し、記事下の広告には、「Amazon」「楽天市場」のウィジェットを表示することにしました。
カスタマイズの設定(サイドバートップに広告を表示)
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Simplicity(シンプリシティ)のカスタマイズ内の設定を行います。
WordPress左メニューから「外観」→「カスタマイズ」→「広告」を選択してください。
上の画像を参考にし、各種チェックボックスにチェックをいれ、「保存」をクリックしてください。
- 全ての広告を表示 – チェック
- 記事下以外の広告配置(サイドバートップ) – チェック
- トップページに広告を表示する – チェック
- 広告を中央表示 – チェック
Simplicity(シンプリシティ)のカスタマイズ機能を使った設定は以上です。
以上の設定で「サイドバートップ」へのAdSence(アドセンス)広告の配置が完了しました。
しかし、このままの設定では、AdSence(アドセンス)広告は表示されません。
ウィジェットとAdSence(アドセンス)のソースコードの関連付けを行うことによって、サイトバートップにAdSence(アドセンス)広告が表示されるようになります。
SimplicityのウィジェットとAdSence(アドセンス)の関連付け
Simplicity(シンプリシティ)のウィジェット内の設定を利用し、AdSenceとの関連付けを行います。
WordPress左メニューから「外観」→「ウィジェット」を選択してください。
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広告(336×280)のボックスと広告(300×250)のボックスにAdSence(アドセンス)から取得した、それぞれのボックスのサイズと合致したAdSence(アドセンス)ソースコードを貼り付けます。
手順としては以下のとおりです。
- 左のテキストボックスをクリックしながら、広告(336×280)に移動させる
- 左のテキストボックスをクリックしながら、広告(300×250)に移動させる
- AdSence(アドセンス)から取得したソースコードを各広告ウィジェットのテキスト内に貼り付ける
以上でSimplicity(シンプリシティ)のウィジェットとAdSence(アドセンス)の関連付けは終了しました。
関連付けが終了すると同時に、サイトバートップにAdSence(アドセンス)広告が表示されます。
続いて、Simpicity(シンプリシティ)のウィジェット機能を使って、見出し上にAdSence(アドセンス)広告を表示させるための設定を行いましょう。
ウィジェット内の設定(見出し上に広告を表示)
Simplicity(シンプリシティ)のウィジェット内の設定を行います。
WordPress左メニューから「外観」→「ウィジェット」を選択してください。
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投稿本文中と書かれたウィジェットボックスに「パソコン用テキストウィジェット」と「モバイル用広告ウィジェット」の2つを埋め込みます。
これら2つのウィジェットボックスの中に以下のそれぞれのAdSence(アドセンス)コードを入力します。
- パソコン用テキストウィジェット(336×280の広告ソースコードを入力)
- モバイル用広告ウィジェット(300×250の広告ソースコードを入力)
パソコン用テキストウィジェット内に埋め込むAdSence(アドセンス)ソースコードは2つ。
<div class="note-page"> <div class="note-page-label">スポンサードリンク</div> [AdSenceソースコード1つ目を入力:336×280] [AdSenceソースコード2つ目を入力:336×280] </div>
モバイル用広告ウィジェット内に埋め込むAdSence(アドセンス)ソースコードは1つ。
[AdSenceソースコード1つ目を入力:300×250]
モバイル用広告ウィジェットの設定に関しては、
- 左マージンのピクセル数(-指定で左に移動):0
- 広告除外設定の適用(カスタマイザーの広告除外設定を適用する):チェック
最後に「保存」を選択し、更新してください。
パソコン用テキストウィジェットとモバイル用広告ウィジェットを使い分けることで、それぞれの端末表示での広告の切り替えができ、自分に合ったスタイルで広告の表示/非表示を切り替えることができます。
見出し上のAdSence(アドセンス)広告の設定は以上で完了となります。
続いて、記事の下にAmazon・楽天市場のウィジェットを表示させ、最大限に広告をアピールできるように設定していきます。
記事の下にウィジェット広告を表示(楽天市場/Amazon)
これまでの設定でAdSence(アドセンス)広告を3つ設定することに成功しました。
3つ以上AdSence(アドセンス)広告を表示することは、Googleの規約違反となるため、記事の下の広告には「Amazon」と「楽天市場」のウィジェット(336×280)を並行して2つ表示させることにします。
元々、記事下の広告はAdSence(アドセンス)広告が設定されています。
これらのAdSence(アドセンス)広告のソースコードを編集して、それぞれのウィジェットに切り替えることにしましょう。
Simplicity(シンプリシティ)開発者のわいひら様のブログで「Simplicity記事下のアドセンスを1つ他の広告(楽天など)に入れ替える方法」について語られています。
検索エンジンにキーワードを入力して、以下のように検索してください。
まとめ
いかがでしょうか。
広告を最大限に引き出すには、
- サイドバートップに1つ(訪問時に必ず目に止まる位置)
- 見出し上に2つ(記事を読んでいる際に必ず目に止まる位置)
- 記事の下に2つ(記事を読み終えた方に必ず目に止まる位置)
これらの3つの位置に横幅のスペースを空けること無く、きっちりと並行して広告を並べることで、必ず訪問者の目に止まるような広告配置になります。
目に止まらない位置(目立たない位置)に広告を貼り付けるより、収益を望むのならば、広告を全面的にアピールすることも悪くない、と最近考えるようになってきました。
この方法で総合収益が上がると確定した訳ではありません。
ただ、目に止まる位置に広告を置くことにより、訪問者の広告への視野効果が広がり、結果、収益に繋がるのではないか、と考えております。
是非、Simplicity(シンプリシティ)をお使いの皆様は、試してみてはいかがでしょうか。
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