サバイバルの基本である3つの心得を学ぶ – Four knowledge –

サバイバルで使ったキャンプファイヤー

もしも、過酷な環境に放り込まれてしまったら、貴方はどのような行動をとるだろうか。

  • 携帯電話も無い
  • 食べ物も無い
  • 水も無い
  • 家も無い

そんなときに役に立つ、サバイバル技術で最も大切と言われている3つの心得について注目することにした。

そこで、レポ部では・・・
サバイバルの基本である3つの心得を学ぶ – Four knowledge –
をレポートしていこうと思う。
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水の確保 – Securing water –

人間は、水がない過酷な環境では3日~4日で死に至る。

砂漠などの猛暑では2時間で体内にある70%の水分の内、40%の水が失われてしまうのだ。

このような過酷な環境で無いにせよ、水分補給が大切となってくることは確かだ。

水さえ確保すれば、食料が無くても21日は生きることができる。

ただし、火で沸騰させて消毒することを前提としている為、水の確保だけでは飲むことができない。

理由としては項目[火の確保 – Chimney Starter -]を参考にして欲しい。

これから、過酷な環境で水を探す手段について解説していくことにする。

砂漠

砂漠は「枯れた大地」とも言われているが、水が無いわけでもない。

とはいっても、遠くを観察すると、蜃気楼によって水たまりに見えてしまうので、それだけは注意したい。

高い砂丘に上って「緑」を探すことが一番ベストである。

緑が生い茂っているには水場があることが多く、水を確保しやすいと言われているのだ。

そして「鳥」を見かけたら迷わず鳥のいる方向へと向かうこと。

鳥がいる場所には水があることが多く、多くの動物達が水場として利用していることは間違いない。

植物から水を得る方法は以下の通りだ。

  • ビニール袋をかぶせ、植物の蒸発した 水分を集める
  • 植物の根っこを噛んで水分を取り出す
  • 穴を掘って湿った土を取り出して何かで包み絞る

ただし、微量しか水を取ることはできないことは確かだ。

枯れた大地と言われているだけあって、砂漠での生存率は少ないのが砂漠での現実なのである。

無人島

無人島では「川」「水たまり」「海」などから水を得ることが出来る。

川や水たまりの水は、十分に沸騰させて飲むことが前提となる。

海から水を得る場合は、海水を沸騰させて出る蒸気(蒸留水)を飲料とすること。

間違っても、海水を直に飲んではならないことを頭に入れておいて欲しい。

海水の塩分濃度は約3%に対して、人間の塩分濃度は0.9%と薄い。

飲み続けると腎臓がダメージを受けてしまい、腎炎を引き起こしてしまい死に至ってしまうのだ。

川、水たまりなどに溜まっている水も寄生虫などの心配がある為、沸騰させて飲料水とする。

その他の無人島で水分を摂る方法については以下の通りだ。

  • ヤシの実(水分、カリウム、ナトリウム、カルシウム、リンなど)
  • 湿っている場所の土を掘って1.2日待っていると水が自然と溜まってくる
  • バナナの木を下から30cmくらいのところで切って1日放置しておくと水が溜まる
  • 葉っぱなどに溜まっている朝露を飲料水とする
  • タオルなどを足に巻いて、朝露が溜まっている地帯をしばらく歩くと朝露がタオルに吸収されて、それを絞ることで水を摂取することができる。

実際には「火」を起こして、安定した環境で整ったリズムを作り出すことが望ましい。

  1. 水源の近場で住処を確保する
  2. 火を起せる環境を確保する
  3. 飲料水とできる水を手に入れる

このように安定したリズムを作り出せることがサバイバルの理想となる。

森林地帯

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森林地帯での水源の確保は、高い木に登って林の中にできる凹みを探すことが水源への道標となる。

