
出典:ハゼ
淡水域、汽水域、浅い海水域のあらゆる環境に生息し、もっとも繁栄している魚の1つが「ハゼ」である。
チョコチョコと歩いている姿は愛嬌があり、ペットにされることも珍しくは無い。
釣りでは、ウキ釣り、投げ釣り、穴釣り、ガシリング、メバリングなどのボトムを視野に入れた釣法でフッキングすることが多く、中でも「投げ釣り」では、ボトム(海底)に仕掛けを垂らしているだけで釣れてしまう為、ハゼ釣りに適している釣り方であることは間違いない。
ハゼを使用した様々なレシピを紹介する前に”ハゼの捌き方”を動画を見て理解しておこう。
ハゼの天ぷら

出典:ハゼの天ぷら
ハゼを使用したレシピの代表格といえば「ハゼの天ぷら」である。
背開きにしたハゼを油で豪快にキツネ色になるまで揚げていく。
クックパットで紹介されている「ハゼの天ぷら」は、背開きにした際の背骨も捨てること無く使用している。
背骨はパリパリ、ハゼの身はフワフワ、サクサクの食感を楽しむことができる。
お酒のおつまみにピッタリなオカズになることは間違いない。
ハゼの唐揚げ

出典:ハゼの唐揚げ
ハゼは唐揚げにすると中骨が付いたまま食べることができる。
天ぷらにする場合は、1番太いハゼの中骨を外さなければならない。
唐揚げの場合は天ぷらと違い、揚げる温度と時間が大きく異なる為、中骨までカリカリに揚げることができる。
皮はパリパリ、身はフワフワ、イワシの唐揚げに少し似ているが、ハゼの方がタンパクな味がする。
ハゼを大量に釣ってしまったときは試してみて欲しい。
ハゼの甘露煮

出典:ハゼの甘露煮
ハゼは甘露煮にすると美味である。
ハゼは「天ぷら」「唐揚げ」「甘露煮」「南蛮漬け」の4つが代表料理だと言われている。
クックパットで紹介されている「ハゼの甘露煮」は、シソ、梅干し、ハチミツなど珍しい食材を利用して作られている為、ほどよい甘さ、酸味が少し効いた味へと仕上がる。
中骨ごと食べることができる為、人気のレシピであることは間違いない。
ハゼの南蛮漬け

出典:ハゼの南蛮漬け
「ハゼの南蛮漬け」はハゼを使った代表料理の1つだ。
大量に釣れてしまった場合には、南蛮漬けにすると手間をかけずに大量のハゼを調理することができる。
クックパットで紹介されている「ハゼの南蛮漬け」はフルーティーな具材を沢山使用している為、ビタミンを多く摂取することができる。
見た目も鮮やかに仕上がり、女性層の支持が高い人気のレシピである。
ハゼの蒲焼丼

出典:ハゼの蒲焼丼
ハゼは、天ぷら、唐揚げにされることの多い為、揚げたハゼをご飯の上に乗せて「どんぶり」にしてしまう調理法もある。
単に揚げたハゼをご飯の上に乗せるだけだと、別々に食べているのと同じである為、唐揚げにしたハゼを、蒲焼き風に味付けし、少しアレンジしてから「どんぶり」にしてみてはいかがだろうか。
クックパットで紹介されている「ハゼの蒲焼丼」は、甘辛タレで煮詰めているので、トロトロのハゼ丼に仕上がる。
毒(テトロドトキシン)を持っている「ツムギハゼ」とは?

出典:ツムギハゼ
ハゼの中には「ツムギハゼ」といわれるテトロドトキシン(フグ毒)を持った魚種も存在している。
体には黒っぽい斑点が点在し、独特のヒレ、背鰭がある。
ツムギハゼの身を食べてしまうと体中にテトロドトキシン毒が回ってしまい死に至る場合もある。
和歌山にも目撃情報が寄せられている為、油断せずに確認して欲しい。
まとめ
いかがだろうか。
ハゼは、唐揚げ、天ぷらなど、揚げ物として使われることが多い。
小ぶりなサイズが多い為、刺身にするには適さないハゼだが、その味はフグに近い味だと感じている。
毒持ちのハゼも日本の各所に存在する為、気をつけて調理して欲しい。
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