オクトパッシングとはエギ、タコジグを使ってタコを誘うソルトウォーターゲームの1種である。
渋い釣り方で人気のオクトパッシングだが、意外と人気は高く、多くの方から愛されていることは確かだ。
今回は、数ある模擬エサの中でも、タコが釣れると有名な、エギ、タコジグについて注目していこう。
もくじ
デュエル(DUEL) タコやん 3.5号
オクトパッシングでは底をズル引きする為、根掛りは頻繁に起きる。
そんな時にはタコやんを使って根掛りを回避しつつボトムをジックリ攻めて欲しい。
ボディフローティング素材で作られている為か、海中で浮く仕組みとなっている。
オモリでボトムを維持しつつ、エギ本体は浮いている、まさにオクトパッシングに最適なエギと言える。
イカも釣れることもあり、一石二鳥のエギと言われており、評判を集めているのだ。
がまかつ(Gamakatsu) タコエギ DJ
シンカーにデルタタイプを使用している為、地面との接地面が支点となり、シェイクがしやすくなった。
浮き上がりにくい性質の為、短い距離でタコをジックリとアピールすることが可能となり、布無しのボディタイプで製作されている為、タコの吸盤が吸い付きやすく、バラシが軽減したモデルだ。
カラーリングは「デビルピンク」「デビルホワイト」「デビルオレンジ」と派手な色彩を採用している。
プランクトンが多い場所は海が濁ってくる為、アピールカラーとしては上記のような目立ったカラーリングを使うことが大切になってくる。
障害物の無い場所では素晴らしい効果を発揮するエギだと感じている。
がまかつ(Gamakatsu) タコエギ DJ #1 デビルピンク
Fish League(フィッシュリーグ) 蛸ラバ
タコ釣りの定番ルアーといえばFish League(フィッシュリーグ)が製品化している「蛸ラバ」である。
ルアーロッドでタコ釣りを手軽に楽しむために開発された「蛸ラバ」は、沈下速度の安定、根掛りの回避、アピール力、どれもに安定した精度を持っている。
抜群のハリ掛かりを実現したカスタムフックを搭載しており、着底直後の根掛りを回避するのに有効な2つのブレードも装着されている。
生餌、ルアー、タコベイトなどを付けることもでき、さらにアピール力を向上させることも可能だ。
らせん状のセンターアームにはダイソーで販売されている”カーリーテール型のトカゲワーム”を付けて試してみて欲しい。
One Knack(ワンナック) DEVIL8(デビルエイト)
世界初のタコ専用ルアーである「DEVIL8」がOne Knack(ワンナック)から製品化されている。
左右の2つのホッピングにより、安定性を重視し、海底を違和感なくズル引きすることができるのだ。
シャクリを入れることで起きる斜め姿勢でも安定する為、アクションすることでの根掛りを極限まで回避することも可能になった。
様々なアクションに対応しているルアーは「DEVIL8」だけである。
ルバレッジVアームとダブルウェイトシステムによりロングキャスティングが可能となり、標準装備のソルトブレイドがフォーリング時の安定性を保ちつつ、躍動感あるバイブアピールでタコを誘うことができる。
マルシン漁具(Marushin) オクトパスタップ
マルシンからコストパフォーマンスの高い「オクトパスタップ」が製品化されている。
ズル引きでも根掛りしにくい専用シンカーを搭載している。
値段は諸事情により載せることはできないが、コストパフォーマンスが高いことで知られている。
シンキングタイプのエギに似た特性を持っており、キャスト、沈下スピード共に安定している。
2012年には、その人気度から新たなカラーリングとサイズが追加され、現在でもファンは多い。
中でもホワイトグローは蛍光タイプで、デイゲーム、ナイトゲームと汎用性が効きファンから高い人気を得ているのだ。
デュエル(DUEL) タコジグ
落とし込み、キャスティングの両方で使用出来るタコジグがデュエル(DUEL)から発売されている。
中でも「ルミナスオレンジヘッド」と「ルミナスチャートヘッド」は人気が高く、釣果も素晴らしい。
上記の2つは発光タイプでもあり、デイゲーム、ナイトゲームの両方で安定した釣果を得ることが出来る。
重量は40グラム(M)・50グラム(L)と、底をズル引きすることを考え、重めに設定されている。
オクトパッシングでは定番ルアーに位置付けられている。
デュエル(DUEL) タコジグ L LSOH ルミナスオレンジヘッド E45
マルシン漁具(Marushin) パワフルタコ掛
マルシンから小型のタコをイメージしたルアーの「パワフルタコ掛け」が製品化されている。
この製品は針(フック)の多さにより、タコへのフッキング率が高い製品となっている。
掛けてしまえば逃れようのない針(フック)の多さだ。
針をカモフラージュしているタコビラは長く、タコ寄せ効果抜群のカラーリングを使用している。
本体の4つの針と孫針で、大物のタコがフッキングしたとしても、パワフルに引き上げることが可能だ。
ハヤブサ(Hayabusa) 堤防タコジグ ラバだま
ハヤブサ(Hayabusa)から岸壁への落とし込み釣り、底釣りに最適な「ラバだま」が発売されている。
以下の3つのアピール要素はタコにも有効であることは間違いない。
- 銀玉(上部のツヤツヤ)
- ラバースカート
- ホロ貼りオモリ
6本の針(フック)は内向きになっている為、根掛りも回避することもできる素晴らしい製品だ。
オクトパッシングではメジャーな模擬エサの1つである。
ハヤブサ(Hayabusa) 堤防タコジグ ラバだま 15号-3 ホワイト HR211
ハリミツ(HARIMITSU) 蛸墨族
ラトルを内蔵しているタコ専用エギである「蛸墨族」がハリミツ(HARIMITSU)より製品化されている。
エギの後部に付いているフラッシングブレードにより、光物が好きなタコに絶大なアピール力を誇る。
タコキャッチフック(針)は大型の3本のフックを搭載した為、大きい獲物へのキャッチ力も素晴らしい。
ボディにはラトルを搭載しているなど、タコへのアピール力を重視した製品となっている。
シンカーは丸型の為、ロッドワークにより誘いが変化し、シンカーにも着色が施されている。
ラトル入り、ブレード付きの新しいタイプのエギとして人気が高い。
ハリミツ(HARIMITSU) VE-66蛸墨族35gイエロータイガー
OWNER(オーナー) タコスピン
OWNER(オーナー)からキャスト専用ルアーである「タコスピン」が製品化されている。
投げて巻くだけで釣ることができる「タコスピン」は、複雑な動作は必要ない、初心者向けの製品だ。
シーバスタックル、エギングタックル、バスタックルでも簡単にキャストすることができる為、飽きてきた時にオクトパッシングを楽しむことができる汎用性のあるルアーなのだ。
海底を這うようにゆっくり巻いてくることを意識するスローリトリーブが適しているルアーだ。
まとめ
いかがだろうか。
オクトパッシングはマイナーな釣り方でも有名だが、ズッシリとしたタコならではの引きはオクトパッシングでしか味わうことはできない。
初心者向けのアドバイスとして、どの製品もズル引きのアクションで試してみて欲しい。
過度なアクションではタコは追いつくことはできない為、スローリトリーブが好ましいといえる。
是非、様々なルアーを駆使してオクトパッシングに挑んでみて欲しい。