投げサビキ(遠投サビキ)釣りの基本と基礎 – Fly Sabiki Fishing –

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皆さんは「投げサビキ」「遠投サビキ」といった釣り方をご存知でしょうか?

遠投することによって、落とし込むサビキ釣りよりも大きな魚を狙うことができるので、幅広い年層のユーザーから親しまれている釣り方です。

このページで紹介している投げサビキの仕掛けは「とってもシンプルにセッティング」することができるので、初心者の方でも簡単に釣りを楽しむことができます。

そこで、レポ部は・・・
投げサビキ(遠投サビキ)釣りの基本と基礎 – Fly Sabiki Fishing –
をレポートしたいと思います。
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投げサビキ(飛ばしサビキ)釣りとは?

投げサビキの対象魚はアジ・サバ・メッキ・サゴシ・カマスなどといった回遊魚の他にも、ガシラ、エソ、カワハギなど、ターゲットを選ばない釣り方としても有名です。

比較的に大きなサイズの魚が釣れるので、普通のサビキ釣りに飽きてしまった場合は、挑戦してみてはいかがでしょうか。

一般的に「ちょい投げサビキ」「投げサビキ」と言われおり、親しみやすい名前から、幅広い年層に愛されている釣り方です。

仕掛けは通常のサビキを遠投用にしたものでシンプルです。

簡単な投げサビキの仕掛けは?
  1. メインライン(道糸)に「浮き止め」をセットする。
  2. メインライン(道糸)に「シモリ玉」をセットする。
  3. メインライン(道糸)に「浮き」をセットする。
  4. メインライン(道糸)に「シモリ玉」をセットする。
  5. メインライン(道糸)に「浮き止め」をセットする。
  6. メインライン(道糸)に「サビキ針」をセットする。
  7. サビキ針の反対に「コマセカゴ」をセットする。
「浮き」と「コマセカゴ」の号数はチェックしてください。重さ(号数)は同じものを用意します。浮きの号数が10号ならば、コマセカゴの号数も10号を選択するのが基本です。これらの基本を守らなければ「浮き」が「コマセカゴ」の重さに耐えられずに沈んでしまったり「浮き」が寝そべってしまって釣りになりません。

投げサビキの釣れる季節は?

投げサビキの理想の季節は、5月から11月までと言われています。

温かい水温・気温の場所は、魚が接岸してくるので釣れやすくなり、寒い季節は、数釣りは望めない代わりに、大物サイズを狙うことができます。

秋終わり、真冬といった気温(水温)が著しく低下する季節は、魚は温かい海域へ向かって旅立ってしまうからです。したがって、サビキ釣りは比較的に温かい春~秋までがベストシーズンと言えるでしょう。

反対にオフシーズンと呼ばれる時期、すなわち、「秋」「冬」の寒い時期に、投げサビキで釣果を得るには、釣行する時間帯を考慮しつつ、効率の良い釣り方を行う必要性があります。

  • 満潮直前の潮が動いているとき
  • 捕食時間(マズメ)を中心に狙う
  • 干満の前後1時間を目安に狙う

このように、釣れる時間帯を考慮しつつ、効率の良い時間帯を探すことが釣果へと繋がります。魚が餌を求めて接岸してくるタイミング「マズメ」は、特に見逃さないようにしてください。

朝マズメ:夜が明けて明るくなり始めた時刻から日の出までの時間

夕マズメ:日没前後から暗くなるまでの時間

冬に釣れない場合の対処法

真冬の海は綺麗だと感じたことはありませんか?

それは、海水温度の低下でプランクトンが存在しなくなっているからです。

プランクトンが居ないということは、プランクトンを捕食する魚たちも存在しません。

そのようなときには、場所を移動するか、餌(エサ)が集まりそうなポイントを「足」を使って探し出すことが釣果に繋がります。

  • テトラポット
  • 海草
  • 木の陰
  • 漁船の陰

冬は、メバル・アイナメ・ソイ・ガシラなど、根魚が活発になる時期です。

上記のポイントに隠れていることが多く、植物プランクトン等の餌(エサ)を捕食しています。

ポイントを見つけ次第、周辺に仕掛けをキャストし、根魚を誘ってみてください。

神経質にピンポイントを狙わなくても、周辺に放り込むだけで、魚の方から餌(エサ)を食べに来てくれます。投げサビキ釣りで、集魚効果を兼ねている「アミエビ」が用いられるのは、周りの魚を誘い出し、縛り付ける役割を持っているからです。

釣れる場所

投げサビキ釣りは、防波堤・岩場・テトラポット、場所を選ばず楽しむことができます。

ただ、「沖に面した場所」や「水深が深い場所」を、ポイントとして釣りを行うことが理想的です。すなわち、内湾と比べて外湾は、潮の流れが良く、青物が流れに沿って動きやすい海域となります。(内湾に青物が居る場合は除く)

そして、以下の条件が揃うほど、適したポイントとなります。

  • 沖に面した場所(青物の回遊エリアに沿う)
  • 水深が深い場所(探れる水深が多い)
  • 障害物が少ない場所(根掛かりを回避)
  • 潮が集まる場所(プランクトンが集まる場所)
  • 小魚が跳ねている場所(ナブラ現象)

水深が深ければ色々な海層を探ることができます。

昼間のアジ、サバは海底にいることも珍しくありません。

上記で示したポイントへとキャストし、大型サイズの魚達を狙ってみてはいかがでしょうか。

竿(ロッド)の選択

投げサビキの竿は遠投するために長い竿(ロッド)を使用します。

遠投磯竿の3~5号で4~5m前後の物で錘負荷は12号を投げれる竿(ロッド)が理想です。

悲しい
投げ竿では釣れない!
落ち込む
飛距離が出ないし、粘りがない!

