アジングのアタリの合わせ方 | アジが釣れない時の対処方法【10項目】

アジングでのアタリの取り方は手首を軽く返すだけ。しかし、その前にスレてしまっては意味がありません。アジのアタリのパターンはアジの力に大きく左右されます。アジのアタリはあるのに中々、フッキングに持ち込むことができない方もいるのではないでしょうか。

今回、紹介するのは、アジングを行う上でスレが発生した場合の対処方法。アジの繊細なアタリを掴み取るための10項目に注目します。もしも、アタリはあるのにスレてしまう、このような状況に陥った時には以下の内容を参考にし、再チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

そこで、レポ部では・・・
アジングのアタリの合わせ方 | アジが釣れない時の対処方法【10項目】
をレポートします。

アジのアタリと合わせ

アジのアタリを感じとるのは難しいことではありません。ただ、合わせるとなると話は別。アジのアタリは数通りあるため、それぞれに合った合わせ方で対応する必要があります。悩んでいるとアウト。悩んでいる間にアジのバイトは無くなっていることでしょう。

アジのアタリは「吸い込み系バイト」

大きく分けると魚のアタリは噛み付き系と吸い込み系バイトの二通りが存在します。アジのアタリは吸い込み系バイト。プランクトンや餌を海水と一緒に吸い込むようにして捕食しています。豆アジ、小アジといったサイズの小さいアジは吸い込む力が小さい他、理論上では成体と比べると口の大きさが小さいため、大きい餌を捕食することができません。

アジのアタリの取り方

アジのアタリは「手首を返すだけ」で十分に取ることができます。アジの左右の口は薄く、もしも、左右の薄い部分に針が刺さっている際に大きく合わせてしまうと口切れを起こしてしまいます。アジのアタリは手首を返す動作で十分にフッキングへと持ち込むことができるので、決して、大きく竿を起こして強く合わせないようにしましょう。

アジのアタリの合わせ方

手首を返すという動作は竿を持ち上げる動作ではありません。腕と肘を動かさずに手首を上へと捻る動作を「手首を返す」と表現します。釣り竿を水平に保った状態で手首を返すだけで竿先が自然と上へと持ち上がります。

アジのアタリから見たバラシの対処方法

アジのアタリは様々。釣り人から表現される言葉としては「コツコツ」や「コツン」と言ったものから「プルプル」や「ブルルン」と言った表現までと様々です。実は、このようなアタリの表現のアジの状況は似通っているため、アタリの感覚を掴めてしまえば、後はその感覚に沿った対処法を行うだけでアジをフッキングまで持ち込むことができます。

コツコツ、コツン

合わせる必要性
  • 有り

コツン、コツコツといった小さなアタリはアジを含め、フグ、カワハギといった小さな稚魚の捕食行動でよく感じるアタリです。ただ、上記の状況におけるアジの場合はアジがソフトワームを吸い込むまでの時間は0.5秒未満とも言われているほどにシビアな物です。コツンやコツコツといったアタリは神経を研ぎ澄ます必要があり、もしも、このようなアタリがあれば即合わせを行い、アジをフッキングへと持ち込みます。

ブルブル、ブルルン

合わせる必要性
  • 有り

ブルブル、ブルンといった振動するような明確なアタリはアジが釣り針に引っかかった状況です。アジだけでなく、魚種全般に出る感じ方で分かりやすいハッキリとしたアタリが手元に伝わります。しかし、釣り針へと到達したアジが初めて違和感を感じる時で合わせを入れたとしてもタイミングが遅く間に合わない場合があります。ただ、このような場合でも合わせを入れます。フッキングへと持ち込める場合もあるので油断は禁物です。

グググ、グイーン

合わせる必要性
  • 無し

ブルブル、ブルルンという振動が長く続き、グググ、グイーンというソフトワームを持って行かれるような感覚に変化すれば既にフッキングされて反転しています。アジが釣り針に引っかかり、そのまま反転することで、自然にフッキングされた場合に起こる感覚です。この場合には合わせは要りません。反転して泳いでいる状態ですので陸向きへとリールを巻くだけで釣り針がアジの口へと食い込んでいきます。

