ワームを使った五目釣りの基本と基礎 – Shore Gomoku Fishing –

五目釣り(ライトタックル)

五目釣りとは、ターゲットとする魚種を選ばず、その海域に潜む、様々な魚をターゲットとする釣法である。

釣れる魚種が様々であることから、釣りの醍醐味である「何が釣れるかわからない」楽しさを体感することができる釣り方でもあるのだ。

最近では、五目釣り向けのルアーやワームが登場し、ルアーフィッシング界でも、幅広い年層からの注目を集めている。

今回は、気軽に五目釣りを楽しんでもらうため、ライトタックル仕様の五目釣り専用タックルについてご紹介しよう。

そこで、レポ部では・・・
ルアー&ワームを使った五目釣りの基本と基礎 – Shore Gomoku Fishing –
をレポートしたいと思う。
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五目釣りとは?

五目釣りの五目というのは、魚の種類が5種類という意味である。

アジ釣り・カワハギ釣り・タイ釣りのように、1匹のターゲットに絞るのでは無く、複数のターゲットを釣ることを目的とした釣法なのである。

本来、それぞれの仕掛けには、チヌの口に合わせたチヌ針、カワハギのおちょぼ口に合わせたカワハギ針など、ターゲットに合わせた仕掛けが存在する。

対して、サビキ釣り・浮き釣り・投げ釣りでは、アジ、イワシ、メバル、カサゴなどの幅広い魚種をターゲットにできるような針(フック)の形状に作られている。

このように、様々な魚種をターゲットにできる仕掛けを使用し、その海域に潜んでいる幅広い魚類(ターゲット)を釣り上げる釣法が五目釣りなのである。

ワームを使用して五目釣りを行う場合…

ワームを使った五目釣り、すなわち、ルアーフィッシングでの五目釣りを行うならば、ジグヘッドを使用するのが手っ取り早い。

ジグヘッドとは「錘付きのフック」のことを示し、ジグヘッドのアイ部分にラインをセッティングし、ジグヘッド自体にワームを付け、リールと竿(ロッド)を揃えれば、それだけで五目釣りを楽しむことができる。

ルアーフィッシングでの五目釣りは、タックル自体を軽量化し、ランガンタックルで釣りに挑むのがベストスタイルとなる。

五目釣りの釣れる季節は?

五目釣りはオールシーズン楽しむことができる。

  • 春(メバル・アイゴ・ベラ、etc)
  • 夏(アジ・イワシ・サバ・ウミタナゴ・カレイ・カマス・カワハギ、etc)
  • 秋(イサキ・カサゴ・クロダイ・キス、etc)
  • 冬(アイナメ・イシモチ・ソイ・ボラ、etc)

このように、一年中、楽しむことができ、季節に左右されないのも五目釣りの魅力だ。

季節・五目釣りで釣れる大まかな獲物については理解して頂けただろうか。

そこで、上記で解説した獲物をターゲットとするためにタックル自体を軽量化(ライトタックル)し、初心者でも気軽に五目釣りが楽しめるようなタックルスペックについて注目することにしよう。

竿(ロッド)

今回、紹介する五目釣り用の竿(ロッド)は、1グラム~12グラムまでのジグヘッド(ルアー)の重さに対応し、ソルトゲーム(ライトゲーム)用に開発された専用の竿(ロッド)だ。

アジ・メバル・ソイなどの特定の魚種をターゲットとした竿(ロッド)ではなく、五目釣りならではの幅広い魚種をターゲットとしたスペックを選択した。

竿(ロッド)の硬さは、ソルトゲームの中での中間に位置するしなやかさと柔らかさを持つ竿先をチョイスし、ポイントへの遠投を考慮した程よい長さ(7.0フィート)を基準に考える。

メジャークラフトから製品化されているソルパラシリーズのSPS-T762Mは、これらのスペックを満たしてくれている製品だ。

ディップはチューブラーディップ、すなわち、ソリッドディップよりも重めのルアーをキャストすることができ、遠投性を考慮した竿(ロッド)の長さ(7.62フィート)を持ち合わせている。