このように「投げ竿では釣れない!」という意見を聞いたことがあります。

しかし、そのようなことはありません。

確かにキャスト性能(飛距離)に関しては、遠投磯竿に劣ります。ただ、釣果に影響が出るかどうかは状況次第です。

スペックが高い竿(ロッド)を使ったからといって、釣れるとは限らないからです。

まずは、お持ちの竿(ロッド)を使って、投げサビキ釣りを試してみてはいかがでしょうか。

リールの選択

リールは「ドラグ性能が良いもの」「壊れにくいもの」の2点を重視して選びます。

サビキの場合は、一度に沢山の魚が釣れる可能性があります。

さらには、個々のサイズが大きいので、リールのパワーが重要になってきます。

リールのサイズは2500番~3000番が理想です。

ハイギアタイプを選択しておくと、大物が掛かったときに安心して寄せることができます。遅い巻取り(スロー)を軸とした釣り方ではないので、早く仕掛けを回収し、次の餌(エサ)をスムーズに投入できるようにハイギアタイプを選択することが理想です。

リールに関しては、

  • 強度のあるリール
  • ハイギアタイプ
  • ドラグ性能

上記の3つの点を基準にして選択することを視野に入れてください。

ラインの種類とサイズは?

PEラインの1.5~2.0号を推奨します。

PEラインのメリットは、

  • 伸びが少なく強度に優れる(引っ張り強度に優れる)
  • 飛距離が伸びる(軽い)
  • 沢山巻ける(細い)

飛距離を出す上では「軽い」というメリットは大切です。さらには、大物釣りと数釣りを兼ねた「投げサビキ釣り」では「強度」を考慮しなくてはなりません。

何より、沢山巻くことができるので、消耗品となるラインを、頻繁に取り替える必要性は無くなります。

ルアーゲーム、餌(エサ)釣り、様々なジャンルで使われることの多い「PEライン」は、投げサビキ釣りに適したラインであると感じます。

投げサビキの針のサイズは?

投げサビキの針のサイズは「普通のサビキと同じ」か「少し大きいサイズ」を使います。

「6号」か「7号」をオススメします。

6号を使ってみて釣れるサイズが大きければ、7号を使用してみましょう。

投げサビキの場合は、針の大きさよりも、ハリスの太さが重要です。

カマス・サワラ・タチウオといった「歯の鋭い魚達」に遭遇すると、ハリスが千切られてしまい、釣りになりません。

  • 市販で売られている針では心もとない!

このような方は、サビキ針の自作に挑戦してみてはいかがでしょうか。

ハリスを太くして、針を「6号」か「7号」に設定すると、理想の投げサビキ針の完成です。

6号・7号で釣果が出ない場合は、1サイズ小さいサビキ針を使うと釣果が出る場合があります。落とし込みのサビキ釣りと、釣れるサイズが変わらないですが「釣れないよりかマシ!」と思われる方はお試しください。遠投するなら大きいサイズを狙いたいですよね。

コマセカゴが進化した「天秤型スマカゴ」とは?

コマセカゴが進化して登場しました。投げサビキ釣りの画期的なアイテムの1つです。

アミエビの放出量も、本体下部分についているゴムリングで調節が可能です。

状況によって使い分けることで、エサの持ちがよくなり、長いこと水深を探れるので、エサを落としている最中に全て無くなることはありません。

天秤(上部)の先にはサビキの針をセットし、横の天秤(横部)の先には違うエサを付けることも可能です。

(商品情報:第一精工から販売されている天秤型のスマカゴ。適合ウキは10号です。)

浮きの選び方

「浮きの号数」は「オモリの号数」と深く関係しています。

オモリに「適合浮き10号」と書かれていれば、ウキは「10号」を選択しましょう。

「適合浮き8号」と書かれていれば「8号」という感じに、同じ数字を選んでください。

電気ウキを使うと夜の投げサビキ釣りでも「アタリが見えない!」なんてことはないでしょう。

しかし、電気ウキは電池の重さがあるので、どうしてもウキ自体が重くなってしまいます。

飛距離は出ますが、竿(ロッド)のオモリ適合号数も考慮しなければならなくなります。

投げサビキでは「オモリの無い通常の浮き」を使用して釣行することを推奨します。

必ず「浮きの号数」と「コマセカゴの号数」は同じものを選択してください。初心者の方は間違えてしまいますので要注意です。以下で紹介しているウキはケミ式と言って、ウキ上部に「ケミホタル」と呼ばれる発光物質を装着できるようになっています。発光物質を「パチン!」と半分に折ると光を発する便利なツールです。夜のサビキ釣りを楽しみたいという方は「ケミライト」を「ウキ」に付けて楽しんでみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

投げサビキは、

  • ちょっと小さいサイズの魚ばっかりで飽きてきた!

このように感じる方にオススメしたい釣り方です。

仕掛けもシンプルで簡単なので「サビキで釣れなかったら遠投サビキに切り替える」という方法もありますよね。

是非、投げサビキ釣りで、強い引きとファイトを楽しんでください。