
photo by:ワタリガニ
ワタリガニは「モクズガニ」「ガザミ」「タイワンガザミ」「イシガニ」の4つに分けることができる。
これらのカニは、ワタリガニ科のエビ目・エビ亜目・カニ下目の分類の一つで、食用の為に捕獲される。
堤防からのカニ釣りでも簡単に釣り上げることができる為に、ワタリガニを使ったレシピは数多く存在しているのだ。
これらの4つのカニを使った人気の料理(レシピ)を紹介していくことにする。
ワタリガニで蒸しガニ

出典:ワタリガニの蒸しガニ
素材そのものを味わうにはシンプルに蒸したワタリガニが1番。
クックパッドで紹介されているワタリガニを使った蒸しガニは、たったの3ステップで蒸しガニを作ることができる。
ただ、小さいサイズのワタリガニを蒸しガニにして食べるには身が少ない為にオススメしない。
サイズの大きい「モクズガニ」「ガザミ」「タイワンガザミ」を蒸しガニにすると美味しくいただける。
カニ本来の甘みと風味を味わうには”蒸しガニ”が1番であることは間違いない。
渡り蟹と海老のトマトクリームパスタ

出典:蒸したワタリガニ
ワタリガニとトマトの絶妙なハーモニーが生み出す、ほのかな甘みと酸味が付いた”ワタリガニのトマトクリームパスタ”が人気である。
クックパッドで紹介されているクリームパスタは、海老と渡り蟹の両方を使用している為、海鮮の風味と磯の香りを強調したパスタとなっている。
一時期、ワタリガニの人気検索でトップ10入りを果たした人気のあるレシピである。
ワタリガニ(ガザミ)の味噌汁
小さいサイズのワタリガニを使用するならば、ワタリガニの味噌汁が最も扱いやすく美味である。
特に、小さい個体が多いイシガニを味噌汁のダシにして使用すると、カニの味、風味をベースとした”イシガニの味噌汁”が完成する。
ただ、イシガニは身も少ない為にダシにしか使用することができない。
ガザミ、タイワンガザミ、モクズガニなどはサイズも大きい為、ぶつ切りにして味噌汁のダシと一緒に身も楽しむことができる。
ズワイガニ、ケガニ、花咲ガニは高級すぎて味噌汁にするには抵抗があるが、ワタリガニならばコストも低い為、ちょっとした贅沢を味噌汁で味わうことができるのだ。
ワタリガニ(ガザミ)のあんかけチャーハン

出典:ワタリガニ(ガザミ)のあんかけチャーハン
クックパッドからアイデアの詰まったレシピ”ワタリガニのあんかけチャーハン”が紹介されている。
ワタリガニの出汁と身をふんだんに使った贅沢なあんかけチャーハンである。
手間はかかるものの、たった1品でこれほどカニを味わえる調理法は少ないと感じる。
ワタリガニの出汁巻き玉子

出典:出汁巻き玉子
ワタリガニの出汁は様々な料理に用いることができる。
代表格としてはワタリガニから取ったダシを使った”出汁巻き玉子”である。
だし巻き卵と作り方は似ている為、初心者でも簡単に作ることができる。
アイデア次第でワタリガニは、様々な味とマッチングさせることができる汎用性のある食材でもあるのだ。
まとめ
いかがだろうか。
ワタリガニ科のカニである、ガザミ、タイワンガザミ、イシガニ、モクズガニは堤防からも簡単に釣り上げることができる。
テトラポットに張り付いているイシガニも多く、手掴みでも捕獲することができる。
ただ、テトラポット周辺は足場が安定しない為に、救命道具、歩きやすい靴などの準備を万全にしてから釣行して頂きたい。
堤防からのカニ釣りに興味を持った方は、以下のリンクを参考にして仕掛けを組み上げて欲しい。