夏の海が汚く見える5つの理由

IMG_1126.JPG

海水浴、釣り、シュノーケリング、海を利用する機会が最も多い季節が「夏」である。

突然だが、

  • 夏の海が汚く見えたことはないだろうか?

冬の海よりも、夏の海が汚く見える訳には5つの理由があると言われている。

今回は、夏の海が汚く見えてしまう5つの理由について注目することにしよう。

そこで、レポ部では・・・
夏の海が汚く見える4つの理由
をレポートしたいと思う。
スポンサードリンク

プランクトンの増加

プランクトン

夏は気温が高くなるために海の温度も自然と高くなる。

温度が高い海域を好んで繁殖するプランクトン、実際は、生きたプランクトンと死んだプランクトンが海中で混ざり合っている。

気温が低い冬の場合、海中の温度が低くなり、必然とプランクトンが増殖しにくくなる、すなわち、海は透き通って見えることが多い。

  • 濁って見える季節は気温の暖かい時期
  • 透き通って見える季節は気温が寒い時期

プランクトンは栄養を魚に届ける役割を持っている。

ただ、プランクトンが豊富に存在(異常繁殖)してしまうと、魚に与える影響は凄まじい。

プランクトンが異常繁殖することで水面が赤く見えることを「赤潮」、死んだプランクトンが大量に浮遊することで水面が硫黄色となることを「青潮」という。

海草の増加

藻

植物プランクトンは気温が暖かい季節に繁殖する、すなわち、植物プランクトンが豊富であれば、植物(藻)が豊富であることを考えた方が良い。

海が植物で覆われていれば汚く見えることはもちろん、海を利用するアウトドアを楽しむことはできない。

川の水の流れこみ

川

川から流れ込む水は、土・泥・砂利、様々な物質を海へと運んでくる。

河口付近では、上流から物質が運ばれることにより、信じられないほどに透明度が下がる。

川から流れ出る生活排水、栄養分を豊富に含んだ肥料を目当てにプランクトンは増殖する。

ただ、プランクトンが豊富であれば、数多くの魚介類が海域に集まる。

川の水が海へと流れ込むことで、様々な物質が海へと流れることになる、すなわち、数々の状況が折り重なる河口付近の海域は、濁った海を作りやすくなるのだ。

気候の変化

台風

風・台風・雨、気候の変化がもたらす海の変化は凄まじい。

このような経験はないだろうか。

  • 昨日まで透き通っていた海、雨が降った今日は少し濁っている

風・台風・雨による影響によって、波が激しくうねり、海底の砂が巻き上げられ、様々な細かい粒子が混ざり合うことで、海域が濁ってしまっている。

波予測であるように「台風に伴う高波」というセリフを聞いたことがあると思う。

これは、強風が吹くと水面には波が立ち、周りへと広がる特性を持っているからだ。

普段は綺麗な砂浜の海岸でも、強風・大雨の後は、海面が濁り、ゴミなどの漂流物が打ち上げられている。

水質の変化

沖縄の海

気温・水温が高い沖縄では珪藻(ケイソウ)が多くプランクトンも豊富である。

ただ、違うところは、沖縄の海は透き通って見えている。

その理由は「水質の違い」と「サンゴ」にある。

沖縄の水質の管理は豊富な「サンゴ礁」によって行われている。

サンゴの主な働きは、

  • 水質の浄化
  • 二酸化炭素を減らす
  • 臭いの浄化
  • 天然の防波堤

豊富な数のサンゴによって、沖縄の水質は保たれているのだ。

2つ目に「水質の違い」がある。

沖縄付近に流れているのは、黒潮と呼ばれる海流が流れている。

黒潮ではプランクトンの発生が少なく親潮(本州)と比較して魚介類が少ない環境下にある。

これまでに解説したとおり、プランクトンが発生しにくい環境であれば、魚の栄養価は少ないものの、海を綺麗に保つには適した環境だといえる。

まとめ

いかがだろうか。

今回、紹介したのは、夏の海が汚く見える5つの理由である。

プランクトンは魚介類の栄養源、すなわち、プランクトンが発生しないと魚介類を取ることができない。

しかし、プランクトンが異常発生してしまうと「赤潮」となり、酸素濃度低下(窒息死)を引き起こす引き金となってしまい、結果、漁業・養殖地域では多大な被害を被ってしまう。

是非、水質が濁った海を見かけたら、上記の内容を思い出して欲しい。