辺りで1番高い木に登ると、周りを見渡せる他、日の登る方向、道路、山、などを確認することができる。

川が2つに別れている場合は繋がっている合流地点を目指し、太い川を選択して下流することで、いずれは川〜河口〜海へと、人がいる地域へと繋がっていくことになるのだ。

水源を見つけることができれば「火」で沸騰させて飲料水とするが、森林の豊富な地帯(アマゾン他)では、湿気が多く、火を起こすのが難しいのも頭に入れておいて欲しい。

森林などが生えていない山頂で遭難した場合には、1日の間に、どれだけの距離を降りられるかによって生存率は変化してくる。

山頂などは植物が育たない極寒な環境にある為、人間は数時間と生きることはできないのだ。

余っている体力を使って、木々が生い茂っている辺りまで降りることを意識して欲しい。

1000m下っただけでも気温が5〜6度上昇することから、生存率も大幅に上がる。

植物が育つことのできる地域まで下山することができれば、水の確保に取り掛かる。

水の確保については項目[水の確保 – Securing water – > 無人島]で解説したサバイバル技術を応用すればいいのだが、1つだけ違うことがある。

温度が5〜6度上がっても極寒であることには変わりはないのだ。

山でのサバイバルは、極寒ゆえに「火」が最優先されることが多く、スピーディーな対応が必要となってくることは間違いない。

火の確保 – Chimney Starter –

火がないと水は飲めない。

いや、飲んでもいいが、ジアルジアなどの感染症のリスクが高まることは確かだ。

それだけではない、川、水たまり、ドブなどの水には、動物達が水場として使用している可能性もある。

動物達が持っている細菌までもが、体内に侵入してしまうことを頭に入れておいて欲しい。

感染症を予防する上でも必ず、火で浄化(沸騰)してから飲むことを推奨する。

そして、火を用いることで危険な動物などから身を守ることができること。

ジャガー、ハイエナ、チーター、ワニなどの肉食類を始めとした危険な動物、ゾウ、カバなどの草食類の大動物に、人間の縄張りを知らせることを目的としている。

過酷な環境で「火」を手に入れる方法は以下のとおりだ。

  • キリモミ式(木を擦り合わせて摩擦熱によって火を作る方法)
  • ユミギリ式(弓に張った紐を心棒を中心に前後に動かして火を起こす方法)
  • マイギリ式(棒の両端に紐を通し、紐の真ん中に棒を絡ませる。擦り合わせる土台を製作して絡ませた棒を上下に動かして火を起こす方法)

ユミギリ式、マイギリ式に使われる紐は「靴の紐」を使用して行って欲しい。

しかし、上記の2つでは火が付かないことも多い為、糸を使用しないキリモミ式の方が有効か。

それぞれの火起こしの方法について見ていくことにする

キリモミ式

ユミギリ式

マイギリ式

寝床の確保 – Securing of bed –

水、火の確保ができれば、寝床の確保に移る。

水源の近場に寝床を確保する場合は「火」を絶やさずにすることが大切になってくる。

利用者は我々だけでなく、動物達の水場でもあるからだ。

チーター、ゾウ、鳥、ネズミ、ハイエナなどの動物達が頻繁に訪れることは意識しておこう。

その為にも「火」の維持は大切で、絶やしてしまうと、安心して寝ることさえできなくなるのだ。

その他の寝床を確保する時の基準については以下の通りだ

  • 高台に確保する(周りを見渡せる、洪水を未然に防げる)
  • 木上に確保する(動物に襲われる心配はなくなる)
  • 洞窟などの鍾乳洞に確保する(寝床を作る時間を短縮できる)

水源の近場に寝床を確保する場合は「蚊」「ハエ」などの微小生物に気をつけること。

蚊は水源の近くで卵を産んで孵化する為、夜になると二酸化酸素を発している人間の元へと真っ先に飛んでくる。

蚊、ハエという生物は微量単位ながらも様々な細菌を持っており、数ヶ所刺されただけでも、マラリア、黄熱、トリパノゾーマ、デング熱などの病気を引き起こしてしまう可能性がある。

女性でも男性でも蚊に噛まれやすい体質が存在している。

蚊は柑橘系の香りを嫌うので、シトロネラ、ゼラニウム、ラベンダー、ミント、レモン、レモングラス、ペパーミントなどを塗っておくと蚊除けにもなるのだ。

その他にも、シロアリを潰して体に塗りたくることで蚊除けにしたり、シロアリの巣を炙って煙を出すことで天然の蚊取り線香にもなる。

まとめ

いかがだろうか。

これまでに解説した3つの心得は、サバイバル技術の基本中の基本とも言われており、多くのサバイバー達が知っている情報となる。

万が一、遭難・災難してしまい、冒頭で解説した状況に置かれた場合には、サバイバルの知恵を振り絞り、現状を乗り切って欲しい。

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