中通しオモリを使用することで、アジング、メタルジグ、ガシリングなどに使われている「ライトゲーム用のメタルジグ」を作成することができる。
ルアーゲームでは、自作したメタルジグを使用したとしても、十分に釣り上げることができる。
なによりも、低コストでメタルジグを生産できるようになり、コストの削減にも繋がることは間違いない。
用意する道具
コストを徹底的に抑えるため、できるだけ家で代用できる物を探してみて欲しい。
中通しオモリを使ったメタルジグの製作に必要な道具は以下のとおりだ。
- 中通しオモリ(2号) – 98円(釣具店)
- 針金(0.9ミリ/ステンレス) – 100円(ダイソー)
- ペンチ(針金を変形&針金を切断するツール) – 100円(ダイソー)
- 金槌 – 100円(ダイソー)
- ダイヤモンドヤスリ(ミニ) – 100円(ダイソー)
- ホログラムシール(外装) – 100円(ダイソー)
これらの道具を駆使しつつ、ライトゲーム用のメタルジグを作成していくことになる。
慣れれば5分〜10分ほどで作成することができる。
針金と中通しオモリのセッティング
ここで行う作業手順は以下のとおりだ。
- 針金を中通しオモリに通す
- 貫通させた針金を使ってアイ(糸を通す部分)を作る
- 針金を折り曲げて中通しオモリの中に折り返す(中通しオモリの半分のサイズへと調整)
- はみ出した針金を切断する
完成図はこのようになるはずだ。

針金を中通しオモリにセットする
手順[針金と中通しオモリのセッティング]で作成した2つの針金を用意する。
この2つの針金を中通しオモリの双方(左右)に1本ずつ差し込む。
差し込みが終わると以下の画像のようになるはずだ。
金槌で中通しオモリを叩いて成形する
金槌で中通しオモリを叩き、メタルジグの形に成形する作業を行う。
コツとしては、中通しオモリの真ん中に位置する膨れている箇所を基準に成形することだ。
真ん中の膨れている箇所を叩き、両方の膨れていないシャープな部分へと鉛を広げていく感覚だ。
このときに「ダイヤモンドヤスリ」を使用しつつ、メタルジグの形へと成形しながら中通しオモリを叩いていくと綺麗な仕上がりになる。
完成図は以下のとおりだ。
ホログラムシールを貼り付ける
最後の仕上げとしてメタルジグにホログラムシールを貼り付ける。
ここは個人のセンスが問われるが、私はセンスが「0」なので期待はしないで欲しい。
下手なりに頑張った結果、仕上がったメタルジグの完成図は以下のとおりだ。
まとめ
複雑な作業に見えるが、作業工程は至って単純である。
初心者でもコツさえ掴むことができれば時間をかけずに作成することができる。
皆さんもライトゲーム用のメタルジグを中通しオモリを使って自作してみてはいかがだろうか。
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