アシストフックを作成していると、どうしてもアシストラインの”中芯”が残ってしまう。
引っ張ってみると意外と強度があることがわかる。
それもそうだ、中芯もアシストラインと同じで、編み込まれて作られているからだ。
捨てるのはもったいないので”中芯”を使ってライトゲーム用のアシストフックを作成してみることにした。
用意するもの
用意するものは以下の5つだ。
今回は”小型~中型“を対象にしたアシストラインの作成を行いたいと思う。
- アシストラインの中芯(Short!80lbの中芯)
- 針(任意のサイズ)
- PEライン(任意のサイズ)
- 熱収縮チューブ(2.5mm)
- 瞬間接着剤
冒頭の画像はダイソーで販売されているメタルジグ(ジグベイト)の”18g”だ。
小型の青物・根魚を狙うならジグベイトの”18g”を推奨している。
100円で購入できる!さらには釣れる!素晴らしいメタルジグなのだ。
釣れる理由については以下のリンクを参考にしてほしい。
それでは早速アシストフックの作成に取り掛かろう。
アシストライン(中芯)の長さを決定する
2つ折りにしてアシストライン(中芯)の長さを設定する。
使用するメタルジグを隣において、針(フック)の位置を確認しながら設定してほしい。
「頭」に設定したい場合は短めに「腹」に設定したい場合は長めに取ると良い。
小型青物を狙いたい場合はメタルジグの「頭」に設定、すなわちアシストラインを短めに取るとよい。アジング・メバリングなどのアシストフックとして使用する場合は「腹の後ろ」、すなわちアシストラインを長めに取るとよい。
PEラインをグルグル巻きにする
PEラインをアシストラインに巻き付けて、アシストラインと針(フック)を固定する。
順序は以下のとおりだ。
- チモトを丸結びで2.3回キツく結ぶ。(余りのラインを多く取っておく)
- アシストラインをPEラインで埋めるようにグルグル巻きにしていく。このとき、余りのラインを水平にして、PEラインを絡めながら巻いていく。グルグル巻きにする際は、アシストラインをPEラインで締め付けるようにして巻いていくことが大切だ。
- 1往復巻くことができたら丸結びで2.3回キツく結び終了となる。
釣り針の軸の先端部分でハリスが付く部分の事。
チモト|釣り用語辞典
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瞬間接着剤で固定する
瞬間接着剤を使って”結び目”を基準に薄く塗っていく。
ジェルタイプの接着剤は止めておく。厚みができてしまうからだ。
熱収縮チューブは、綺麗な仕上がりを考えて”2.5mm”という小さなサイズを使用している。
厚みができてしまうと、仕上げに使う熱収縮チューブが入らなくなってしまう場合があるからだ。
熱収縮チューブでPEライン全体をカバーする
熱収縮チューブでPEライン全体をカバーする。
全体をカバーすることで、サゴシなどの歯が鋭い魚からPEラインを保護することができる。
この項目での順序は以下のとおりだ。
- 瞬間接着剤が完全に乾いたのを確認する。
- 熱収縮チューブをアシストライン側から通してPEライン全体をカバーする。
- ドライヤーで熱収縮チューブを温めて収縮させる。
熱収縮チューブが通らない場合は、ネジリながら入れると上手く入るだろう。熱収縮チューブを収縮させるときは、ライターを使用するのは止めておこう。ドライヤーの熱を遠くから徐々に近づけて熱収縮チューブに当てていくことが大切だ。これらの注意点を無視するとPEラインが焼けてしまったり、釣っている最中に何らかの支障が起きる可能性が出てくるのだ。
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まとめ
いかがだろうか?
アシストラインの中芯は捨てないでほしい。
レポート部長は”アジング・メバリング”などの釣り方で使用している。
比較的大きめな”アジ・メバル”を狙いたいときに使用すると良いだろう。
是非、試してみてほしい。