この竿(ロッド)で対応するルアーウェイト(wt)は0.5グラム~7グラムまでと軽量指数。

ただ、周辺の獲物をターゲットとするライトゲーム(五目釣り)では、十分過ぎる飛距離を稼ぐことができ、7グラムまでならば、ワーム・ミノー・メタルジグなどの様々なルアーをキャストすることができるのも魅力だ。

公式サイトにも書かれているように、コレ1本で幅広いライトゲームが楽しめる(様々な獲物が釣れる可能性を秘めた)ロッドなのである。

リール

ライトゲーム化した五目釣りの場合、ランガン&アクションの負担の2つを考慮し、軽量・頑丈・性能の3つを意識して選択する。

ポイントへの移動を頻繁に行うルアーフィッシングでは、移動に最適なリール、すなわち、軽さを持ったリールが必要不可欠であり、同時に、軽量リールを扱うことで、アクションがメリハリのある動きになる。

リールに頑丈さを兼ね揃えていれば、万が一、大物がフッキングした場合でもスムーズに対応でき、竿(ロッド)の負担をドラグ性能で補うことが可能なのである。

リールの値段はピンからキリまで存在する。

その中で、お勧めしたいのは、Daiwa(ダイワ)のリール「レブロス 2000」。

レブロスの目立った機能(スペック)は、

  • エアローター
  • トーナメントドラグ
  • アルミスプール
  • デジギヤII
  • ABSII (アンチバックラッシュシステムII)
  • クロスラップ
  • エアベール
  • ツイストバスターII
  • リアルインフィニットストッパー

快適に扱えるように、ライン絡みを減少させ、滑らかなライン放出を可能とした「アンチバックラッシュシステムⅡ」と「エアベール」を搭載。

アクション&キャスティングの多いルアーフィッシングでは必要不可欠な機能である。

さらには、「アンチバッククラッシュシステム」と「エアベール」を補助する機能「ツイストバスターII」が採用されていることで、キャスト時に出てしまう糸よれを削減し、ローラー回転をスムーズに行うことができる。

まさに、バッククラッシュに対処した高性能リール、すなわち、初心者に向けたルアーフィッシング入門リールと称して間違いのない性能(機能)を持っている。

糸(ライン)の選択

ライトゲーム化した五目釣りでは、メインラインにPEラインを使用し、その先にショックリーダーと呼ばれるリーダーを直結させる。

PEラインは強度が高い反面、ストラクチャー(障害物)に触れてしまうとすぐに傷が入ってしまい、切れやすくなってしまうというデメリットを抱えている。

PEラインのデメリットを補うために使用するのが、フロロカーボン製のショックリーダーだ。

PEラインのサイズは0.2号~0.6号を選択し、ショックリーダーのサイズはフロロカーボン製の0.6〜1.0号(2〜4ポンド)を選択すると良い。

それぞれについて詳しくレポートしていこう。

メインライン(道糸)

メインライン(道糸)となるPEラインのサイズは0.2号〜0.6号。

ただ、五目釣りでは、小さい獲物しかフッキングしてこないことも多々ある。

そんなときには、ラインを極細に設定し、手元に伝わる感度を高めることが大切だ。

ある程度の獲物の大きさならば、ショックリーダーを変更するだけで対処が可能。

しかし、明らかにメインライン(道糸)でラインブレイクが起こっているようならば、メインライン(道糸)を太めに変更し、再度、釣行する必要性があることは頭に入れておいてほしい。

初心者ならば0.2号といった繊細なラインを使用せずに、0.4号・0.6号を使用することをオススメしたい。

ショックリーダー

ショックリーダーには根ズレに対する処置・獲物に対する対応力の2つを兼ね揃えている。

別途、ショックリーダーを使用することにより、障害物(テトラ・岩礁・サンゴなど)に接触したときのダメージを軽減し、釣れる獲物のサイズによって、ライン強度を変更することが可能となる。

