アブガルシアからライトショアジギング専用の竿(ロッド)シリーズが登場した。
そのモデル名は「ソルティスタイルライトジギング」だ。
2016年3月に発売予定とされるこの竿(ロッド)はスペックが軽め(ライト)なジグをキャストする(ジギング)ことに重点が置かれたロッドのため、サゴシ、イナダ、サバなどの青物を始め、シーバス、ガシラ、ヒラメなどといった様々な魚類を岸(ショア)から気軽にターゲットとすることができる。
ソルティスタイルライトジギング
アブガルシアから製品化される予定なのが「ソルティスタイルライトジギング」だ。
- Salty Style LSJ STLS-962L20-KR
- Salty Style LSJ STLS-962ML30-KR
- Salty Style LSJ STLS-1032ML30-KR
見ての通り、3種類の竿(ロッド)がピックアップされている。
早速、それぞれの観点から見ていくとしよう。
スペックから見てみると…
それぞれのスペックを簡単に表したものが以下のとおりだ。
名称 | 長さ(Ft/cm) | 自重(g) | 適合ルアー(g) | PEライン(号) | パワー | 価格(税抜) |
STLS-962L20-KR | 9’6 / 2.90 | 154 | 5 – 30g | 0.6 – 1.5 | L | ¥17,500 |
STLS-962ML30-KR | 9’6 / 2.90 | 156 | 7 – 35g | 0.8 – 1.5 | ML | ¥18,000 |
STLS-1032ML30-KR | 10’3 / 3.12 | 170 | 10 – 40g | 0.8 – 2.0 | ML | ¥18,500 |
テーパー(アクション)についてはそれぞれがレギュラーファースト、メタルジグなどのハードルアーでよく使用されているタイプだ。
適合ルアーはライトショアジギングでよく扱われる「18グラム」「28グラム」をクリアしている。
ただ、ライトショアジギングで釣果を出すならば遠投する距離が大切なため、10〜40グラムと幅広いルアーの重さを扱える「STLS-1032ML30-KR」が1番の人気を集めそうな気もする。
特長と性能
ソルティースタイルライトジギングの特長と性能とは何なのか。
このモデルには「KRガイドコンセプト」と「Xカーボンテープ」が搭載されている。
KRガイドコンセプトは富士工業が開発したガイドの重量を50%にも削減した技術である。
これにより感度が比較的にUPしつつ、フッキングするときのパワーがアップしたようだ。
ガイドが強化されたことにより、ライントラブルの減少にも繋がった素晴らしい技術でもある。
Xカーボンテープはカーボンテープの巻き角度を工夫することで「トルクの向上」と「ねじれ防止」に繋がる効果を得ることができる。
製品画像/それぞれの性能についてはAbu garcia(アブガルシア)の公式サイトを参考にして欲しい。
▶ Abu garcia(アブガルシア)の公式サイトへ【ソルティースタイルライトジギング】
まとめ
いかがだろうか。
過去にも「SXJS-9102M40-KR」といわれるライトショアジギングの竿(ロッド)が存在していた。
ただ、今回の「ソルティースタイルライトジギング」は、ライトショアジギングを、さらに簡単にしたモデルではないかと感じている。
ハマチ、イナダ、ヒラメ、サワラと言った大きめの魚より、気軽に取り込める魚、すなわち、大きめサイズのアジ、ツバス、サゴシ、サバなどの堤防近くに回遊している馴染みある魚達をターゲットとするのに向いているのではなかろうか。
以上のことから身近にライトショアジギングを感じたいという方にオススメする竿(ロッド)である。
※:以下の商品画像は上記のレポートした製品ではありません、同じくアブガルシアから製品化されているライトショアジギング専用のモデルでありながら未だに人気が衰えてない竿(ロッド)です。紹介した「ソルティースタイルライトジギング」よりも重めのルアーを取り扱うことができる汎用性のある竿(ロッド)でもあります。