SNSはソーシャル・ネットワーキング・サービスの略称である。
SNSが若者の間で流行している事もご存じだろう。
その中でSNSを犯罪に利用する者が後を絶たないのだ。
今回のレポ部はSNSを使って起きた事件とSNSの未来についてレポートしていこうと思う。
もくじ
SNSを使った事件Case1:バカッター事件
「明らかに犯罪と分かっている事や世間的にしてはいけない事を面白半分で写真に撮り文章や画像をSNSにアップロードする事」
これをバカッター事件という。
- ピザハットの店員が記事を顔に張り付けてSNSに画像を文字付きで投稿した事件
- マックスバリューのアイスクリーム置き場に客が寝そべってSNSに画像を投稿した事件
- 洗濯機の中で7歳の子供(ダウン症の子供)を入れSNSに画像を投稿して死亡させた事件
- etc
ほとんどが若者の行為である。
社会的にしてはいけない事、一般的にしてはいけない事が判別できていないのかも知れない。
SNSを使った事件Case2:殺人事件
SNSを使って知り合った相手とトラブルが起き傷害事件になるケースが最近増えている。
SNSなどを使って出会いを求める場合のほとんどが以下の順序である。
- SNSで連絡を取り合う
- メールアドレスの交換
- 電話番号の交換
- 出会い
SNSによってはSNS内の機能に個人メールが付いてるものも少なくなく簡単に個別に連絡を取り合う事ができるのだ。
そのような中で起きた事件が女子高校生が殺害された「殺人事件」である。
男女関係のもつれが原因と言われているこの事件もSNSを使って起きた。
SNSの未来には犯罪が尽きない?
SNSを利用することによって起きる事件は後を絶たない。
これからもSNSを利用するユーザーが増えてくる事は確かだ。
私たちが出来る対策とは何なのか?
仮想と現実の違いを知る
メールでの会話と実際に会って会話するのとでは全く違う。
日常で嫌なことがあった場合などは「癒しを求める」ために出会いを求める方が多い。
そんな時に使ってしまうのがSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)だ。
メールでは優しく見えても、実際に会って会話をしていく内に相手の性格が分かってしまう。
そうすると会話もぎこちなくなり「人間関係のもつれ」となるのだ。
顔写真をアップロードする事の危険性
SNSは自分を表現する為に自分のプロフィールやサムネイル画像に自分の顔写真をアップロードし使う事ができる。
芸能人や著名人などは顔を売りにしている部分もある為、致し方ないだろう。
一般人が自分の画像を使う場合は以下の項目を確認して理解してほしい。
- 世界中の人に顔写真が広がる
- 顔写真が悪用される場合がある
- etc
著作権の侵害により他人の画像を使う事は禁止されている。
しかし、インターネット上に一度露出した画像はいつ使われても不思議ではないのだ。
「アダルトサイトへの悪用」や「商品パーケージでの使用」などなど。
著作権を無視した行為は日頃行われている。
そういった危険を生まないためにも今一度考えてみよう。
女性だけではない男性も注意が必要
男性も注意が必要だ。それは出会いを求めた「なりすまし」である。
SNSでは顔写真を入れ替えれる為、顔写真をすり替えることもできる。
過去の例に娘の写真を使って母親が男性とメールのやり取りをしていたという。
男性は写真の女の子とメールをしていたつもりが母親とメールのやり取りをしていたのだ。
これほど情けないことはない。
SNSを利用した男性を狙ったサクラや業者も増えてきている。
- 出会いを探している女性のフリをして男性にメールを送る
- メールにアドレスが表記されていてクリックさせようとする
- 電話番号、メールアドレスを聞いてくる
などの目立った行為が見られ、男性の方も要注意する必要がある。
男性の純粋な心を狙っているのだ。
SNSを使った勘違い事件
SNSは時に取り返しのつかない「勘違い事件」を発生させる場合がある。
女性は子供を連れて買い物をしていた所、男性が子供たちに携帯電話を向けている事に気が付いた。
女性はSNSを使って「不審者がいる」「家の子が写真で取られた」等のメッセージを発信。
女性のSNSは拡散し20000以上もシェアされた。
しかし実際は違い、妻の誕生日プレゼントを買う為にショッピングセンターを訪れていたこの男性は、子供達の近くにいたものの自撮りを楽しんでいる最中だったのだ。
SNSで発信!勘違いでした!では済まされない。
SNSには社会的責任が問われる場合もあるという事を理解しておこう。
SNSの未来は?
レポ部が考えるSNSの未来は…
- SNSの使う事での危険性
- SNSを使う事で引き起こされる事例
- SNSを使った社会的責任
などを教育として取り入れていく事だと思っている。
何かが起きてしまってからでは遅いのだ。
若者やSNSを使っている方に幅広く知ってもらいたい。
まとめ
SNSを利用している限り「決して自分の身には起きないだろう」という考えは捨てて欲しい。
「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の危険性を理解した上で使用する事」
が最も大切なのだ。