
出典:カサゴ
カサゴ(アラカブ、ガシラ)は、カサゴ目フサカサゴ科(あるいはメバル科)に属する魚類である。
大きい個体で全長30cm、体重2.8kgにもなることがあり、体色は普通、赤色から褐色地に不規則な形状の薄色斑が見られる。
穴釣り、メバリング、エサ釣り、ガシリングなどの幅広い釣法でターゲットにすることができる馴染みのある魚でもあるのだ。
カサゴの唐揚げ

出典:カサゴの唐揚げ
カサゴは小さいサイズが大量に釣れる場合が多々ある。
そんなときにはカサゴをカリカリに揚げて唐揚げにして味わってみて欲しい。
カサゴは頭が大きく、身が少ない為に、小さい個体は唐揚げがオススメである。
2度揚げすればおやつ感覚で丸ごと食べれるので、お子様にも好評、また大人の酒のあてにもピッタリなオカズとなることは間違いない。
カサゴの味噌汁

出典:カサゴの味噌汁
小型サイズ〜中型サイズのカサゴは味噌汁にすると美味である。
身が少ないカサゴをダシに使うことで海の風味を味わえる味噌汁ができあがる。
ただ、カサゴは時間が立つにつれて臭いが出始める。
人数分の味噌汁を作っておき、その日のうちに召し上がると美味しく頂くことができる。
カサゴの出汁を味わえる料理の中で1番人気の料理は”カサゴの味噌汁”であることは間違いない。
カサゴのアクアパッツァ
カサゴを様々な具材と炒めて出来上がるアクアパッツァが美味しすぎると評判だ。
トータルの加熱時間は10分。初心者にも簡単で時間をかけずに調理することができる。
残ったスープにパスタを絡めると絶品料理に変化する。
アイデア満載の調理法であることは間違いない。
カサゴの刺身

出典:カサゴの刺身
カサゴを刺身にするには大きめのカサゴを使用する必要がある。
頭が体の大部分を占めるカサゴは必然的に身も少なくなる為、複数体のカサゴをさばいて1つの皿へと盛っていく。
食べたときの食感はモチモチしていて、鼻から磯の風味が抜けていく感覚。
新鮮なカサゴだと臭みも無く、臭みが残っているカサゴの場合は”カサゴしゃぶしゃぶ”にすれば、ある程度臭みが消えて美味である。
カサゴの煮つけ

出典:カサゴの煮付け
カサゴの代表料理の1つであるカサゴの煮付け。
クックパッドで紹介されている”カサゴの煮付け”は材料費(コスト)がかからず、カサゴを含めて5つの材料で調理が可能だ。
カサゴのフワフワな身を、家庭の味と合致して味わえるのは、カサゴの煮付けだけである。
カサゴの煮付けで出る残り汁は、お吸い物にも流用することができる為、晩御飯のオカズを2種類一気に作ることができる。
まとめ
カサゴは小さい個体が多いことから刺身にするには扱いづらいといわれている。
ただ、冬に釣ったカサゴは大きいサイズである為に刺身で味わうこともできるかもしれない。
複数のカサゴから取ったカサゴの身を、野菜と和えてカルパッチョにすることで、カサゴの身が少量でも存分に楽しむことができる。
アイデア次第でカサゴ本来の味を活かしつつ、様々な料理を味わってみて欲しい。
カサゴを釣るなら、穴釣り、ガシリング、メバリングが適していると言われている。
テトラポットに住んでいる魚である為に、テトラポットの隙間をピンポイントに狙えれば、苦労すること無く釣ることができる。
詳しいカサゴの釣り方は以下のリンクを参考にして欲しい。