ツー、スー

合わせる必要性
  • 有り

ブルブルという感覚が無く、静かにスーっと仕掛けが持って行かれる感覚の場合はアジの口にシッカリとフッキングしておらず、そのまま反転行動を起こしている可能性があります。このパターンは中型、大型のアジ、ゲストとしてはボラ、大型のサバやベラ等でも出現します。口元へと針が浅く掛かっている、または、掛かっていない状況ですので、この場合のアクションは必ず取ります。手首を返して必ず合わせを入れましょう。

短いアタリが続くとき【ショートバイト】

ショートバイトは小さく短いアタリのこと。アジングでは小さなアタリの感覚は感じるものの、それ以降のアクションが無くリアクションが途切れることを指しています。短いアタリが続くとき、ショートバイトの発生時の大きな原因は二つ。それは、群れや個体のサイズが小さい、低活性時に起こりうる現象です。それぞれに注目します。

群れ、個体が小さい

個体が小さい時には、アジの口が小さい、また、アジが吸い込む力が弱いなどの個体差から生まれる直接的な原因が関係しています。ソフトワームが大きいほどにアジの口にスムーズに入らなくなります。

活性が低い

アジの活性が低いときにもショートバイトは発生します。例えば、潮止まり、満腹時、低水温時など。アジの活性が低いと吸い込み時の力が弱くなる他、行動力も低下するので必要以上にルアーを追いかけなくなります。

アジングで釣れない時の対処方法

アジングではショートバイトを掴むことがキモ。ショートバイトを制する者はアジングを制すとも言われています。そこで、個体サイズが小さいとき、低活性時の対処方法を分けて解説します。アジングでの釣果にお悩みの方の参考になれば幸いです。

ソフトワームのサイズを変更

発生状況
  • 個体が小さい

突っつくようなショートバイトが多発するときはソフトワームの大きさを変更することで解決に導ける場合があります。ワームサイズを変更する理由は針先へと口元を近付けるためです。後ろからのショートバイトを取れるようにソフトワームのサイズを短くすることで針までの間隔を狭めることができます。

水面からアジの様子を見たことがある方ならご存知かと思います。アジは後ろから突っつくように餌を確かめている時があり、このような状況もツンツンというショートバイトの感覚に似ています。ソフトワームのサイズを変更することで針までの距離を狭め、吸い込み時には針先が口内へと巻き込まれやすくなります。

ジグヘッドの長さの変更

発生状況
  • 個体が小さい

突っつくようなショートバイトが多発するときはジグヘッドの長さを変更してみましょう。ジグヘッドの長さはシャンクの長さによって決まります。アジングでは横からのアタリに対応するようにショートシャンクが採用される場合がほとんど。ただ、後ろからのアタリの場合にはロングシャンクの方が有利なことは明らかです。

ロングシャンクはシャンクが長めに設定されており、ソフトワームの後部に針先が向くように作られています。後部よりのアタリを意識した形状でアジの突っつくようなショートバイトに有効的です。
ジグヘッドにはシャンクと呼ばれる部位が存在することをご存知でしょうか。この部位はお魚の食いに影響を与える部位として知られており、数々の議論がな...

アシストフックの装着

発生状況
  • 個体が小さい

アジのショートバイトを掴み取るためにジグヘッドにアシストフックを装着する方法もあります。アジングでのアシストフックはソフトワームの後部に装着します。アシストフックをソフトワームの後部へと装着することでソフトワームと一緒にアシストフックの針先もアジの口内へと吸い込まれていきます。

OWNER(オーナー) MA-01 マイクロアシスト フック シングル No.11783 ショート 釣り針

No.1
マイクロアシストフック

ターゲット:アジ メバル
メーカー:カルティバ
本数:6(本)

カルティバのアジ、メバル用のアシストフック。着脱が容易なアシストフックで瞬時に取り付けることができます。ショートバイト用に開発されたジグヘッド用のアシストフックでソフトワームの動きを妨げずにフッキングへと導きます。

ジグヘッドの重さの変更

発生状況
  • 個体が小さい

ショートバイトが多発する際にはジグヘッドの重さを軽くしてみましょう。アジの吸い込みの力が弱い低活性時やアジの個体のサイズが小さい場合に有効的です。ジグヘッドの重さが軽くなる程にアジの弱い吸い込み力でも吸い込まれやすくなります。

もしも、周りに豆アジ、小アジの存在が確認できるのであればジグヘッドの重さを軽くします。豆アジ、小アジの場合のジグヘッドは1.0(g)以下のジグヘッドが望ましいとされています。

アクションの変更

発生状況
  • 低活性

口を使ってくれるが大きく口を開けて吸い込んでくれない時には低活性の状態です。このような場合にはアプローチの変更が有効的です。タダ巻き、ゆったり目のアクションであれば、大きくキビキビとジグヘッドを動かすようなアクションを心掛けます。低活性の状況は無理矢理にアジの捕食スイッチを入れることで捕食行動を促すことができます。

アジングはタダ巻くだけで釣れる、というのは少し誇張した話。もちろん、アジは活性が高ければタダ巻くだけでも十分に釣れる可能性はあります。しかし、...