釣れている獲物のサイズが小さいならば0.6号〜1.0号(2~4ポンド)を使用し、休む暇もない入れ食い状態ならばリーダーは太めにしてフロロ1.0〜1.2号(4〜5ポンド)と使い分けることで釣果が格段と変化する。

ライトゲーム化した五目釣りを入門者から始めるならば、メインライン(道糸)には0.4号を使用し、ショックリーダーには0.8号をセッティングすることにより、五目釣りの標準的なラインシステムを組み上げることができる。

ジグヘッド&ワーム

ライトゲーム化した五目釣りでは、ジグヘッドの先に模擬エサ(ワーム)を装着する。

冒頭でも開設した通り、ジグヘッドとは「錘付きのフック」のことを示し、そのジグヘッドにワームを付けるだけで、ルアーによる五目釣りを楽しむことができる。

ライトゲーム化した五目釣りで使用するジグヘッドの重さは、0.5グラム~7グラムといった軽量のジグヘッド。

もちろん、軽量だとしても、ジグヘッドの重さに対応した竿(ロッド)のスペックを考慮した上で、ジグヘッドを選択することが大切だ。

製品名 対応(ルアーウェイト)
ソルパラシリーズ(SPS-T762M) 0.5グラム~7グラム

このように、対応した竿(ロッド)のルアーウェイト指数に、使用するジグヘッドのルアーウェイトが合致しているかを確かめた上で使用してほしい。

上記のスペックと合致したものを選択することができたら、次は、0.5グラム~7グラムまでのライトゲーム化した五目釣りに適したジグヘッドについて注目していくことにしよう。

ジグヘッドの選び方

五目釣り専用のジグヘッドは0.5グラム~7グラムまでを選択する。

0.5グラムは潮(波)に乗った自然な揺らぎを再現することが可能、すなわち、違和感が生まれにくい魚の食いに合わせたジグヘッドとなる。

対して、ジグヘッドのサイズが大きくなると、キャスティング時の飛距離が伸び、ポイントへの素早い投げ込みが可能となる。

ジグヘッドのタイプには様々存在し、ダートアクション・スローアクション形状などがピンからキリまで存在している。

そんな中でも、幾つか持っておけば便利なジグヘッドについて、簡単に紹介していこう。

違和感を少なくさせる?!食いのタイミングを広く取るジグヘッド

違和感・飛距離と共に標準サイズ?!五目釣りの定番ジグヘッド

飛距離は抜群!風の影響力を受けにくいジグヘッド

ワームの選び方

五目釣りで使用されるワームはジグヘッドと同じくピンからキリまで存在している。

そんな中でも、ライトゲーム化した五目釣りでは、匂い付きワームが使われることが多い。

匂い付きワームとは、メーカーが開発した集魚液に付けた模擬エサ(ワーム)のことである。

匂いの無いワームは見せる釣りなのに対し、匂い付きワームは視覚・嗅覚の両方から攻めることが可能となる。

普通の餌(エサ)と変わらないと思われがちだが、千切れやすい餌(エサ)に対し、匂い付きワームは模擬エサで製作されているため、耐久面といった性能面でも有利となる。

そこで、釣れると有名な模擬エサ(ワーム)について、簡単に紹介していこう。

匂い付きワームの定番?! – ベビーサーディン –

夜行カラーで夜も安心?! – 活アジ –

もはや餌の形にしか見えない?! – マルキュー –

まとめ

いかがだろうか。

今回は、ライトタックル仕様の五目釣りのタックル、並びに、ラインシステムの組み方、適正ジグヘッド・ワームのそれぞれについて解説した。

五目釣りは、釣りの醍醐味である「何が釣れるかわからない」楽しさとワクワク感を体感できる釣法である。

是非、この際に、ライトタックルでの五目釣りを楽しんでみてほしい。