常夜灯(集魚ライト)の下に集まる代表的な魚類のまとめ

モスクワに光る常夜灯

本来、常夜灯とは足場を照らすことを目的とした設置器具である。

防波堤には海に落下しないように、海と陸の境を目立たせる為に設置することが多い。

この防波堤に設置された常夜灯には、特定の魚が寄ってくる傾向にある。

ただ、何故寄ってくるのかは現在有効な説が実証されて無く、特定することはできないとされる。

明かりから発せられる紫外線、明かりに照らされることによっての部分的温暖、明かりに集まるエサを目視で判断し集合する視力的判断、光合成をするプランクトンが集合する生態系観点などの様々な理由があげれている。

そこで、防波堤の常夜灯に集まる魚類を独自に調査し、まとめることにした。

そこで、レポ部では・・・
常夜灯(集魚ライト)の下に集まる代表的な魚類のまとめ
をレポートしたいと思う。
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アジ、イワシ、サバなどの小魚 – Small fish –

優雅に泳ぐアジ

アジは常夜灯の周りに集まってくる魚類としても有名だ。

アジングでは明かりの付いている常夜灯周りが好ポイントとされている。

常夜灯にはアジの好物であるプランクトンが集まり、そのプランクトンを狙ってアジは寄ってくる。

いわば、常夜灯が撒きエサ効果を発揮するということである。

常夜灯周りでは、アジなどの小魚がピチピチ跳ねていることも多い為、跳ねている場所にサビキ仕掛けを投げ込み、アジなどの小魚を釣り上げるといった方法もある。

小魚の食いが良ければ、エサを入れていないサビキ仕掛けでも釣ることは可能だ。

イカ – Squid 

海中でエサを求めるイカ

魚類では無いが、常夜灯に集まる無脊椎動物(軟体動物)の代表格としては「イカ」である。

正確にはイカは光に集まるのでは無く、光に集まった小魚を目当てにして集まってくる。

プランクトンを目当てにした、アジ、イワシ、サバを、影からヒッソリと待ち構えているのがイカである。

したがって、光をピンポイントに狙うのでは無く、光と暗闇の境目を基準にアタックしていくと良い釣果に結ばれやすいとされている。

ただ、イカを捕食することで有名なタチウオ等が釣れている場合は、イカの出現率は下がってしまうことは確かだ。

タコ – Octopus –

体をクネクネするタコ

イカと同じ軟体動物である「タコ」も例外ではない。

タコの好物の代表格としては、カニ・エビなどの甲殻類だが、アジ、イワシなどの魚類もエサにする。

以下の動画を見てもらうと理解できるはずだ(タコがアジを捕食するシーン)

プランクトンに集まった魚もターゲットにする訳だが、ご存知の通りタコの動作は非常に遅い。

その為、常に泳ぎまわっているアジ(回遊魚)よりも、常夜灯に集まって来るアジの方が狙いやすいのだ。

イカの場合と同じく、明かりに集まってくる魚類を暗闇からヒッソリと狙っているのがタコなのである。

タチウオ – Hairtail –

きらびやかな体と立泳ぎで知られているタチウオも光の近くに寄ってくる。

ただ、この魚もエサとなる魚を狙ってやってくる為、暗闇と光の間でヒッソリと待ち構えていることが多い。

立泳ぎで有名なタチウオだが、捕食するときは立ちながら捕食する訳では無さそうだ。

以下の動画はタチウオがイカを捕食したときの映像である。

水中ライトに集まってきた小魚(カタクチイワシ、ヒイカ)を追って、タチウオの捕食スイッ­チが入っているのが分かる。

縦に捕食するのでは無く、いろんな角度からエサにアタックしているようだ。

カマス – Barracuda –

メゴチバサミで掴んだカマス

夜に活発になる魚の中でもカマスは有名だ。

常夜灯を狙ってカマスを釣り上げる釣り師もいるほどにナイトゲームでのカマスは釣りやすいとされる。

ただ、回遊してこなければ釣れることは無い為に、地域によっては全く釣れない場合もある。

現地の情報を前もって仕入れておき、カマスが釣れているようならば夜の常夜灯を基準に狙っていくと良い釣果が出ることは間違いない。

コマセを使用するサビキ釣りでも容赦なく食いついてくるが、その鋭い牙によりハリスが切られることが多い為、ハリスだけは太めの物を使用することを推奨する。

シーバス – Seabass –

迫力あるシーバス

シーバスは暗闇に潜み、近くを通ったベイトフィッシュを襲うという習性がある。

常夜灯の周りのベイトフィッシュはシーバスの格好のエサとなることは間違いない。

ただ、シーバスの場合は、あらゆる条件が揃っていないと食いついてこない場合がある。

シーバスは河口周辺の海域を好む為、海水を多く含んだ場所では釣りにくいことは確かだ。

河口域で常夜灯がある場所がシーバスフィッシングの好ポイントとされている。

海水と淡水が交わる河口域では植物性プランクトンが多く発生する為、ナイトゲームでは常夜灯の周りにプランクトンが集まりやすいのだ。

シーバスを狙うならば「河口域」の「常夜灯」を狙って釣行すると良い釣果に恵まれやすいのである。

まとめ

いかがだろうか。

今回、紹介した常夜灯に集まってくる魚類は、生態系により成り立っていることが分かる。

プランクトン < アジなどの小魚 < イカ、タコなどの軟体動物 < タチウオ、シーバスなどのフィッシュイーター

このように、常夜灯が生態系に及ぼしている影響は凄まじい。

この生態系を利用することによって、アングラーは故意に釣果を左右することができると感じている。

皆さんも、常夜灯の周りを基準に、それぞれの獲物をアタックしてみてはいかがだろうか。