2016年03月に、SHIMANO(シマノ)から新しいメタルジグが登場するようだ。
この製品は、2016年に行われたフィッシングショーにも大きく取り上げられていた。
実は、コルトスナイパーには様々なタイプが存在し、状況に合ったコルトスナイパーを使い分けることで釣果を上げることができる。
そこで、従来のコルトスナイパーと比較し、新型コルトスナイパーの性能、スペックに注目することにした。
コルトスナイパー
ショアジギング用に開発された”コルトスナイパー”はセンターバランス設定のメタルジグだ。
飛距離も稼げることができ、他のコルトスナイパーとは違った意味で使いやすいメタルジグである。
どんな場面でも使え、各コルトスナイパーのベース(標準)となった扱いやすいメタルジグだ。
各コルトスナイパーの性能については後述しているが、コルトスナイパーのファンが最初に投げるメタルジグがこの製品である。
万能/標準タイプのコルトスナイパーで状況を操作し、ナブラまでの距離、ボトムまでの距離、障害物の位置などを確かめつつ、状況に合った各コルトスナイパー製品に交換するのが理想だ。
- センターバランス
- 初心者向けのメタルジグ
- 10色(カラーリング)
- 21/28/35/42/60/80/100/120(グラム)
コルトスナイパースリム
ショアジギング用に設計されたリアバランス設計のメタルジグが”コルトスナイパースリム”だ。
後方寄りに重心を持ったメタルジグなだけに飛距離が出やすい。
フォールで獲物を誘うときには、必ず後ろ姿勢でフォールし、フォール速度が早い。
したがって、早急にメタルジグをターゲットとするタナ(海層)までフォールさせるのに向いている。
飛距離とフォール速度を早めたいならば”コルトスナイパースリム”で決定だ。
- リアバランス/リアウェイト
- 飛距離重視/フォール速度を早めたい場合
- 5色(カラーリング)
- 21/28/35/40/55(グラム)
コルトスナイパー TG ピットブル
ショアジギング用に開発されたこの製品の後方部分には”タングステン(TG)”が使用されている。
これまでに開発されてきたメタルジグとは違い、鉛の代わりにタングステンが組み合わされている。
ボディはスリムに見えるが、タングステンが使われているがゆえに、飛距離が出るのが特長だ。
メタルジグの後方部分にタングステン(TG)が使われているからかフォール速度が非常に早い。
流れの早いポイントなどの複雑な環境で釣果を発揮するのが”コルトスナイパー TG ピットブル”だ。
- リアバランス/リアウェイト
- 飛距離重視/フォール速度を早めたい場合/水深が深い場所
- 5色(カラーリング)
- 29/40/55/75(グラム)
コルトスナイパー フォール
ショアジギング用に開発された強いアピール力を持ったメタルジグが”コルトスナイパー フォール”だ。
メタルジグの逆付けでも釣れてしまうような「アピール力」を兼ね揃えたメタルジグである。
カラフルな色によって、強く輝きながらゆっくり沈む、バイブレーションフォールが特徴のメタルジグだ。
ゆっくりと攻めることができるメタルジグであるため、水深の浅い環境(サーフなど)に使われている。
アピール力を持ったメタルジグで、シビアな環境へと挑む方は”コルトスナイパー フォール”で決定だ。
- 形状が平べったい
- 水深の浅い場所/ゆっくりとアピールしたい場合
- 4色(カラーリング)
- 21/28/35/42/55/75(サイズ)
コルトスナイパー TG ベルサーテ
2016年03月に登場する新型のコルトスナイパーが”コルトスナイパー TG ベルサーテ”だ。
コルトスナイパー(ピットブル)では「後方部分」に埋め込まれていたタングステン(TG)が、コルトスナイパー(ベルサーテ)では「腹部部分」にタングステン(TG)が埋め込まれている。
その結果、環境に左右されない安定した飛行姿勢を示し、鉛製のメタルジグと比較すると、非常に飛距離が伸びる結果となった。
スローリトリーブでもシッカリとした姿勢で泳ぎ、フォール時にはキラキラと派手なアクションをするバイブレーションフォールが特長のメタルジグだ。
- 腹部に重心
- 飛距離重視/安定した飛行姿勢/早いフォール速度
- 5色(カラーリング)
- 25/30/40/60(グラム)
まとめ
いかがだろうか。
2016年03月にSHIMANO(シマノ)から「コルトスナイパー TG ベルサーテ」が登場する。
各コルトスナイパー製品はショアジギング用に開発された専用メタルジグでもある。
- コルトスナイパー
- コルトスナイパースリム
- コルトスナイパー TG ピットブル
- コルトスナイパー フォール
- コルトスナイパー TG ベルサーテ – 追加(2016年03月)
釣り場の状況に合わせて5種のコルトスナイパーを使い分けることで釣果を発揮できるかもしれない。
ベルサーテの登場と同時に、各コルトスナイパー製品を試してみて欲しい。