フック形状の変更

発生状況
  • 低活性

ショートバイトが多発する際はフック形状を変更してオープンゲイブを利用してみましょう。オープンゲイブは針先が外向きに設置された物で魚の口に針の先端が引っかかりやすく設計されています。少しでも針先に引っかかれば良いため、繊細なショートバイトでも十分に対応することができます。

ダイワ(Daiwa) ジグヘッド アジング メバリング 月下美人 SWライトジグヘッド SS OG 0.5g #10

No.2
SWライトジグヘッド

ターゲット:アジ メバル
本数:4(本)
タイプ:オープンゲイブフック

SWライトジグヘッドは魚の顔をしたジグヘッド。オープンゲイブフックとノーマルゲイブフックの二種が産出されています。中でも、オープンゲイブフックはアジング向けのジグヘッド。高い人気を誇るダイワのライトゲーム用ジグヘッドです。

ソフトワームに集魚効果を付加

発生状況
  • 低活性

ソフトワームに集魚効果を付けることでソフトワームに匂いや味を付けることができます。水中で拡散されることで低活性のアジの嗅覚を刺激し、高活性状態へと持ち込みます。スプレー、リキッド、パウダー、様々なフォミュラータイプが存在します。お持ちのソフトワームに付加することでアジの食い付きが良くなりますよ。

チヌパワーやチヌテン、グレテン等のエサ釣りに利用される印象が強い集魚剤。実はプラスチック樹脂や自然分解素材を利用して釣るルアーやワームを利用し...

ソフトワームの種類の変更

発生状況
  • 低活性

アジが中々食べてくれないときにはソフトワームの種類を変更してみましょう。低活性時には吸い込み時の力が弱まっています。大型のアジ、且つ、低活性時には弱い力でも吸い込む事が可能なストレートワームの利用をおすすめします。また、吸い込み時にスムーズに折り曲がる柔らかいマテリアルが採用されたソフトワームを選ぶようにしましょう。

カラーの変更

発生状況
  • 低活性

お使いのソフトワームの配色はそれで大丈夫でしょうか。ソフトワームのカラーは釣果やスレには関係ないと言われる方々もいます。ここで重要なのは、自分の納得できるカラーを利用すること。それは、論理的な思考に基づいたモノであれば、より信頼度が高くなります。自分の思考から導き出した満足したソフトワームの配色を選んでみましょう。

例えば、晴天の日にはアピール力を抑えるために渋い色のソフトワームを使う、また、ナイトゲームでは視界が狭まるため、グローなどのアピールカラーを利用する等の思考に基づいた配色の選び方をお勧めします。自分の納得したソフトワームの配色を利用し、それで釣果が出たのであれば嬉しいですよね。
アジを主旨として釣りを楽しむルアージャンル、アジング。アジングはワームで始まり、ワームで終わると言われるように頻繁にワームが利用されるルアーゲ...

層(タナ)を変える

発生状況
  • 低活性

アジの低活性時に有効的だと感じるのはタナの変更です。リトリーブでは釣れないけどリフト&フォールでは釣れたという場合、直接、アクションによって捕食行動が促されたことも考えられますがリフト&フォールによる誘いの範囲が広くなったことで釣果が変化したという線も大いに有り得ます。低活性時には更にタナを緻密に変化させてみましょう。

アジングのアタリを掴もう!

アジングのアタリを掴むにはアタリの感覚を掴み取るしかありません。これは、自分の経験上のアタリの感覚で人と感覚とは違う場合があります。しかし、コツン、コツコツというようなアタリは繊細ながらも、一度、体験してしまえば、後は楽にアタリを見分けることができます。まずは、アタリを感じとることから始めていきましょう。

スポンサーリンク